22/23 ブンデスリーガ 第7節 vs Borussia Mönchengladbach マッチプレビュー

22/23 1.ブンデスリーガ 第7節 Borussia Mönchengladbach戦のマッチプレビュー

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試合情報

22/23 ブンデスリーガ 第7節 vs Borussia Mönchengladbach

日時:

2022年9月17日(土) 18:30(日本時間25:30) KO

場所:

BORUSSIA-PARK (Mönchengladbach)

放送媒体:

スカパー! CS800
プレミアムサービスCh.580
SPOOX(ブンデスリーガLIVE)
SPOOX(サッカーLIVE)

主審:

Patrick Ittrich(43)
・昨季の試合でLeipzigは1勝。
・昨季の試合ではM'gladbachは担当なし。

過去の対戦成績(全12試合):

Leipzig 7勝(23得点)
M'gladbach 2勝(15得点)
3分

BORUSSIA-PARKでの成績(全6試合):

Leipzig 4勝(9得点)
M'gladbach 2勝(7得点)
0分

その他データ

・今節は両チームにとって、今季のブンデスリーガで3度目となる土曜日18:30KOの試合となる。ここまではLeipzigが2戦2敗で、M'gladbachが2戦2分。

・過去2シーズンのこのカード(全4試合)は全てホームチームが勝利。

・Leipzigは対M'gladbachを得意としており、ブンデスリーガでの7勝は対Hertha BSCの10勝に次ぐ2番目に多い勝利数。得点数も3番目に多く、Hertha BSCに対する31、Augsburgに対する25の次に多い24得点を記録。

・Leipzigは今季の全ての公式戦のアウェイゲームで勝ちがない。(1勝3敗)

・Leipzigはブンデスリーガでのアウェイゲームでここ5戦勝ちなし。(2分3敗)

・LeipzigはMarco Rose初陣となった前節のDortmund戦を3-0で勝利し、今季2勝目を記録。リーグ戦で2得点以上を記録した初めての試合でもあった。

・LeipzigはDominik Szoboszlaiがブンデスリーガで得点を記録した6試合全てで勝利。

・M'gladbachは今季ブンデスリーガ6試合で5失点で、Union Berlinに次ぐ2番目に良い数字を記録。昨季の1試合当たりの失点数1.7から大幅な改善。

・M'gladbachは今季のホームでのリーグ戦は2勝1敗。

・LeipzigのTimo Wernerは8得点で対M'gladbachのチーム最多得点者。4得点のChristopher Nkunku、2得点のMarcel Halstenbergが続く。

・今季のLeipzigのブンデスリーガでの9得点のうち、Nkunkuが4得点を記録。

・M'gladbachのJonas Hofmannは4得点で対Leipzigのチーム最多得点者。2得点のAlessane Pleaが続く。

・M'gladbachのYann Sommerは今季のリーグ戦トップの87.5%のセーブ率を記録。

・M'gladbachのMarcus Thuramは今季のリーグ戦6試合でチームトップの3得点を記録。

・Leipzig監督のMarco Roseは自身の監督キャリアにおいて対M'gladbach戦で1勝1敗。

・M'gladbach監督のDaniel Farkeは自身の監督キャリアにおいて初めてのLeipzig戦。

・Rose対Farkeの対戦は選手時代を含めても今回が初めて。

対戦相手情報

昨季成績:

ブンデスリーガ 10位
 勝ち点45 54得点 61失点  
 得失点差 -7
DFB Pokal 1回戦敗退

直近5試合の成績:

2022/9/11
22/23ブンデスリーガ 第6節
vs SC Freiburg
△0-0

2022/9/4
22/23ブンデスリーガ 第5節
vs FSV Mainz 05
×0-1

2022/8/27
22/23ブンデスリーガ 第4節
vs Bayern München
△1-1

2022/8/19
22/23ブンデスリーガ 第3節
vs Hertha BSC
〇1-0

2022/8/13
22/23ブンデスリーガ 第2節
vs Schalke 04
△2-2

監督コメント

RB Leipzig監督 Marco Rose

敵地Gladbachで予想される雰囲気について...。
自分が影響を与えられるのはほんのわずかな範囲であるからこそ、自分はあるがままを受け入れるだけだ。明日は大事な試合だし、チームと一緒にとても濃い数日を過ごしてきた。Gladbach戦のために集中して準備をしてきたし、グラードバッハはいつも通り熱くて素晴らしい雰囲気になると思う。
Gladbach監督のDaniel Farkeについて...。
個人的には彼のことはまだ知らない。しかし、彼がDortmund U23を監督し、その後イングランドに渡ったことは知っている。Norwich Cityで大成功を収め、チームと共に昇格した。現在のGladbachで見ることができるように、基本的に彼は見ていて美しいサッカーのスタイルを志向している。ポゼッションを多用しているし、選手たちも彼のやり方を気に入っている。Gladbachは難しい1年を経て、良いスタートを切ることができた。自分はDanielを同じ監督として高く評価しているし、個人的に彼と知り合うことを楽しみにしている。それでも、明日はもちろん勝ちたい(笑)
現在のチーム状況について...。
基本的に我々のスカッドはあまり大きくなく、Lukas Klostermann, Dani Olmo, Konrad Laimerと重要な選手が現時点で負傷している。それでも、明日は非常に良いメンバーがピッチに立つだろうし、ベンチにも何人かの選択肢がある。明日に向けては良い感じだ。Sanoussy BaとHugo Novoaという若手もいるし、彼らは良い取り組みをしているように見える。来たる代表ウィークではユースのトップタレントをトレーニングに参加させることも考えている。
ボールを多く保持するGladbachのプレースタイルについて...。
自分も自分のチームでボールを保持することを好む(笑) ただもちろん、常に全体をまとめて考えなければいけない。ボールを保持していない時にはボールを奪取したいと考える。Gladbachはそれが非常にうまく、相手を走らせ、引き寄せることで中央にスペースを作る。この点で、Borussia DortmundとReal Madridとの2試合は、ある意味、Gladbach戦の青写真となった。2試合とも非常にうまくいったし、明日も思い切って同じことをやろうと考えている。ただ、ボールを追いかけるだけでなく、自分たちでボールを持ちたいと考えている。だからこそ、エキサイティングな試合になるだろう。
ボールを持っている時にBorussiaはハイプレスができるチームだ。例えばJonas Hofmannはその点では抜群にうまい。Gladbachは前に出てくるDFが多く、ダイナミックな選手が多い。だからこそ、自分たちはどんなことにも、ハイプレッシャーにも対応し、解決策を見出さなければならない。Gladbachで直面する課題は非常に複雑なものだ。
BorussiaのGK、Yann Sommerについて...。
Yannはまず、女の子にモテる男だ。婿養子タイプだ。ギターも弾けるし、教養もあり、博識で、とにかく心地良い人であり、素晴らしいGKだ。Gladbachには彼らのおかげで本当に強力な後ろ盾がある。それは自分がクラブにいたときから既にそうだった。
自身のGladbach時代について....。
個人的には良い日々だったと思っている。素晴らしい人たちと知り合えたし。クラブではCLへの出場権を獲得した。Jonas HofmannとFlorian Neuhausは自分が監督をしていた時にドイツ代表選手になった。自分たちは軌道に乗ることができた。でも、うまくいかなかった最後の6カ月も、もちろんその一部だ。結局、国際大会に出るという目標には1ゴール足りず、8位に留まった。それ以外のことに影響を及ぼすことはできない。今でも、選手やクラブ、スタッフなど地域の多くの人たちと連絡を取り合っている。全体として、とてもいい時間だった。
RB Leipzigのコーチングチームについて...。
もちろん、コーチングチームのことも考えているし、役割分担の面でも、こうした考えは今のところうまくいっている。マッチプランの作成から試合のフォローアップまで、分析の全ての局面にチームが関わっている。 
Frank Geideckは特にチームとの距離が近く、ハーフタイムのスピーチには特に深く関わっている。Alexander Zicklerは最近の試合でとてもよく機能している基本的なシチュエーションを担当している。そしてMarco Kurthは主にプロチームとユースのタレント、医療部門やコーチングチームとの間の連絡を担当している。自分のチームと一緒に仕事をするのは本当に気持ちが良いし、楽しい。はっきりと責任の分担をしていても、最終的には全てを一緒にやるんだ。
より強度が増したここ数試合のLeipzigのサッカーについて...。
場合によっては、ここ数試合でスプリントの数が増えている。常に監督のアイデアが問われるわけだが、今のところみんなそれをよく実行してくれている。非常に積極的なプレースタイルがこのクラブの特徴であり、自分たちの目指すところでもある。自分たちのスカッドもそのために作られています。例えば、David Raumはクロスを上げたり、攻撃的に絡むのが好きなタイプの選手だ。選手たちは何事にも耳を傾け、実行しようとしているのが分かるし、この道を歩み続けたいと思っている。それを示すことができる良い事例が既にあり、それが良い結果に繋がっていることを実感している。これは良いことだ。

M'gladbach監督 Daniel Farke

スカッド状況について...。
Tobias Sippelが肩関節を脱臼し、3~4週間ほど休養することになった。Nico ElvediとTony Jantschkeは、Tonyがまだ完全に痛みが取れていないとはいえ、かなり良くなっている。でも彼はタフな男だから、今週末も出られると思う。Nicoについても、自分は彼がメンバーに入ると思っている。少なくとも彼の身体は今のところ張りに対する反応を示していない。Alessane Pleaのリハビリは今のところ順調に進んでいる。もしリハビリに後退がなければ、代表ウィーク後の最初のブンデスリーガの試合で彼が再び戻って来ることを期待している。
板倉滉とFlorian Neuhausの欠場について...。
2人の重傷者は週の初めに対処しなければならない大きな痛手だった。もちろん、あのようなレベルの選手が欠場すれば、仕事がやりやすくなるわけがない。でも、自分は選手たちやチーム全体を信頼している。あとは、他の選手たちが仕事をするのみだ。
BorussiaとRB Leipzigの比較について...。
道のりにおいて、自分たちはまだRB Leipzigのようなトップチームではない。それでも、土曜日にこの相手と自分たちの実力を測りたい。特に自分たちは調子が良いので、ファンの応援があれば、どんな時でも何かが可能だ。自分たちは敬意に満ちているが、試合を楽しみにしているし、勝ち点を手にしたいとも思っている。
RB Leipzig戦のマッチプランについて...。
複合的なチームのパフォーマンスが必要だが、それをピッチで発揮することも自分たちが要求していることだ。Leipzigは切り替えが非常にうまく、早いため、簡単にボールを失うことは許されない。また、Leipzigは常に深いエリアを攻めてくるから、カウンター攻撃と奥行きの確保をしっかりしなければならない。しかし、Freiburg戦での前半にできたように、自分たちが優位に立ち、試合のリズムを決めることも必要だ。また、トップレベルのチームとの対戦ではそれほど多くの明確なチャンスを得ることはできないから、もっと効果的にチャンスを掴まなければならない。
プレーシステムの変更の可能性について...。
基本的なフォーメーションを変えるかもしれない。今シーズンはボールに対する様々なパターンでプレーしてきた。長く一緒に仕事をすればするほど、より柔軟になりたいが、それと同時に基本的な要素を疎かにせずにやっていきたい。システムに固執しているわけではない。様々なフォーメーションでプレーすることができる。しかし、自分たちのアイデンティティが常に明確に体現され、Borussia Mönchengladbachがプレーしていることを人々に理解してもらうことがより重要なことだ。
対戦相手について...。
他のクラブで監督が変わると、試合の準備はいつも少し難しくなる。でも、RB LeipzigとMarco Roseがどんなサッカーを標榜しているかは知っての通りだ。しかし、選手選考や基本的な方向性という点では完全に予測することはできない。それはともかく、相手はブンデスリーガの中でも格別に質の高いトップチームだ。LeipzigはDortmundやBayernと共にリーグ屈指の陣容を誇っている。自分は彼らがトップ4でシーズンを終えられると確信している。
Marco RoseのMönchengladbachへの帰還について...。
自分はまだMarco Roseと個人的に会ったことはない。しかし、彼の監督としての資質については高く評価している。彼がこれまで指導してきたクラブを見れば、それがよく分かる。彼が戻って来ることで感情が揺れ動くことはごく普通のことだ。でも、プロの世界では常に昔の仲間とも再開するし、選手たちにとっては大した問題ではない。彼らは目の前の仕事に集中し、ただ良いサッカーをして、良い結果を出したいと思っている。
Borussiaのファンの応援について...。
商業主義の中で忘れられがちなことだが、自分たちはファンのためにサッカーをしている。サッカーはファンがいないと成り立たないものだから、ファンが思っていることや感じていることを自分が伝えることはしない。これまではサポーターは自分たちが披露するものをとてもよく理解してくれている。週末も他のクラブに不快感を示すのではなく、自分たちを後押ししてくれるファンを信頼している。それがLeipzig戦の成功につながるので、とても良い、ポジティブな雰囲気になることを願っています。 
Stefan Lainerの現状について...。
Stefanはブンデスリーガでも代表でも経験豊富な選手だ。自分は何度か彼への感謝の気持ちを伝えてきた。彼のプロ意識、信頼性、メンタリティを高く評価している。彼はこれまで難しいシーズンに対処しなければならなかった。彼は始動が遅かったし、病気でもあった。そのため、Joe Scallyが当面の間、右SBとしてプレーし、良い仕事をした。今、Stevieはさらに12日間の離脱を余儀なくされ、またリズムを崩してしまった。とはいえ、彼がいてくれるのはありがたいことだ。
Markus Thuramの現在のコンディションについて...。
Tikusにはとても満足している。彼はコンディションも上がってきているし、精神的にも良い状態にあり、完全に集中している。これまで彼は非常に良いパフォーマンスを見せ、多くの危険なシーンを作ってきた。個人的な成果も非常に良い。ストライカーである以上、チャンスを生かせないのも試合の一部だ。ただ、Tikusはずっとこのポジションでプレーしてきたわけではなく、CFとして一貫性とリズムをもたらすために、まだ試行錯誤を続けているところだ。彼はチームのために懸命に働き、質の高いフィニッシュを持っている。それはすでに証明されている。これからもたくさんゴールを決めてくれるだろう。もし彼が毎試合ハットトリックを決めていたら、おそらく彼はもうここでプレーしていないで、もっとお金のあるクラブでプレーしているだろうね。
Marvin Friedrichの役割について...。
Marvinはプレシーズンの大部分で守備陣の主役を務めていたが、最終盤は残念ながら欠場してしまった。それでも、自分は彼をレギュラーとして数える16, 17人の中心選手の1人だと考えている。絶対に頼りになる存在だ。Marvinはとても信頼できる、戦術的に賢い選手だ。経験に加え、体格の良さからヘディングの威力もある。彼と共にアウェイで無失点を演じたのは偶然ではない。彼がフィットし、先発の選択肢となったことは喜ばしいことだ。

選手コメント

なし

予想先発メンバー

Leipzig

kicker(4123)

Gulácsi© - Henrichs, Orbán, Gvardiol, Raum - Schlager - Haidara, Kampl - Nkunku, André Silva, Szoboszlai

Bild(4231)

Gulácsi© - Henrichs, Orbán, Gvardiol, Raum - Haidara, Kampl - Szoboszlai, Werner, Nkunku - André Silva

Bundesliga(4231)

Gulácsi© - Henrichs, Orbán, Diallo, Raum - Kampl, Schlager - Nkunku, Forsberg, Szoboszlai - Werner

主な欠場予定選手:Mohamed Simakan, Dani Olmo, Lukas Klostermann, Marcel Halstenberg, Konrad Laimer

M'gladbach

kicker(4321)

Sommer - Scally, Friedrich, Elvedi, Bensebaini - Weigl - Kramer, Koné - Hofmann, Stindl© - Thuram

Bild(4132)

Sommer – Scally, Friedrich, Elvedi, Bensebaini – Weigl – Kramer, Koné, Hofmann – Stindl©, Thuram

Bundesliga(433)

Sommer - Scally, Friedrich, Elvedi, Bensebaini - Koné, Weigl, Kramer - Hofmann, Thuram, Stindl©

主な欠場予定選手:板倉滉、Mamadou Doucouré, Alessane Plea, Tobias Sippel, Florian Neuhaus