22/23 ブンデスリーガ 第6節 vs Borussia Dortmund マッチプレビュー

22/23 1.ブンデスリーガ 第6節 Borussia Dortmund戦のマッチプレビュー

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試合情報

22/23 ブンデスリーガ 第6節 vs Borussia Dortmund

日時:

2022年9月19日(土) 15:30(日本時間22:30) KO

場所:

Red Bull Arena (Leipzig)

放送媒体:

スカパー! BS241
プレミアムサービスCh.579
SPOOX(ブンデスリーガLIVE)
SPOOX(サッカーLIVE)

主審:

Sven Jablonski(32)
・昨季の試合でLeipzigは2勝1敗。
・昨季の試合でDortmundは2勝。

過去の対戦成績(全試合):

Leipzig 4勝(19得点)
Dortmund 7勝(26得点)
2分

Red Bull Arenaでの成績(全試合):

Leipzig 2勝(5得点)
Dortmund 3勝(8得点)
1分

その他データ

・LeipzigとDortmundの初対戦は今回の試合から丁度6年前の2016年9月10日に行われ、ホームのRB Leipzigが1-0勝利。

・このカードは14回目となるが、これまでにスコアレスドローに終わったことはない。

・Leipzigは昨季のDortmund戦で2戦2勝。これはクラブ史上初の出来事。

・LeipzigはDortmundにリーグ戦で7度敗れている。Bayernの8度に次ぐ2番目に多い数字。Leipzigがリーグ戦で通算4敗以上を喫したことがあるチームはこの2つのみ。

・Leipzigはリーグ戦5試合で6Gを記録。これはリーグ平均の8Gを下回る数字。

・Leipzigはここ10試合のホームでのリーグ戦では4/23のUnion Berlin戦でしか敗れていない。

・Dortmundはリーグ戦5試合でリーグの平均と同じ8Gを記録。昨季の17Gを大幅に下回る。

・Dortmundはリーグ戦で33試合連続得点中。

・Dortmundはここ3試合のアウェイでのリーグ戦で全勝。

・Dani Olmoが対Dortmund戦でチーム最多の3Gを記録。Yussuf Poulsen, Timo Werner, Christopher Nkunku, Konrad Laimerの4人が2Gで続く。(現所属に限る)

Marco Reusは対Leipzig戦でチーム最多の3Gを記録。(現所属に限る)

・ReusはこれまでにLeipzig戦に9試合の出場し、4G6Aを記録し、5勝2分2敗。

・Leipzig監督のMarco Roseは自身の監督キャリアにおいて対Dortmund戦で2勝1分5敗。

・Dortmund監督のEdin Terzićは自身の監督キャリアにおいて対Leipzig戦で3戦全勝。

・Rose対Terzićの監督としての過去の対戦は1勝1敗の五分。

対戦相手情報

昨季成績:

ブンデスリーガ 2位
勝ち点69 85得点 52失点  
得失点差 +33

DFB Pokal ベスト32

UCL グループC 3位 → UEL ベスト32

直近5試合の成績:

2022/9/6
22/23 UEFA CL グループG 第1節
vs FC København(デンマーク)
〇3-0

2022/9/2
22/23ブンデスリーガ 第5節
vs TSG Hoffenheim
〇1-0

2022/8/27
22/23ブンデスリーガ 第4節
vs Hertha BSC
〇1-0

2022/8/20
22/23ブンデスリーガ 第3節
vs Werder Bremen
×2-3

2022/8/12
22/23ブンデスリーガ 第2節
vs SC Freiburg
〇3-1

監督コメント

RB Leipzig監督 Marco Rose

契約締結までの数日間について...。
RB Leipzigと同意するのに時間はかからなかった。ここ数ヶ月は自由な時間が多かったから、今は多少のストレスは問題ない(笑)
実際、あっという間だった。ザルツブルクの友人宅でCLの美しい試合を堪能していたところ、電話がかかってきた。
この3ヶ月の間はこの街に住んでいて、クラブのこともチームのことも知っているし、十分な情報を得ることができた。シーズン中に監督に就くのは初めてだ。でも、ここにいるみんなはしっかりとしたプロフェッショナルで頼りになる存在だ。必要なものは全て揃っているため、体制は良い。
木曜日の午後に自分はみんなと初めて会い、すぐに仕事に取りかかる。エネルギーとパワーに溢れ、ムードを一新して結果を出すこと。それが、これから取り組むことだ。
スカッドについて...。
スカッドは特段大きくわけではない。だから、これからの数週間をどう乗り切るか、楽しみでもある。利点は不幸に感じる選手が少なくなるということだ。このチームは1番目から22番目まで非常にバランスが取れていて、パフォーマンスの密度も高い。年齢的にも若い選手が多いが、経験豊富な選手もいて、必要なものがすべて揃っている。みんなに会うのが楽しみだ。
メンバー選考については常にチーム、対戦相手、そして彼らがどのようなパフォーマンスを発揮しているかが問題となる。自分は柔軟に対応し、選手たちと話し合い、彼らがどこに居心地の良さを感じるかを探る。というのも、もし彼らがあるポジションで快適に感じているなら、それに従って行動しなければならないからだ。自分たちにはたくさんの選択肢がある。
最も緊急性の高いタスクやトレーニングでのアプローチについて...。
もちろん、守備面での安定感も重要だ。肝心なのはアプローチについてだ。ただ引いて守っているだけではダメで、試合中にもっと積極的に動きながら安定感を得ること、より自分たちの手で物事を進めることが必要となる。受動的な姿勢や失点を防ぐことを目指すだけでなく、試合の中で小さな成功体験を得なければならない。積極的に前に出るディフェンスと望ましいオートマティズムを早く定着させることだ。成功させたい自分の考えを発展させることが大切だ。そのためには、まず自分自身を大切にする。
グループとしても個人としても取り組んでいく。これからはチームとなるわけだし、チームで一緒に成功を収めたい。このようなことは雰囲気やムードで上手く機能していくものだ。全員がそれがどのようなものであるかを知り、大きな自信を持って取り組まなければならない。チームは良い、むしろ素晴らしい。Borussia Dortmundとの試合までの2日間、内容を練り上げ、理解を深め、既に理解している原則を週末にピッチに持ち込むために話し合うことが重要だ。調子の良い相手が相手だし、相手のこともよく知っている。相手が調子を上げてくると、大変なことになる。でも、自分たちのチームには良いチャンスがあると思う。
かつて所属していたDortmundとGladbachと直ぐに対戦することについて...。
みんなが同じリーグでプレーしているから、いつかは対戦することになる(笑) 確かに、特別でエキサイティングなことだが、自分にはここでやらなければいけないことがあるから、このような事情はそれほど重要ではない。あるがままに受け止める。
選手時代と指導者キャリアからの知識について...。
選手時代、自分は優れたコーチ陣の下でプレーすることができ、とても幸運だった。Joachim Steffensもその一人で、サッカー面だけでなく、人間的にも多くのものを与えてくれた。彼は自分に正しい道を示してくれたし、今でも多くの連絡を取っている。ユJürgen Klopp, Thomas Tuchel, Ralf Rangnick。彼らは基本的に攻めの姿勢を貫いて来た多くの良い監督たちだった。自分もSalzburgの監督として、多くのことを学び、試合に対する良い考えを身につけることができた。
ここにいる選手たちは皆、高いクオリティとインテンシティを持っている。基本は常にあり続けなければならないし、そのために努力する。これからの数週間で状況を変えなければいけないし、W杯の休暇に入った時に、全ての新しい点で考えが一致したと言えるレベルに達したと言えるようにしなければならない。
ライプツィヒで働くことについて...。
地元でこのような重要な役割を担うのは決して簡単なことではない。人々はクラブに、そしてもちろん自分自身に多くの期待を寄せている。自分は故郷やこの街に対して非常に高い帰属意識を持っているし、いつもそう言ってきた。ここでは自分にとって確かな変化がいくつかあるだろう。自分は結果によって評価される。
いずれにせよ、娘は父がこの場で仕事をしていることを非常に喜んでいるし、とても誇りに思っている。自分は家族と仲が良く、よく会っているし、妻とも一緒にいる。困難な局面ではそれが良い結果を生むこともある。ライプツィヒに来ることを決めたのは自分だし、楽しみにしている。

Borussia Dortmund 監督 Edin Terzić

Marco (Rose)がブンデスリーガに戻ってきたこと、彼が新たな職に就いたことを嬉しく思う。土曜日の試合で再会するとは思っていなかったけれど、再会を楽しみにしている。

試合の準備に関しては少しは変わってくる部分もあるが、ここ数週間のLeipzigがどのようにプレーしていたのか、どのようなことを試みていたのか、多くのシステムや選手を用いていたことから簡単な準備ではなかった。自分たちがここ数週間で上手くやれてきたことに焦点を当てるべきだ。

上手くやれてきたことについてはスタッツを見るだけでもわかる。失点数を明確に減らすことができているし、コンパクトに守備をして、ボールに対しては最大限の力を発揮したプレーができていることで相手にチャンスを多く作らせていない。これは良い方向に向かっている。攻撃面ではここ3試合からも分かるように多くのチャンスを作れているし、頻度や確実性の面でもゴール前で効果的なプレーができている。

この試合はMarco Rose対Edin Terzićではなく、RB Leipzig対Borussia Dortmundなんだ。自分たちにとっては簡単な試合にはならないだろうが、試合には勝ちたいし、土曜日を楽しみにしている。

選手コメント

Borussia Dortmund №6 Salih Özcan

Leipzigには優れた個の力を持っている選手が多くいる。それに傷ついたボクサーほど危険な存在はない。自分たちは自分たちを見失うことなく、やるべきことをやるだけ。そうすれば次の勝ち点3を得るチャンスは十分にある。新たな監督は新鮮な力をもたらすし、それが自分たちにとって危険なものとなり得る。それでも自分たちの持っている力は知っているし、それをピッチ上で発揮することができれば勝ち点3を得る大きなチャンスはある。Nkunkuのような選手は守備で多くの力を発揮しなくても、攻撃の面では非常に危険だ。自分たちの守備においてはそれは脅威となる。彼のプレーを限定させることができれば、試合における彼の楽しさをすぐに消し去ることができると思う。自分たちはそうすることができるように試みる必要がある。

予想先発メンバー

Leipzig

kicker(3421)

Gulácsi© - Simakan, Orbán, Diallo - Henrichs, Schlager, Laimer, Raum - Szoboszlai, Nkunku - Werner

Bild(4231)

Gulácsi© - Simakan, Orbán, Diallo, Raum - Laimer, Schlager - Werner, Forsberg, Nkunku - André Silva

Bundesliga(3412)

Gulácsi© - Simakan, Orbán, Gvardiol - Henrichs, Laimer, Kampl, Raum - Szoboszlai - Nkunku, Werner

Sky(3421)

Gulácsi© - Simakan, Orbán, Diallo - Henrichs, Schlager, Laimer, Raum  - Szoboszlai, Nkunku - Werner

主な欠場予定選手:
Dani Olmo, Yussuf Poulsen, Lukas Klostermann

Dortmund

kicker(4231)

Meyer - Meunier, Hummels, Schlotterbeck, Guerreiro - Bellingham, Özcan - Wolf, Reus©, Brandt - Modeste

Bild(4231)

Meyer - Meunier, Süle, Schlotterbeck, Guerreiro - Bellingham, Özcan - Reyna, Reus©, Brandt - Modeste

Bundesliga(4231)

Meyer - Wolf, Hummels, Schlotterbeck, Guerreiro - Bellingham, Özcan - Brandt, Reus©, Reyna - Modeste

Sky(4231)

Meyer - Meunier, Hummels, Schlotterbeck, Guerreiro - Bellingham, Özcan - Wolf, Reus©, Brandt - Modeste

主な欠場予定選手:
Gregor Kobel, Mateu Morey, Mahmoud Dahoud, Thorgan Hazard, Donyell Malen, Sébastien Haller, Karim Adeyemi, Jamie Bynoe-Gittens