22/23 ブンデスリーガ 第18節 vs VfB Stuttgart マッチレビュー

22/23 1.ブンデスリーガ 第18節 VfB Stuttgart戦のマッチレビュー

試合情報

22/23 ブンデスリーガ 第18節 vs VfB Stuttgart 

日時:

2023年1月27日 20:30(日本時間28:30) KO

場所:

Red Bull Arena (Leipzig)

主審:

Felix Zwayer

スタメン

Leipzig

 

Stuttgart

試合結果

RB Leipzig 2 (1HT0) 1 VfB Stuttgart

25'
Dominik Szoboszlaiの直接FKでLeipzigが先制。

49'
Dominik Szoboszlaiのこの日2点目となる得点でLeipzigがリードを広げる。

68'
Chris FürlichがPKを沈め、Stuttgartが1点差に迫る。

試合データ

・Leipzigでの公式戦70試合目となったDominik Szoboszlaiは自身2度目のドッペルパックを記録。前回のドッペルパックは前回のホームでのStuttgart戦。Leipzig加入後の得点数を15に伸ばした。

・Dominik Szoboszlaiは今季のリーグ戦での2,3得点目をマーク。全公式戦ではここまで4ゴールを記録している。

・André Silvaはリーグ戦での3アシスト目を記録。全公式戦ではここまで6アシストをマークしている。

・Leipzigはこれでブンデスリーガ12試合を含む公式戦16試合連続で負けなし。また、公式戦での連続得点記録も16試合となっている。

Red Bull Arenaでは10試合連続で負けなしで、そのうち9試合で勝利。

・10回目となったStuttgartとの対戦を終え、通算成績を8勝2分とした。この間は18得点3失点で、ホームでの対戦は5戦5勝。

・今季のブンデスリーガ10勝目を記録。

・ホームでのリーグ戦9試合で勝ち点23を獲得している。これはリーグ最多の数字。

Marco Rose就任以降にLeipzigよりも多くの勝ち点を獲得したチームはない。Leipzigは13試合で30の勝ち点を記録。

試合スタッツ

チームスタッツ

個人スタッツ(攻撃)

個人スタッツ(守備)

個人スタッツ(パス)

個人スタッツ(デュエル)

監督コメント

RB Leipzig監督 Marco Rose

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苦労して勝ち取った勝利だった。Stuttgartは非常に優秀なチームで、良いゲームプランを持っている。我々はうまく試合に入ることができず、いくつかのイージーミスもあった。1-0になった後はHTまでとても良い状態だった。後半立ち上がりの最初の危険なシーンの後、我々は更に良くなり、2-0になった後は全てを完全にコントロールした。PKを決められた後は再びオープンな展開になり、両チームとも戦った。勝ち点を取れたことはとても嬉しい。Stuttgartはとても良かった。ブンデスリーガではどの試合も難しいし、今日の試合でも最大限の力を発揮することを強いられた。負けなしの連続記録を16試合で途切れさせることは避けたかったし、それを達成することができた。今はうまくいっているし、チームに賛辞を送りたいし、それと同時に素晴らしい戦いをしたStuttgartにも賛辞を送りたい。ただ、自分たちが効果を発揮したい部分や、もっとうまくやりたいことはたくさんある。

Dani (Olmo)は前半に筋肉を傷めた。これ以上続けられないと言ってきた。深刻な怪我ではないことを願っている。

Szobo(szlai)の1点目のFKも今日の試合結果と同じで、運から生まれたものではなく、ハードワークから生まれたものだ。14歳のころから知っている選手が、立派なプロになった。彼は多くのことを成し遂げたい、野心的な選手だ。彼はBayern戦の前半の自分の出来に不満を持っていたが、落ち着きを取り戻し、自分自身を鼓舞していた。今日の試合でも彼のそのような姿を見ることができた。

VfB Stuttgart 監督 Bruno Labbadia

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今日は適切な言葉を見つけるのが難しい。選手たちがこなしたタスクは際立っており、最高のパフォーマンスを見せてくれた。試合終了間際にLeipzigのベンチが審判に試合終了の笛を吹いてほしそうに叫んでいたシーンを見れば、今日の試合がどのようなものだったか分かる。より多く走り、より多くのCKを獲得し、そしてシュート数も互角だったことを考えると、あのような試合の後に勝ち点0で帰ることはやはり辛いことだ。降格争いにおいて、勝ち点を獲ることは何よりも大事だ。

今日の試合に向けて多くの目標を設定し、その多くを実行に移すことができた。試合の入りはよく、23分までは相手に得点チャンスを与えなかった。ファウルのシーンについては話す必要がない。あれを上回るボールの取り方は存在しない。あのようなプレーで笛が吹かれたシーンは見たことがない。本当にナンセンスだ。その後に失点してしまい、歯車の中に少し砂が入り、Leipzigのクオリティが前面に出てきてしまった。本当は、後半開始直後のプレーで1対1に追いつかなければいけなかった。でも、あれだけ良い相手に対してのチームの反応は素晴らしかった。

とはいえ、(再開後の)この3試合を終えて、勝ち点2という収穫は我々のパフォーマンスと一致していないと言わざるを得ない。今日の試合で勝ち点1を獲得し、自分たちを報いることができれば、素晴らしいことだった。なぜなら、チームは火曜日も落ち込んでいたし、今日もロッカールームで落ち込んでいるからだ。もっと勝ち点を獲れたと思うが、最近の出来はチームを後押ししてくれるに違いない。これからの試合でも今日のようなパフォーマンスを出していきたい。まだまだ難しい時期は続くし、これからの課題に取り組んでいきたい。最近の試合ではファンが決定的な力になり得ることを証明してくれた。

選手コメント

RB Leipzig №17 Dominik Szoboszlai

とても難しい試合だった。最後まで戦ったけど、もっとうまくやれると思う。でもこのような試合もある。相手も最後まで戦うし、96分まで自分たちのゴールを守って、互いに助け合う必要がある。そのために自分たちは努力している。

前回のホームでのStuttgart戦でも2得点を決めていたし、今日も同じことが起きるとは思っていなかった。ただ、今日の自分の目標は、ゴールであれアシストであれ、チームを助けることで、それを今日は達成することができた。みんなが自分にシュートを打てと言ってくる。1試合に15回は言われる。今日は2回のシュートで2点決めれたし、これからもシュートを打てと言い、自分を困らせるべきかもしれない。

1点目に関しては少しばかりの運もあったけれど、David Raumに感謝しなければいけない。シュートをするのか、クロスを上げるのかを話して、自分がシュートを打つと言った。すると、彼はGKのぎりぎりのところでボールが落ちるようにシュートを打てと言った。その通りにしたらうまくいった。2点目は自分が賢い選択ができたと思う。ピッチがスリッピーだったから、力強く打つというよりも、低い弾道でゴールに向かって蹴った。

自分たちは自分たちのことを考え、前を見据えている。これまでと全く同じように今後も続けていきたい。

RB Leipzig №24 Xaver Schlager

勝ち点3は勝ち点3だし、それが一番大事なことだ。難しい試合だったし、簡単じゃなかった。VfBはとてもよくやっていた。自分たちのコミットメントはよかったけど、全てがうまくいったわけではない。でも、それは相手が強力なプレーをしていたからでもある。Stuttgartは自分たちのバックラインに多くのプレッシャーをかけてきたし、良く守っていた。自分たちが2失点目を喫しないことが重要だったし、実際にそれを許さなかったことがチームのメンタリティーを物語っている。

今日の勝利はとても嬉しい。Dominik Szoboszlaiのゴールは重要で、美しく、センセーショナルなものだった。それは誰もが分かっている。それ以上に、彼がボールに対してどれだけ強く働き、どのようにポジションを取り、ピッチ内外でどれだけ献身的であるかを見て取ることができる。これほど守備の上手い10erを見たことがない。他の選手も彼から学ぶことができる。

RB Leipzig №39 Benjamin Henrichs

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とても心地が良い。長い間負けていないし、とても良い状態にある。今日のような簡単ではない試合に勝ち、勝ち点を積み重ねることは重要だ。Stuttgartはよくやっていたし、よく守っていた。試合に勝つためには、Domi(nik Szoboszlai)のようなセットプレーからのゴールが必要だ。彼はStuttgart戦ではいつも2点取っているような気がする。これからの数試合、彼があのように続けてくれることは大歓迎だ。

自分は全力を尽くしているし、(メンバー選考が)監督にとって、できるだけ難しくなるような状況にしたい。チームは競争によって成長する。みんなが他のみんなのためにここで全力を尽くしている。この調子を間違いなく続けていく。上にいる時はそこに留まりたいからね。

VfB Stuttgart №2 Waldemar Anton

素晴らしい試合をしたけど、また不必要なゴールを追わなければならなかったことは自分たちにとって非常に腹立たしいことだった。1失点目のシーンは間違いなくファウルではなかった。遠藤は明らかにボールに対してプレーしていた。もちろん、Leipzigがそれをものにしたというのはあるけど、0-0を維持することができていたら、何かしらを持ち帰ることができたかもしれない。もっと運を味方につけていれば、試合は違う展開になったかもしれない。自分たちは良い準備をしてきたし、自分たちは試合を通じて動揺することなく、ボールを保持する良い時間帯もあった。それでも、得点が欠けていた。

VfB Stuttgart №15 Pascal Stenzel

自分たちは多くを注ぎ、全力を尽くした。その点においては、チームに敬意を表することができる。最後の1分までLeipzigにずっとプレッシャーをかけ続け、全員が気を引き締めていた。このような姿勢が必要なんだ。今日のような姿勢で取り組めば、去り際に「負けたけど、それを防ぐためにできることは全てやった」と言うことができる。

VfB Stuttgart №22 Chris Führich

得点できるチャンスが間違いなくあっただけに、もちろん結果には失望している。難しいとは思っていたけど、自分たちの仕事はきちんとこなしたし、誇りに思う。自分たちの目標はLeipzigにスペースを与えないことだった。自分たちは基本的に良い方向に進んでいるし、今日のようなプレーを続けていけば前向きなシーズンになるだろう。あとは勝ち点を積み重ねるだけだ。

NEXT MATCH

22/23 DFB Pokal Round of 16
vs TSG Hoffenheim

2023年2月1日(水) 18:00(日本時間26:00) KO