22/23 DFBポカール 3回戦 vs TSG Hoffenheim マッチプレビュー

22/23 DFBポカール 3回戦 TSG Hoffenheim戦のマッチプレビュー

試合情報

22/23 DFBポカール 3回戦 vs TSG Hoffenheim

日時

2023年2月1日 18:00(日本時間26:00) KO

場所

Red Bull Arena (Leipzig)

放送媒体

DAZN

主審

Christian Dingert(42)

昨季の試合でLeipzigは1勝1分。今季は対戦なし。

昨季の試合でHoffenheimは1敗。今季は1分。

過去の対戦成績(全13試合)

Leipzig 7勝(21得点)
Hoffenheim 3勝(18得点)
3分

DFBポカールでの対戦は18/19シーズンの2回戦以来2回目。この時はLeipzigがホームで2-0と勝利。

Red Bull Arenaでの成績(全6試合)

Leipzig 3勝(11得点)
Hoffenheim 1勝(8得点)
2分

その他データ

・Leipzigは現在公式戦16試合連続で負けなし。現在進行形の記録としては5大リーグ最長。クラブ記録は18試合。

・Leipzigの今季のホームでの成績は14試合で9勝2分2敗。

・Rose就任後のホームゲームは10試合で9勝1分。

・Leipzigは前回大会王者として迎える試合。

・過去10大会で前回大会王者が3回戦で敗れたのは17/18シーズンのDortmundと21/22シーズンのDortmundの2回。準々決勝に駒を進められなかった回数は10回中、半数の5回に上る。

・Leipzigは通算で11回目となるDFBポカール出場。この試合が35試合目。

・Leipzigが3回戦を戦うのは5シーズン連続6回目。これまでの通算成績は3勝2敗。

・Leipzigが3回戦をホームで戦うのは5回目。これまでの通算成績は3勝1敗。

・Hoffenheimは現在公式戦8戦勝ちなし。前回の勝利はDFBポカール2回戦のSchalke戦まで遡る。

・HoffenheimはDFBポカールでのアウェイゲームで3連勝中。4連勝を記録した場合、13~15年に達成した記録に並ぶ。

・決勝がベルリンのOlympiastadionで開催されるようになった84/85シーズン以降でHoffenheimは通算20回目となるDFBポカール出場。

・決勝がベルリンのOlympiastadionで開催されるようになった84/85シーズン以降でHoffenheimが3回戦(R16)を戦うのは10回目。これまでの通算成績は7勝2敗。ただ、15/16シーズン以降は準々決勝に駒を進めたことはない。

・決勝がベルリンのOlympiastadionで開催されるようになった84/85シーズン以降でHSVが3回戦(R16)をアウェイで戦うのは4回目。これまでは2勝1敗。

・LeipzigのTimo Wernerは5得点で対Hoffenheimのチーム最多得点者。3得点のYussuf Poulsen, Dani Olmoと続く。(現所属に限る)

・HoffenheimのAndrej Kramarićは2得点で対Leipzigのチーム最多得点者。Ermin Bičakčić, Pavel Kadeřábek, Munas Dabburが1得点で続く。(現所属に限る)

・HoffenheimのMunas DabburはDFBポカール7試合で6得点を記録している。

・Leipzig監督のMarco Roseは自身の監督キャリアにおいて対Hoffenheim戦で4勝1分2敗。

・Hoffenheim監督のAndré Breitenreiterは自身の監督キャリアにおいて対Leipzig戦で2分7敗。

・Rose対Breitenreiterの監督としての対戦は2回目。初対戦となった前回のリーグ戦での対戦時は3-1でLeipzigが勝利。

対戦相手情報

昨季成績:

ブンデスリーガ 9位
 勝ち点46 58得点 60失点  
 得失点差 -2
DFB Pokal ベスト16 (3回戦敗退)

直近5試合の成績:

2023/1/28
22/23ブンデスリーガ 第18節
vs  Borussia Mönchengladbach (H)
×1-4

2023/1/24
22/23ブンデスリーガ 第17節
vs VfB Stuttgart (H)
△2-2

2023/1/21
22/23ブンデスリーガ 第16節
vs Union Berlin (A)
×1-3

2023/1/14
親善試合(75分×2)
vs Mainz 05 (A)
△2-2

2023/1/9
親善試合
vs Servette FC (N)
〇3-1

監督コメント

RB Leipzig監督 Marco Rose

・手術の可能性が報じられたAbdou Dialloについて...。
手術はしない。保存療法で様子を見ることに決めた。まずは安静にしなければいけない。

・Stuttgart戦で怪我を負ったDani Olmoについて...。
(試合前にOlmo自身が違和感を既に感じていたことや、そのことを知っていた、知らなかったなど様々な報道がされているが、)メディアに取り上げられたことの全てを話す必要はないし、この件についてはコメントしない。
もちろん、Dani Olmoとは毎日話しているし、選手のコンディションは特にそうだが、もし何か違和感があるのなら無理をさせることはしない。Abdou Dialloの件と言い、我々はとてもオープンに話していると思う。

・デッドラインデーの移籍について...。
スカッドには幅があるし、我々は良い編成にある。
ただ、Christo(pher Nkunku)とDani (Olmo)という2人の攻撃的な選手を少なくとも数週間、同時に欠くことから、当然(選手獲得も)考える。いくつかの選択肢があったが、合致するものはなかった。できる限りのことはしたが、これからも何も起きない。
Iscoに関しては話題になっていない。この発言をしようが、しまいが、彼がクラブ内で話題になっていなかったことに変わりはない。コメントを残したくはないが、そのような報道があったから、敢えてコメントする。
人生では何が起きるか分からないから、獲得の可能性が完全になくなったとは言い切れない。もしかしたら、我々の持っていた選択肢が良い方向に働くかもしれない。ただ、現時点でその可能性はないと思っている。
繰り返しになるが、我々には良いスカッドが揃っている。前線4枚のところに5人しかいないが、それでもうまくいっているし、選手の配置を調整することを含め、うまく対応していく。このような状況に対応できるような解決策を見つけることが監督やコーチングチームの仕事でもある。基本フォーメーションを変えたりするなど、いくつかの選択肢はある。タイトな状況にある事は間違いないが、パニックに陥る理由もない。

・過密日程が続く中でのローテーションについて...。
(Yussuf Poulsenのスタメンの可能性を問われ...。) スタメンで出るかもしれない。自分はオープンに話すと言ったが、メンバー選考についてはオープンではない時もある。出るかもしれないし、出ないかもしれない。Yussiはこの冬に思ったような準備期間を過ごすことができなかったし、本人もそのことを口にしている。
そこから1,2週間が経ち、彼と話をしていても、彼が良い状態でやれていることが分かるし、Schalke戦では得点という形で報われた。この結果こそが、まさに、準備期間中の彼に足りていなかったものだった。彼の得点能力は彼が敵の選手だった時から知っている。
Yussiは5人のうちの1人だから、ここ1,2週間の彼が良い状態にあることはとても重要だ。

・HoffenheimがLeipzigに勝ったら奇跡だとAndré Breitenraiterが述べたことについて...。
もちろん、奇跡はいつでも起こり得る。それ以上言えることはない。
今のHoffenheimは理想的な状況ではないが、そのような時こそ、相手が真価を発揮するかもしれない。彼らはブンデスリーガのクラブだし、素晴らしい選手が揃っている。
DortmundをコントロールしていたThomas Delaneyや、(John) Brooksが加入したし、CBには(Kevin) Vogtのような選手もいる。それに自分が獲得していたかもしれない(Andrej) Kramarićや(Salzburg時代に指導し、)ゴールの位置が分かっているMunas Dabbur、スピードのあるIhlas Bebouが復帰し、若い(Christoph) Baumgartnerもいる。

彼らは望んでいるパフォーマンスを発揮できておらず、勝ち点も積み重ねれていないことから、自信を失っているかもしれない。ただ、チームというものはある時期になると、全てを出し尽くして達成感を得る。そして、DFBポカールにはブンデスリーガとは異なる、特別な法則がある。

・Dani Olmoの穴埋めについて...。
(Amadou Haidaraが一列上げてプレーする可能性を問われ...) Salzburg時代は菱形の中盤の8erという違う役割でプレーしていた。Leipzigに来てからは6erとしてもプレーしているし、WBとしてプレーしているし、シャドーの位置でプレーしたこともある。
まず、Dani Olmoの穴をそっくりそのまま埋めることは難しい。ただ、これまでもいなかった選手の穴を埋めてきた。自分が来た時にもOlmoは離脱していたし、Konny Laimerの穴も埋めてきた。Christo(pher) Nkunkuの穴もここまでは埋めてきている。
繰り返しになるが、自分はチームを信頼している。システム変更は選択肢の1つになり得るし、穴を埋めるという話だけではない。
例えば、Emil (Forsberg)は自分のパフォーマンスを発揮し、ここまで素晴らしいシーズンを送っている。ベンチに座っていることもあったが、彼がスタメンとして出る可能性もあるし、前の試合ではKonnyを一列高い位置で起用した。Doudouもそのポジションでプレーすることができることから、選択肢はいくつかある。
Schalke戦やHoffenheim戦でのゴールからも分かるように、Dani Olmoのクオリティをそのまま埋めることは難しい。ただ、代わりになれる選手はたくさんいる。

・Ørjan Nylandについて...。
明日はNyがプレーする。素晴らしい準備期間を送ったし、Janis (Blaswich)が問題を抱えていたこともあって、彼よりも多くの試合に出場した。加入した初日からグループにうまく溶け込んでいたし、GKとしてさらに成長を遂げたと思っている。だから、完全なる確信と信頼を持った上で、この決断を下した。今後、Janisが再びふくらはぎに問題を抱えた時に、Nyが少しでもリズムを掴めている状態にあることが大事だ。ご褒美のような形で出場機会を与えるわけではない。熟考の末、意図を持った上での起用になる。

TSG Hoffenheim監督 André Breitenraiter

Leipzig戦について...。
これは異なる大会だし、自分たちは準々決勝に進出するチャンスはある。今の成績からすると、自分たちはこの試合の本命ではないが、そうでなくても自分たちがLeipzig戦で本命にはなっていなかっただろう。しっかりと準備をして、勝ちにいく。チーム一丸となり、自分たちの姿を披露し、ここ最近ピッチで発揮している意志を示すことが一番大事だ。

Leipzigについて...。
監督交代後、チームは強さを発揮している。Marco Roseが来てから、全ての統計で1位になっている。このままいけば、優勝争いができるだろう。それでも、明日の試合では彼らが再びポカールの決勝に進出することを阻止したい。

勝利の可能性について..。
相手が攻撃するたびに失点しないためには試合運が必要だ。自分たちに目を向けなければいけない。このような局面で重要となるエネルギーを自分は感じている。状況を好転させるために、みんなが食らいつこうとしている。そのために、圧倒的な劣勢で戦うカップ戦が必要だとしたら、それはそれで相応しい話ではないのだろうか。

現在の状況について...。
このような局面はHannover時代にしか経験したことがない。結果が出ないと精神的な負担は大きくなる。でも、ワクワクさせられる挑戦だ。こういう状況が一番多くを学ぶことができる。最も大事なことは、正直であり続け、監督として前に進み、状況を好転させることができると確信していることを示すことだ。そのためにはこういう局面でよそよそしくなったり、バタバタしたりしてはいけない。常に良い雰囲気で臨まないことには、良いパフォーマンスはできない。チームは自分たちの問題に取り組み、変えていこうとする姿勢をより強く持っている。

失点について...。
コンパクトな陣形を保ったり、素早いプレッシャーをかけた時に失点するのではなく、トランジションプレーでボールを相手に渡してしまったり、単純なミスをしたときに自分たちは失点する。それがRB Leipzigの大きな強みだ。自分たちが簡単にボールを失うと、失点してしまう。ピッチ上で一丸となっていることを誰もが認識できるように、一緒に意志を示すことが重要だ。それがこのチームの在るべき姿だ。

選手コメント

なし。

予想先発メンバー

Leipzig

kicker(4411)
Nyland - Klostermann, Orbán©, Gvardiol, Raum - Laimer, Kampl - Szoboszlai, Forsberg - Werner - André Silva

主な欠場予定選手:Péter Gulácsi, Dani Olmo, Christopher Nkunku, Abdou Diallo
累積リーチ:なし

Hoffenheim

kicker(3421)
Baumann© - Kabak, Brooks, Nsoki - Akpoguma, Rudy, Baumgartner, Angeliño - Bischof, Kramarić - Bebou

主な欠場予定選手:Pavel Kadeřábek, Grischa Prömel, Jacob Bruun Larsen, Dennis Geiger, Angelo Stiller, Kevin Vogt, Robert Skov
累積リーチ:なし