RB Leipzig №8 Amadou Haidara〔インタビュー〕(2021/01/15)

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Doudouの愛称を持つマリのダイナモ、Amadou Haidaraがインタビューに答えた。

インタビュアー:土曜日にWolfsburgと対戦します。Bayernを追走するためには勝たなければいけない試合です。
Haidara:重要な試合だということは理解している。リーグ戦は混戦が続いているし、我々はトップに留まりたい。準備は万端だし、もちろん試合にも勝利したい。

インタビュアー:Dortmund相手に上手く戦うにはどのようにする必要があると思いますか?
Haidara:Dortmund戦のマッチプランは良いものだったし、前半はほぼ完璧だった。我々は若いチームだし、後半の出来から多くのことを学ぶ必要がある。90分通して引き締まった試合をしたい。この点に関しては今週も強調していた。

インタビュアー:4か月間で22試合に出場し、全てのコンペティションで得点も記録しました。短かった夏季休暇のこともあり疲労を感じ始めていますか?
Haidara:いや、感じていない。長期に渡るシーズンになることは分かっていた。重要なことは回復することと栄養をきちんと摂取することだ。

インタビュアー:クラブの食堂でしか食事は摂っていないのですか?それとも自宅で自炊することもありますか?
Haidara:僕たち選手たちはとても恵まれていて、チームシェフのフィリップと彼の仲間たちが素晴らしい料理を調理してくれる。そして、それらはいつでも持ち帰ることもできる。でも、オフの日は自宅で調理もする。時々母国マリの料理を作る。例えば、お米とセットでチキンとタマネギにソースとマスタードを和えたものとかね。

インタビュアー:ドイツ料理が卓上に並ぶことはありますか?
Haidara:(笑) シュニッツェルとポメス(フライドポテト)かな。でも、シーズンが終わった後限定だけどね。

インタビュアー:Leipzigで馴染むまでに約1年を要して、夏以降は継続的にレギュラーとして出番を得ていますが、なぜそこまで長くの時間を要したのでしょうか?
Haidara:自分はケガを抱えた状態で2019年の冬(1月)にSalzburgから加入した。だから、その状態でのスタートから他の選手たちに追いつくのが簡単ではないことも分かっていた。今季が始まる前の夏はフィットしていた状態だったから、良いプレシーズンを送ることができた。

インタビュアー:日々の生活を手助けしてくれた人たちはいますか?
Haidara:初めは家族も一緒にいてくれた。上手くいっていなかった時には代理人ともたくさん話をした。あとは通訳もしてくれるチームマネージャーのBaba(car N'Diaye)も助けてくれた。ただ、最終的に自分のことは自分自身でしかできない。ハードワークをすることが成功につながる唯一の道だ。

インタビュアー:今現在、問題を抱えている新戦力の選手に対してはどのようなアドバイスを送りますか?
Haidara:既に何人かの選手には話をしている。我慢が必要だ。時には歯車を少し回すだけで成功につながることもある。

インタビュアー:家族が大きな助けになったと言っていましたが、彼らはマリに住んでいますよね。どれくらいの頻度で会っていますか?
Haidara:コロナが拡がる前には僕の母は時々会いに来てくれていた。今はSkypeやWhatsAppを用いて連絡を取っている。11月の代表ウィークでマリに行ったときに母と3人の兄弟に会ったのが最後だ。

インタビュアー:10月にはコロナに感染していた時期もありました。
Haidara:恐らくトルコで行なっていた代表活動の時に感染したのだと思う。陽性反応が出たことに関してはもちろんショックを受けた。ただ、幸運なことに自分は無症状だった。それでも、自宅に隔離されていた期間はとても辛い時間だったし、とてもつまらなかった。世界から完全に分断されていると感じた。ただ、再び健康な状態に戻って来れたことが1番のことだ。

インタビュアー:ロックダウンの期間はどのように過ごしていますか?
Haidara:オンラインで友人とプレイステーションをしたり、Netflixヴァイキングスラストキングダムなどのシリーズを観ている。

インタビュアー:この前のトレーニングでは雪合戦をしていましたね。

Haidara:たまにはね(笑) それでも雪や雨、氷がいつかなくなるのは嬉しく思う。正直あんまり嬉しくはないんだ。今のマリは35度くらいだから。ただ、寒いからといって自分たちが立ち止まることはできない。我々にはまだ多くのプランが残されている。

インタビュアー:現行契約は2023年までです。その先はどうなりますか?
Haidara:僕らのファンはいつもこう言っている。''Einmal Leipzig, immer Leipzig’’(’’一度Leipzigに染まったら、いつまでもLeipzig’’というチャント)とね。契約はまだ2年半も残っている。そして、サッカーの世界では先のことを予測することはできない。ただ、1つだけ明らかなことがある。それは自分がここでとても心地よく感じていて、チームを愛しているし、何も心配することがないということだ。