RB Leipzig №3 Angeliño〔インタビュー〕(2022/7/2, 7/3)

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インタビュアー:Señor Angeliño、37日間の夏休みを終えられましたね。もう充電は満タンですか?
Angeliño:もちろん、再びフル充電されているよ。全てを忘れて家族と過ごすことは頭の中ではとても大切なことだった。マヨルカイビサにいたからサッカーのことは一瞬たりとも考えなかった。さらに1週間長いバカンスになっても良かったよね(笑)

インタビュアー:休暇中には新しいタトゥーを入れましたね。
Angeliño:その通りだ。今は首の後ろにフィアンセのRocioと知り合った日付が描いてある。本当はDFBポカールを刻みたかったんだけど、タトゥーアーティストにそこまでの時間がなかったんだ。自分にとっての初めてのビッグタイトルだったから、今でも予定を合わせて描いてもらいたいんだ。

インタビュアー:昨季の終了間際に恋人にプロポーズしましたね。結婚式はいつですか?
Angeliño:来年の6月の予定だ。彼女の家族は自分の家族よりも大きいからバルセロナで挙式する予定だ。それまではフィアンセはライプツィヒで退屈しないだろう。準備することがたくさんあるからね(笑)

インタビュアー:彼女がライプツィヒにいることが、なぜそんなに重要なのですか?
Angeliño:コロナを機に彼女はドイツを離れた。1人でいると、まるで異なる、もっと悪い人生を送っているように感じた。そして、それは自分のパフォーマンスにも表れてしまった。自分は更に不機嫌になった。今は頭の中と気持ちの面での調子を取り戻している。

インタビュアー:3歳の息子のAngelジュニアはライプツィヒの幼稚園に通うのですか?
Angeliño:そうだね。保育所を探しているところだ。そうすれば、ドイツ語を早く覚えられるだろう。それが彼の人生の助けになるんだ。自分が15歳の時にManchester Cityに加入したのは、英語を学べると分かっていたからだ。もしサッカーで上手くいかなかったとしても、語学があればまた良い仕事に就くための武器になると思う。

インタビュアー:あなたはスペインの多くのクラブの獲得リストに載っています。どれほど心が刺激されますか?
Angeliño:いつかまたスペインでプレーすることが自分の夢だ。15歳のときからずっと海外にいるからね。地元のDeportivo La Coruñaでもう一度プレーしたいんだ。自分と家族を養うことができれば、どこのリーグでプレーしてもいい。でも、ストレスは感じないで。今はこのままで大丈夫。来シーズンもLeipzigで成功を収めたい。今は家族も一緒に住んでいるんだ。そうすれば、自分の幸せは全て手に入る。

インタビュアー:では、来シーズンもLeipzigでプレーすることは間違いないのですね?
Angeliño:もちろん!

インタビュアー:DFBポカールの決勝戦では決勝戦の120分間ずっとベンチに座っていましたね。まだ不機嫌な気持ちはありますか?
Angeliño:いやいや、そんなことはないよ。もちろん自分はプレーしたかったし、誰もがそう思う。でも、監督から出場しないことを告げられた時からは、ポカールで優勝するためには正しい決断だ、と自分に言い聞かせていた。結果的にはそうなった。だから、優勝するために適切なメンバーがプレーしてくれたと思うし、自分はただ優勝したことに満足している。

インタビュアー:プレーさせてもらえなかった時の自分について、気難しい性格だと以前は言っていましたね。今はもう大丈夫なんですね。それは成熟したということでしょうか?
Angeliño:いや、年齢の問題じゃないんだ。今でもプレーできないときは不満だけど、今は自分の感情を上手くコントロールできるようになった。例えば、家族がドイツにいない時は苦労した。サッカーをするためにドイツにいるのに(プレーができず)、スペインで(家族と)一緒にいられなかったわけだから。そういう時は、ピッチに立てないのに、どうしてこんなに離れているんだろう、と思っていた。でも、今はここに家族が戻ってきてより一層幸せだ。

インタビュアー:決勝であなたをベンチに置いた監督のDomenico Tedescoとはどのような関係ですか?
Angeliño:決勝の前には2人の間に問題があったのではないかと言われていた。自分はそんな風には思っていない。自分たちは良い関係を築いている。彼はいつも選手一人ひとりに声をかけ、全ての決断を説明してくれる監督だ。それがこの半年間、彼が自分たちと共に信じられないほどの成功を収めた理由の1つだ。彼は誰もが成功の一部であるかのように感じさせてくれる。彼はそれを上手くやっているし、多くの称賛に値する。

インタビュアー:あなたは彼から何を学びましたか?
Angeliño:彼の下で新しく学んだことは試合でのローテーションの多さだ。そのようなものをどのように管理し、正しい判断を下し、チームを結束させていくのか。とてもワクワクするようなことだし、自分もだんだんと上手くできるようになってきた。

インタビュアー:Tedescoの3-4-3システムで、あなたは左WBでプレーしています。好きなポジションは?
Angeliño:Julian Nagelsmannの下では自分はもう少し攻撃的で、より多くのスペースがあり、そのためより試合に絡むことができた。それが好きだ。昨季はパフォーマンスという点ではベストではなかったけれど、スタッツ面は悪くはなかった。いくつかのアシスト(12。Nkunkuに次ぐチーム2番目の数字。) を記録したし。今季はパフォーマンスもスタッツも相応しいものでなければならない。そのために努力し続けるよ。

インタビュアー:今季の目標は何ですか?
Angeliño:いつも通り、全ての大会で上を目指すことだ。でも、今はとてもハードルが高くなった。ポカールでは優勝したし、昨季の後半戦はベストなチームだった。

インタビュアー:RBはこのレベルをシーズン通して維持できるのでしょうか?
Angeliño:Domenico Tedescoが来てからチームの全て、特にメンタリティーが変わった。誰もが自分たちのプレーに満足していた。だから、今はみんなが開幕を楽しみにしている。このまま同じ道を進んでいけばいいんだということを示したい。

インタビュアー:そのためには何が重要なのでしょうか?
Angeliño:自分たちは常に健康な状態を保っていた。シーズン終盤でも選手全員が90分間動き回ることができた。フィジカル面ではトップレベルだし、プレーの中身もまだまだ良くなっていく。昨季は常にボールを持っていたわけではなかったから、より支配的になり、より頻繁に連携を発揮できるようになることは間違いないだろう。

インタビュアー:Bayernを捉えに行きますか?
Angeliño:約束する。でも、Bayernはまた素晴らしいチームだ。特にManéがいる。ピッチ上には信じられないほどのスピードがある。手強い相手だ。でも、自分たちは臆する必要はない。昨季の後半戦が示したように、自分たちのチームは強い。

インタビュアー:Manéとの1対1は楽しみですか?
Angeliño:もちろん!楽しみではない(笑) Manchester City時代にLiverpoolと対戦したんだ。自分が対峙する相手はSalahだった。あれは楽しくはなかったね。あれこそが真のトップクラスだよ。自分の実力を試すために対戦したい選手たちだ。ああいう試合を楽しみたい。Manéがドイツでプレーしていることは素晴らしいことだと思う。

インタビュアー:ブンデスリーガにとってそれはどのような意味を持つのでしょうか?
Angeliño:このクラスの選手を獲得したり、自分たちのようにChristopher Nkunkuを留めるとができれば、このリーグがいかに優れているかを示すことになる。

インタビュアー:NkunkuがLeipzigに残るとずっと信じていたのですか?
Angeliño:そうだね、Christoが去ることはないだろうという予感はあった。彼の置かれている状況は快適なものだ。彼はレギュラーとしてプレーし、大きな成功を収め、CLでプレーしている。移籍する理由がない。それは自分たちにとって非常に重要なことだ。Christoは素晴らしい選手だ。

インタビュアー:昨季のようなシーズンを繰り返すことができるでしょうか?
Angeliño:彼にとっても今はハードルが高いけど、このまま続けていけると思っている。彼はとてもクオリティーが高く、毎回100%のトレーニングをしているし、自宅でもトレーニングをこなしている。Christoにとっては今シーズンもスーパーなシーズンになりそうだね。