RB Leipzig №44 Kevin Kampl〔インタビュー〕(2022/8/5)

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インタビュアー:これまでRBライプツィヒで全てのハイライトを体験してきましたね。これらのハイライトをどのように振り返りますか?
Kevin Kampl:本当にたくさんの出来事があった。これまで在籍したクラブの中で、これほど多くのハイライトがあったクラブは記憶にない。ポカールの決勝に3回も出場したことは特別なことだったし、最終的にポカールを制したこともだ。肩の荷が下りたよ。これ以上の感慨はないだろう。自分はこのチームに5年間在籍し、CLには4回出場している。どのクラブでも経験できることではないから、これらを全て経験できたことは非常に幸せに思う。

インタビュアー:Kevin Kamplは先発で出続けていますね。あなたは以前、"最高の6erは30歳を過ぎてから "と言っていましたね。まさに今、その時を迎えていますね。
Kampl:状態は良い。クラブでの6年目が楽しみだ。これまでのクラブではそれほど長く在籍したことはなかった。Leipzigは第二の故郷のようなものだ。もちろん、僕も歳をとったし、ここにいる若い選手たちを見ていると尚更ね(笑) ここで引退した後に、どんな形であれ、ずっとこのクラブにいることが想像できる。このクラブが大好きだし、自分でもよく馴染んでいると思っている(笑)

インタビュアー:特に外部から''RBはBayernの追っかけだ''という声が聞こえてきて、大きく期待されている状況では経験が物を言います。Liverpoolとの親善試合では0-5、Bayernとのスーパーカップでの3-5のような試合はショックではないでしょう。
Kampl:時には指摘されるのも良いことだ。ピッチ上で100%の力で臨まなければ、大きな代償を払わされることもある。Bayern戦では前半はインテンシティもペースを掴むこともなかったが、後半はそれと比べてかなり良くなった。それでも、もちろん2試合で10失点は許されない。自分たちは昨季のリーグで最高のディフェンスを持っていた。そのことがまた自分たちを際立たせてくれるはずだ。前を向いて進んでいく上で、自分たちのクオリティの高さは誰もが知っている。昨季の後半戦と同じようなパフォーマンスを見せなければならない。

インタビュアー:VfB Stuttgartとの試合でシーズンは幕を開けます。RBは負けたことがありません。良い感情を持っていますか?
Kampl:DFBポカールの優勝で良い感触を得ているし、タイトルを獲れるんだと実感している。チームの雰囲気はとても良い。新しいシーズンを楽しみにしているし、また全力で取り組んで、スタートがうまくいかなかった昨季よりも良い結果を出したいと思っている。良いスタートを切ることはシーズン全体にとってとても重要なことで、それは礎石のようなものだ。ただ、Stuttgartは昨季よりもさらに上のレベルにあると評価している。ブンデスリーガでは誰もがゼロからのスタートだ。CLの出場権を獲得したいし、もちろん、さらに上のレベルで何が可能なのかを確かめたい。

インタビュアー:あなたにとっての5回目のCLはRBにとっても5回目のCLとなります。どうなるのでしょう?
Kampl:目標は決勝Tに進出し、可能な限り上位に食い込むことだ。CLでプレーするのは夢のようで、アンセムを聞くだけでいつも鳥肌が立つ。自分たちができる全てのことをピッチで発揮すれば、どんな相手でも臆する必要はないだろう。

インタビュアー:Domenico Tedesco監督の下、RBは強力な巻き返しを見せ、CLに到達しました。彼はピッチ上で経験豊富なあなたを、またあなたは彼をどのように見ていますか?
Kampl:Domenicoとはとても良い関係で、定期的に意見交換をしているし、サッカーについても似たようなことを考えている。彼はとてもオープンで、選手からの意見も受け入れてくれる。それは監督としてとても良いことだと思う。彼とサッカーの話をするのは楽しいことだ。彼が就任してからはシーズンの前半戦で思うようにいかなかった自分たちに落ち着きと安心感を取り戻してくれた。

インタビュアー:RBの成長ぶりは常に上を向かせてくれる。それを主人公としてどう受け止めているのですか?
Kampl:Leipzigの発展には多くの人が注目している。あらゆる分野での健闘が今やヨーロッパでの名声を高めているわけだから。その一員であることはとても特別なことだ。それもあって自分はさらに2年間契約を延長した。

インタビュアー:しかし、RBに対するバッシングは常にあります。ポカール優勝後、Red Bullの缶をトロフィーにひっくり返したときにそれを経験しましたね。一般的に炎上やSNSにはどう対処しているのですか?
Kampl:自分は基本的にSNSにあまり投稿しないタイプなんだ。そんな時間はないし、子供と一緒に時間を使いたいからね。昔は少し違っていたのかもしれない。でも、人生にはもっと大切な他のことが出てくる。この投稿で何かが引き起こされることは分かっていた。でも、それについては完全に落ち着いているし、あまり気にしていない。行動が悪いとは思わなかったし、悪い意味で言ったわけでもない。単にスポンサーの飲み物をトロフィーに注いだだけだ。自分に対してネガティブなことが書かれても、簡単に無視できる。