RB Leipzig №4 Willi Orbán〔インタビュー〕(2021/04/13)

f:id:SKR826:20210413231944j:image

先日、Leipzigとの契約を2025年の夏まで延長したWilli Orbán。契約延長に際してインタビューに応じた。

‐ここまでの約6年間について‐

とても満足している。サッカーの世界ではどれほどそのクラブに在籍できるかは誰にも分からない。ここまでは素晴らしい時を過ごせたし、多くの思い出がある。リーグ戦を2位で終えたことやポカールの決勝戦で素晴らしい雰囲気を味わえた。もちろんホーム、そしてリスボンでのCLも素晴らしかった。SpursやManUtd相手に記憶に残る試合をした。これらも特別な瞬間だった。ここで更に続けられることを嬉しく思う。

‐Leipzigでの初日について‐

いくつかのことは今でも明確に覚えている。今あるトレーニングセンターはまだ未完成で、着替えは仮説の建物で行なっていた。面白い話ではあるけれど、必要なものは既に全て揃っていた。スカッドのクオリティは高かったし、Ralf Rangnickという優れた指揮官もいた。クラブとしての将来に向けて基盤ができたのは間違いなくあの頃だ。

‐クラブの特性を作った人物について‐

1番最初はRalf Rangnickだ。自分の移籍も彼がいたからあった。彼は自分の近くで寄り添ってくれたし、自分を大きく成長させてくれた。ただ、これまでの6年間を振り返るとMarcel SabitzerやDominik Kaiserのことも頭に浮かぶ。Marvin CompperやFabio Coltortiもクラブを代表する選手だし、彼らは自分にここの人々や地域がどのように機能しているかを教えてくれた。

‐契約延長の決め手について‐

既にクラブと共に多くのことを成し遂げてきたが、モチベーションで満ち溢れている状態に変わりはない。だから自分はこれまでの成功に更なる続きがあると信じているし、そうなることを望んでいる。自分にはまだまだ多くの成長の余地があると思っているし、その点を評価してもらい、成長するための最良の機会を提供してもらった。自分のミッションはまだ終わっていない。自分たちにはまだまだ成し遂げなければいけないことが多くある。

‐Leipzigでの目標‐

何かしらのタイトルを勝ち取りたい。そのために毎日トレーニングを積み、ハードワークをしている。ここでは新たなものが創り出される。自分たちは既に大きく進歩してきた。ブンデスリーガで2位になり、ポカールでは決勝に、CLでは準決勝に進出した。タイトルを勝ち取ることはLeipzigの長期目標であるし、歴史的なことを成し遂げたい。

‐チーム内での役割‐

今季だけで見ても自分は大きく成長することができた。自分のポジションは年を重ねれば重ねるほどより良い選手になっていく。自分の目標はディフェンス陣を引っ張り、安定した守備の要因になることだ。そして若い選手たちにとって未知の領域であるブンデスリーガ、ポカール、CLの3つの大会を戦えるよう引っ張っていくことだ。

‐DFながら得点を多く記録している秘訣について‐

自分は常にチームの力になろうとしている。そしてDFにとってセットプレーは重要なゴールを決める大きな機会でもある。そこでの得点は均衡を破るものにもなるし、チームの勝敗を左右するものにもなる。これまで多くの得点(DFとして最多の18得点、クラブ歴代でもトップ10にランクイン)を記録できていることは嬉しく思うし、この記録を伸ばすために努力し続ける。

‐今季のチーム、個人の目標について‐

全てをかけて2位を死守したいということは明らかな目標だ。そのために良い方向に進めていると思う。ポカールを制するチャンスがあることも明らかだ。まずは優れた相手(Bremen)と対戦する準決勝をものにしたい。自分たちはこの大会にフォーカスを置いている。決勝に行き、カップを手にしたい。

‐同胞のSzoboszlaiについて‐

彼とは多く話している。彼は練習場にとても早くから来ていて、僕たちはそこで話をする。彼はリハビリでたまに気持ちが入り切っていないこともあるから、自分が喝を入れている。ハンガリー代表にとっても重要な選手で、フィットした状態でEUROに挑めると良い。

‐来たるEURO2020に向けて‐

もちろんドイツとの対戦は特別なものとなる。ただ、それはフランス、ポルトガルとの対戦でも同じことが言える。事が上手くいけば、自分たちは観客が動員されたスタジアムでプレーする。これらの全てがこの大会を特別なものとさせるし、自身のキャリアにおける1つのハイライトになることは間違いない。

‐引退後のプランについて‐

レーニングや栄養、負荷管理などパフォーマンスに繋がる分野、経営や組織としての働きなど興味深いものはいくつもあるし、それらは選択肢としてもある。ただ、現時点では何も決まっていない。1番早ければ4年後に座って話し合って決めることになるだろう。どのような役職になるかは分からない。