RB Leipzig №18 Christopher Nkunku〔公式会見〕(2022/7/14)

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Martin Hinkel (Mitteldeutsche Zeitung/RBlive):契約延長の主な動機について...。
Christopher Nkunku:RB Leipzigとの契約を延長することは自分にとって当然のことだった。このクラブ、この街はとても居心地がいい。リーグ戦では大きく巻き返すことができたし、DFBポカールを制することができた。ここでとても楽しんでいる。それに、まだ自分のやるべきことが終わったとは思っていない。

Yvonne Gabriel (Bild):昨季の成績を再現しなければならないことに対するプレッシャーについて...。
Nkunku:(笑) 昨季は傑出した数字を残せたと思う。でも、最終的にはチームの力だ。みんなにたくさん助けてもらったし、彼らにも感謝しなければいけない。彼らがいなければ、これだけの得点もアシストは実現できなかった。今季は少なくとも昨季のレベルを維持するか、それ以上の結果を出したいと思っている。そのためにもみんなで力を合わせて頑張りたい。プレッシャーもあるけど、それも仕事の一部だ。まだまだ多くのことを成し遂げられると確信している。

Benjamin Post (Leipziger Volkszeitung):昨季のブンデスリーガ最優秀選手に選ばれたことについて...。
Nkunku:自分が最優秀選手に選出されたことはとても嬉しかった。 でも、サッカーはチームスポーツだ。この賞は他のチームメイトたちのおかげだ。彼らが僕をこのような良い賞へと導いてくれた。だから、この賞は彼らと一緒に分かち合った。チームとして一緒にDFBポカールの優勝を祝うことができたのは更に素晴らしいことだ。なぜなら、それは選手個人の賞よりもずっと大切なことだからね。

Andreas Hunzinger (kicker):自身の弱点、好きなポジションについて...。

Nkunku:監督は常に自分たちを前へ前へと押し出し続けてくれる。トレーニングはとても厳しいけれど、それは良いことだ。自分は常に成長し続けたい。そのために、自分は向上心を持ち、一生懸命に取り組んでいる。たとえば昨日は午後の空き時間にピッチで自主練習をした。そうすることで自分が更に成長することができる。

自分は攻撃的な選手で、攻撃なら何でもできる(笑) けど、自由が必要で、監督はその自由を与えてくれる。最前線でプレーしている時、2列目でプレーしている時。左サイドでプレーしている時とそれぞれで走るべき場所の指示もある。この点に関しては走り出す時、止まる時を理解していなければいけない。大事にしなければいけないことは常にあるし、それを通じて成長することができる。そして、自分にとっての最適なポジションとは監督が決めたポジションだ。

Ullrich Kroemer (Mitteldeutsche Zeitung/RBlive):パフォーマンス向上のカギについて...。

Nkunku:自分たちのような若い選手にとっては常に難しいことだ。評価がポジティブなこともあれば、ネガティブなこともある。でも、成長するためには批判を受け入れ、努力し、そして常に自分の仕事をすることが必要だ。自分はいつも自分のプレーをしようと思っている。監督からの指示に耳を傾け、それを実行に移す。

Jan Günther (Mitteldeutscher Rundfunk):W杯を含めた今季の過密日程による負荷の大きさについて...。

Nkunku:激しいシーズンになるだろう。シーズンは長く、3,4日に1回試合がある。でも、それが自分たちの仕事だ。そのための準備期間だし、しっかりと準備する。Xデーが来たらきちんとパフォーマンスを発揮することができるようにね。

Jan Günther:(Nkunkuの今夏のバカンス先である)カリブ海か(チームのキャンプ地にある)山々のどちらを好むかについて...。

Nkunku:そりゃカリブ海だよ(笑)

Yvonne Gabriel:フランス代表について...。

Nkunku:新しいという感覚はあまりない。代表の選手もたくさん知っていたし、自分が初めて参加した時はリラックスしていた。デビューに向けて取り組むだけだったが、それはもう終わった。カタールW杯までは自分のポジションを守るために戦わなければいけない。もちろん、監督からはまだ選出が決まったとは言われていない。力を発揮すれば出れる、と言われた。だから自分の力を証明しないといけないし、もう始めている。

Martin Hinkel:DFBポカール優勝によるチームの変化について...。
Nkunku:シーズン後半は本当に良いプレーができたと自覚している。試合に出た時に何をしなければならないかをみんなが分かっていた。この自信を新シーズンに繋げなければいけないし、選手一人ひとりが引っ張っていかなければいけない。既にリーグ優勝する準備が整っているかというと、それはまた別の次元の話だ。しかし、自分たちにはそのチャンスがあり、もっと結果を残したいし、そのためにベストを尽くす。これまで達成したことはもちろん良いことだ。でも、それに甘んじるつもりはない。自分たちは常にもっと多くを望んでいる。そうすれば、最終的に本当に良いものが生まれるかもしれない。

Ullrich Kroemer:来夏以降の去就について...。

Nkunku:来夏にクラブを去るために契約を延長したわけではない。意図を持って契約を延長した。将来を見通すことはできないが、RB Leipzigでとても快適に過ごしていることに間違いはない。既に成功したRB Leipzigでのこの道を歩み続けたい。昨季はチームとして非常に上手くいったが、まだまだこれからだ。

Yvonne Gabriel:トレーニングキャンプの雰囲気について...。
Nkunku:チームはほとんど変わっていない。この夏、チームに大きな変革がなかったのは良いことだ。みんなと一緒にいることが好きで、よく笑い、一緒に楽しんでいる。これはDFBポカールで優勝できた理由の1つでもあり、その喜びをそのまま持ってきた。この喜びは既にトレーニングキャンプでも感じることができるし、これからも続いていくだろう。RB Leipzigはとにかく楽しいんだ。

Yvonne Gabriel:1歳半の息子の父親としての役割について...。

Nkunku:若い父親として、子どもに対する強い責任感を持ち、面倒を見て、全てが計画通りに進むように気を配っている。父親としての経験が浅く、自分にとって新しいことばかりだ。もちろん簡単なことではない。次の子供が産まれた時のためにも、多くのことを学び、経験を積んでいる段階だ。少しずつ自信もついてきている。