23/24 ブンデスリーガ第31節 vs Borussia Dortmund マッチプレビュー

23/24 ブンデスリーガ第31節 Borussia Dortmund戦のプレビュー

試合情報
チーム情報
- RB Leipzig
- Dortmund
過去5回の直接対決
監督コメント
- RB Leipzig監督 Marco Rose
- Dortmund監督 Edin Terzić
選手コメント
- RB Leipzig №9 Yussuf Poulsen
- Dortmund №20 Marcel Sabitzer
その他コメント
- 元Dortmund FW Mladen Petrić
- 元Sky Deutschlandジャーナリスト Marcel Reif
予想先発メンバー

試合情報

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— RB Leipzig (@RBLeipzig) 2024年4月25日

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— RB Leipzig (@RBLeipzig) 2024年4月27日

日時

2024年4月27日(土) 15:30(日本時間23:30) KO

場所

Red Bull Arena (Leipzig)

放送媒体

スカパー！ CS800 (録画放送)
プレミアムサービスCh.585
SPOOX(ブンデスリーガLIVE)
SPOOX(サッカーLIVE)
スカパー！SOCCERアプリ(ブンデスリーガLIVE/サッカーLIVE)

主審

Deniz Aytekin (45)

・ドイツ国籍

・元FIFA国際審判員(2011~22)

・昨季の国内大会
　33試合担当
　イエローカード126枚 (平均3.82枚)
　レッドカード7枚 (平均0.21枚)
　与えたPKは10回 (平均0.30回)

・今季の国内大会
　26試合担当
　イエローカード81枚 (平均3.12枚)
　レッドカード3枚 (平均0.12枚)
　与えたPKは10回 (平均0.38回)

・今季を含めた過去の試合でLeipzigは13勝3分5敗。ホームに限ると5勝3分3敗。

・今季を含めた過去の試合でDortmundは21勝8分9敗。アウェイに限ると10勝1分4敗。

・このカードを裁くのは4回目。過去の戦績はLeipzigの1勝2敗。

過去の対戦成績(全17試合)

Leipzig
7勝2分8敗(28得点)
Dortmund
8勝2分7敗(30得点)

Leipzig

・21/22シーズン以降、対Dortmund戦は6試合で5勝1敗。この期間内で最も多く勝利した相手。

・LeipzigのDani OlmoとYussuf Poulsenは3得点で対Leipzigのチーム最多得点者。2得点のWilli Orbánが続く。(現所属に限る)

Dortmund

・21/22シーズン以降、対Leipzig戦は6試合で1勝5敗。対Bayern戦と並び、この期間内で最も多く敗れた相手。

・DortmundのJadon Sanchoは6得点で対Leipzigのチーム最多得点者。5得点のMarco Reusが続く。(現所属に限る)

・SanchoはこれまでにLeipzig戦に7度出場し、6勝1分と一度も負けていない。また、自身が先発出場した5試合のうち、4試合で得点を決めている。

Red Bull Arenaでの対戦成績(全9試合)

Leipzig
4勝2分3敗 (10得点)

Dortmund
3勝2分4敗 (8得点)

Leipzig

・ホームでの対Dortmund戦で3連勝中。うち2試合が無失点勝利。

・現在、ホームでのブンデスリーガの試合で5試合連続無失点。これは18/19シーズンに記録したクラブ記録に並んでおり、6試合連続となれば14/15シーズンにLeverkusenが記録した時以来となる。

・今季のブンデスリーガのホームゲームでリードしている時間が合計で741分ある。これはリーグ最長の数字。

Dortmund

・現在、ブンデスリーガでのアウェイゲームで6勝4分と10戦連続負けがない。これは12年9月から13年2月の間に記録した時以来。また、直近4試合全てで勝利している。クラブ記録は11年9月から12年9月の間に記録した15試合負けなし。

・今季のブンデスリーガのアウェイゲームでリードしている時間が合計で633分ある。これはリーグ最長の数字。

その他データ

Leipzig

・現在、公式戦3連勝中。また、直近8試合で6勝2分と8戦連続負けなし。これは今季初の出来事。

・今季のブンデスリーガ第30節終了時点での勝ち点数が59ある。これは同時期に61だった20/21シーズンに次ぐ数字。

・今季のブンデスリーガで、カウンター攻撃から13得点を記録している。これはリーグ最多の数字。

・今季のブンデスリーガでの失点数が34で、Leverkusen(20)に次いで2番目に少ない。このうち、47%にあたる16失点をセットプレーから喫している。

・今季のブンデスリーガで、Péter Gulácsiのセーブ率は77%で、LeverkusenのLukás Hrádecky(78%)に次ぐ2番目に高い数字を記録している。

・今季のブンデスリーガ第30節終了時点で、Loïs Opendaは23得点を記録している。ブンデスリーガ1年目でこれよりも多くの得点数を記録したのは04/05シーズンのMarek Mintál (Nürnbergで24得点)、07/08シーズンのLuca Toni (Bayern Münchenで24得点)、63/64シーズンのUwe Seeler (HSVで30得点)、23/24シーズンのHarry Kane (Bayern Münchenで現在33得点)の4人しかいない。

・Opendaは2024年に入って以来、Kaneと並ぶブンデスリーガ最多の12得点を記録している。

・Benjamin Šeškoは自身が先発出場した直近9試合全てで得点に直接関与している。これは19/20シーズンにTimo Wernerが記録したクラブ記録に並ぶ数字。

Dortmund

・公式戦直近5試合で2勝しかしていない。(1分2敗)

・今季のブンデスリーガ第30節終了時点での勝ち点数が57しかなく、これは同時期に52だった20/21シーズン以来最も少ない数字。

・ブンデスリーガで5位のDortmundがトップ4に入ることができなかった場合、14/15シーズン以来となる。

・今季のブンデスリーガで、カウンター攻撃から11得点を記録している。これはLeipzigに次ぐリーグで2番目に多い数字。

・今季のブンデスリーガでの失点数が35で、Leverkusen(20)とLeipzig(34)に次いで3番目に少ない。このうち、40%にあたる14失点をセットプレーから喫している。

・今季のブンデスリーガで、Gregor Kobelのセーブ率は73%で、LeverkusenのLukás Hrádecky(78%)、Péter Gulácsi(77%)に次ぐ3番目に高い数字を記録している。また、枠内ゴール期待値(xGOT)に基づくと、Kobelは今季のブンデスリーガで最も多い7.5失点を防いでいる。

『枠内ゴール期待値（xGOT）』枠内シュートとセーブの質を示す指標｜Stats Perform

・Nico SchlotterbeckとIan Maatsenは2024年に入ってからのブンデスリーガ14試合全てに先発出場しているが、Maatsenは累積警告によりこの試合に出場できない。

・Emre Canも累積警告により、この試合を欠場する。2024年に入ってから、Canが出場しなかったブンデスリーガの試合は3試合あるが、いずれもDortmundが勝利を収めている。

・古巣対戦となるMarcel SabitzerはDortmundの公式戦直近7得点のうち、6得点(3G3A)に直接関与している。3試合連続で得点に直接関与したのはLeipzigに所属していた20年12月以来の出来事。Leipzigでは公式戦229試合に出場し、52G36Aを記録した。

チーム情報

RB Leipzig

昨季成績

ブンデスリーガ 3位
　　勝ち点66 64得点 41失点　
　　得失点差 +23
DFBポカール
　　優勝
UEFAチャンピオンズリーグ
　　ベスト16

今季成績(30節終了時点)

ブンデスリーガ 4位
　　勝ち点59 64得点 41失点　
　　得失点差 +35
DFBポカール
　　2回戦敗退
UEFAチャンピオンズリーグ
　　ベスト16

直近5試合の成績

2024/4/20
ブンデスリーガ第30節
vs 1.FC Heidenheim (A)
〇2-1

2024/4/13
ブンデスリーガ第29節
vs VfL Wolfsburg (H)
〇3-0

2024/4/6
ブンデスリーガ第28節
vs SC Freiburg (A)
〇4-1

2024/3/30
ブンデスリーガ第27節
vs FSV Mainz 05 (H)
△0-0

2024/3/15
ブンデスリーガ第28節
vs 1.FC Köln (A)
〇5-1

Dortmund

昨季成績

ブンデスリーガ 2位
　　勝ち点71 83得点 44失点　
　　得失点差 +39
DFBポカール
　　ベスト8
UEFAチャンピオンズリーグ
　　ベスト16

今季成績(30節終了時点)

ブンデスリーガ 5位
　　勝ち点57 58得点 35失点　
　　得失点差 +23
DFBポカール
　　ベスト16
UEFAチャンピオンズリーグ
　　準決勝進出

直近5試合の成績

2024/4/21
ブンデスリーガ第30節
vs Bayer Leverkusen (H)
△1-1

2024/4/16
UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝 2ndレグ
vs Atlético Madrid (H)
〇4-2

2024/4/13
ブンデスリーガ第29節
vs Borussia Mönchengladbach (A)
〇2-1

2024/4/10
UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝 1stレグ
vs Atlético Madrid (A)
×1-2

2024/4/6
ブンデスリーガ第28節
vs VfB Stuttgart (H)
×0-1

過去5回の直接対決

・2023年12月9日
23/24シーズンブンデスリーガ第14節
Borussia Dortmund 対 RB Leipzig | 2-3

・2023年4月5日
22/23シーズン DFBポカール準々決勝
RB Leipzig 対 Borussia Dortmund | 2-0

・2023年3月4日
22/23シーズンブンデスリーガ第23節
Borussia Dortmund 対 RB Leipzig | 2-1

・2022年9月10日
22/23シーズンブンデスリーガ第6節
RB Leipzig 対 Borussia Dortmund | 3-0

・2022年4月3日
21/22シーズンブンデスリーガ第28節
Borussia Dortmund 対 RB Leipzig | 1-4

監督コメント

RB Leipzig監督 Marco Rose

対戦相手のDortmundについて...。
難しい試合になるだろう。Dortmundは凄まじい攻撃力を持っており、Niclas Füllkrugがターゲットマンとなり、数人がその周りを動き回っている。我々は強度の高い守備をし、1メートル単位でのプレーをしなければいけない。
Marcel SabitzerはBVBのリーダーでありペースメーカーに成長し、プレッシングの指示を出し、ゴールを決め、お膳立てをする。彼は絶好調だ！
Dortmundは好調で、チャンピオンズリーグの準決勝に進出している。とはいえ、彼らの弱点も分かっている。我々は自分たちの強さを理解しているし、自分たちが調子に乗った時に相手が守備をすることが難しくなることも知っている。ホームスタジアムで、トップチーム相手に守備ができることも証明してきた。

先発メンバー変更の可能性について...。
アウェイでのHeidenheim戦で勝利し、立派な仕事をしたのだから、変更する理由はない。とはいえ、途中から出場し、重要な役割を果たした選手のパフォーマンスも見ることができた。いつものことだが、いくつかのポジションで厳しい決断が下されるのは監督にとって良いことだ。それをどう解決するか、それはその時に分かるだろう。

今シーズンの課題について...。
我々は大きな波乱を見事に切り抜けた。今季は2つの難しい局面があったが、それを乗り越えた。困難な1月にもうまく対応し、決して神経をすり減らすことはなかった。今は決定的な局面にあり、絶対的なトップゲームが待っている。監督として、結果以外の部分も評価する。しかし、3位で終わるか4位で終わるか、あるいは5位でチャンピオンズリーグ出場権を獲得するかは小さな違いだ。

4位争いの予備的判断について...。
土曜日の試合の結果にかかわらず、残り3試合で多くのことが起こり得ることは分かっている。Dortmundは諦めないし、我々も諦めないし、VfB Stuttgartも諦めないと思う。3位と4位の争いは最後まで拮抗したものになるだろう。

選手のさらなる成長について...。
Benjamin ŠeškoはSalzburgではレギュラーではなかったが、特に今季の後半はこのチームで目覚ましい成長を遂げた。Xavi (Simons)は対戦相手の異なるリーグで、また新たな一歩を踏み出した。David Raumは昨季とは全く異なる選手で、更に成長した。これからもこの形を維持し続けたい。

トップチームとの上位対決について...。
アウェイでのStuttgart戦は不満だったが、それ以外は接戦だった。我々はこのような上位対決でより多くの勝ち点を手にすることができただろうし、それに値するチームではあった。ただ、このレベルになると些細なことが重要となってくる。トップチームとの直接対決でより多くの勝点を得るために、あらゆる面で一貫性を保つことが重要となる。これは今季の我々が欠いていたことだ。

Yussuf Poulsenについて...。
Yussiがいるのは良いことだ。Benjamin Šeškoの成長も彼とリンクしていると思う。2人はサッカーについてよく話すし、Benjiは多くのことを吸収している。YussiがDortmund戦で何分プレーできるか見てみよう。彼はピッチを駆け回る強い意志を持っており、正しい決断を下すことができる。もちろん、ヘディングやセットプレーでゴールを脅かすこともできる。彼は、今でもニアポストを駆け抜け(て囮にな)ることができる数少ないストライカーの一人だ。

今夏のアメリカツアーについて...。
競技面においてはこの遠征を最大限に活用するつもりだ。ニューヨークでは提携クラブと顔を合わせる予定だし、Emil Forsbergとの再会も楽しみにしている。