23/24 ブンデスリーガ 第19節 1. FC Union Berlin戦のプレビュー
試合情報
23/24 ブンデスリーガ 第20節 vs 1. FC Union Berlin
日時
2023年2月4日(日) 17:30(日本時間25:30) KO
場所
Red Bull Arena (Leipzig)
放送媒体
スカパー! CS800
プレミアムサービスCh.580
SPOOX(ブンデスリーガLIVE)
SPOOX(サッカーLIVE)
スカパー!SOCCERアプリ(ブンデスリーガLIVE/サッカーLIVE)
主審
Marco Fritz (46)
・昨季は国内で20試合を裁き、64枚のイエローカード、1枚のレッドカードを提示。与えたPKは9回。
・今季は国内で9試合を裁き、42枚のイエローカード、2枚のレッドカードを提示。与えたPKは2回。
・この対戦カードを裁くのは初めて。
・今季を含めた過去の試合でLeipzigは11勝5分1敗。ホームに限ると8勝3分。
・今季を含めた過去の試合でUnion Berlinは9勝3分4敗。アウェイに限るとに限ると2勝1分3敗。
過去の対戦成績(全14試合)
Leipzig
7勝1分6敗(26得点)
Union Berlin
6勝1分7敗(17得点)
Leipzig
・過去14度の対戦で無得点だったことはない。
・直近6度の対戦のうち5試合で敗れているが、前回対戦時は勝利。
・LeipzigのYussuf Poulsenは3得点で対Union Berlinのチーム最多得点者。2得点のWilli OrbánとBenjamin Šeškoが続く。(現所属に限る)
Union Berlin
・ブンデスリーガにおける対Leipzig戦の勝率が50%を上回っている(56%)唯一のクラブ。
・Leipzig相手に0-1のビハインドを背負ってから逆転勝利したことが3度ある唯一のチーム。
・Union BerlinのJanil HabererとRobin Knocheは1得点で対Leipzigのチーム最多得点者。(現所属に限る)
Red Bull Arenaでの対戦成績(全7試合)
Leipzig
5勝2敗(14得点)
Stuttgart
2勝5敗(8得点)
Leipzig
・現在、ホームゲーム2連敗中。
・Union Berlinと対戦したホームでのリーグ戦も2連敗中。
Union Berlin
・現在、ブンデスリーガでのアウェイゲームで8戦勝ちなし。現在進行形の記録としてはアウェイで14戦勝ちなしのMainzに次ぐ2番目に長い未勝利記録。
・今季のブンデスリーガでのアウェイゲーム9試合で得た勝ち点は4しかなく、これはリーグワーストの数字。アウェイでの最後の勝利は今季開幕節のDarmstadt戦にまで遡る。
その他データ
Leipzig
・前節のStuttgart戦で18年4月以来となるリーグ戦5失点を喫した。これはリーグ戦1試合で喫した失点数としてはクラブワーストタイの数字。
・現在、リーグ戦3連敗中。過去にリーグ戦3連敗は2021年にJesse Marsch政権で喫した一度しかなく、4連敗を喫したことはない。
・新年最初の3試合で連敗したのは1部昇格以降初めて。新年に入って、ブンデスリーガで勝ち点0のチームはLeipzigだけ。
・現在、リーグ戦4戦連続勝ちなし。これは2022年にDomenico Tedesco政権で4戦連続勝ちがなかった時以来で、Marco Rose政権最長の記録でもある。
・ブンデスリーガ直近4試合で10失点を喫している。これはこの期間で最も多い数字。
・ブンデスリーガ19試合を終えた段階で既に6敗を喫している。これは同時点で7敗を喫していた21/22シーズン以来で、17/18シーズンと並ぶ数字。
・今季のブンデスリーガでリーグで3番目に多い40得点を記録。これは昨季の同時期よりも1点多い。この時点での得点数としては51得点を記録した19/20シーズンに次ぐ数字。
・今季のブンデスリーガでの得点のうち、9得点が自陣から始まったカウンター攻撃から生まれたもの。
・今季のブンデスリーガでの得点のうち、70%がピッチの中央から生まれている。これはリーグで3番目に多い割合。
・今季のブンデスリーガで異なる14人の選手が得点を記録。これはリーグトップの数字。現在のスカッドで今季のブンデスリーガでの得点がないのはWilli Orbán, El Chadaille Bitshiabu, Christopher Lenz, Xaver Schlager, Nicolas Seiwald, Amadou Haidara, Eljif Elmasの7人のみ。
・途中出場した選手による得点(ジョーカーゴール)が8回ある。これはリーグで2番目に多い数字。
・1部昇格後のクラブワースト記録となる公式戦14試合で連続で失点中。また、リーグ戦に限っても10試合連続失点中。
・今季のブンデスリーガで喫した失点のうち、50%にあたる13ゴールがセットプレーから生まれている。これは14失点中7失点がセットプレーから生まれているLeverkusenに並ぶ最も多い割合。
・今季のブンデスリーガで喫した失点のうち、8失点がヘディングから生まれたもの。これは10失点のMainzに次ぐリーグで2番目に多い数字。
・Leipzig監督のMarco Roseは自身の監督キャリアにおいて対Union Berlin戦で4勝2分2敗。
・Mohamed SimakanはLeipzigの選手として、今季のブンデスリーガで全試合に出場していた3選手のうちの一人だが、累積警告によりこの試合を欠場する。デュエル勝利数は97回で、Leipzigの選手としては104回のXavi Simonsに次ぐ2番目に多い数字を記録している。
・Christopher Lenzは16~21年にUnion Berlinでプレー。
・ブンデスリーガ19試合で13得点を記録しているLoïs Opendaは00/01シーズンにSchalkeのÉmile Mpenzaが記録したベルギー人選手としての1シーズン最多得点数に並んでいる。
・Leipzig加入後にブンデスリーガでの最初の19試合でOpendaよりも多くの得点を決めた選手はいない。
Union Berlin
・監督のNenad Bjelicaがベンチ入り禁止処分を受けているため、アシスタントコーチのMarie-Louise Etaが指揮を執る。
・Etaは指導者ライセンス取得のトレーニングの際にRose政権のLeipzigの練習に参加したことがある。
・ブンデスリーガ直近4試合で1失点しか喫しておらず、3度のクリーンシートを記録している。直近4試合の失点数はリーグで1番少ない。
・Urs Fischer前監督の退任後、ブンデスリーガ7試合で2度しか敗れていない。(3勝2分)
・新監督にBjelicaが就任して以降に3勝しているが、これはシーズン最初の12試合での勝利数(2)よりも既に多い。
・19節終了時点での上位6つのチーム(Leverkusen, Bayern, Stuttgart, Dortmund, Leipzig, Frankfurt)とのシーズン前半での対戦全てに敗れている。
・今季のブンデスリーガでヘディングからの得点を8つ決めている。これは11得点のBayernに次ぐリーグで2番目に多い数字。また、これは全得点の44%(8/18得点)にあたり、ヘディングからの得点の割合はリーグトップの数字。
・Rani Khediraは14~17年にLeipzigでプレー。
チーム情報
RB Leipzig
昨季成績
ブンデスリーガ 3位
勝ち点66 64得点 41失点
得失点差 +23
DFBポカール
優勝
UEFAチャンピオンズリーグ
ベスト16
今季成績(19節終了時点)
ブンデスリーガ 4位
勝ち点33 40得点 21失点
得失点差 +19
DFBポカール
2回戦敗退
UEFAチャンピオンズリーグ
グループG2位 → ラウンド16進出
直近5試合の成績
2024/1/27
ブンデスリーガ 第19節
vs VfB Stuttgart (A)
×2-5
2024/1/20
ブンデスリーガ 第18節
vs Bayer Leverkusen (H)
×2-3
2024/1/13
ブンデスリーガ 第17節
vs Eintracht Frankfurt (H)
×0-1
2023/12/19
ブンデスリーガ 第16節
vs Werder Bremen (A)
△1-1
2023/12/16
ブンデスリーガ 第15節
vs TSG Hoffenheim (H)
〇3-1
Union Berlin
昨季成績
ブンデスリーガ 4位
勝ち点62 51得点 38失点
得失点差 +13
DFBポカール
ベスト8
UEFAヨーロッパリーグ
ベスト16
今季成績(19節終了時点)
ブンデスリーガ 15位
勝ち点17 18得点 32失点
得失点差 -14
DFBポカール
2回戦敗退
UEFAチャンピオンズリーグ
グループC 4位
直近5試合の成績
2024/1/28
ブンデスリーガ 第19節
vs SV Darmstadt (H)
〇1-0
2024/1/24
ブンデスリーガ 第13節(延期分)
vs Bayern München (A)
×0-1
2024/1/19
ブンデスリーガ 第18節
vs FSV Mainz 05 (A)
→延期
2024/1/13
ブンデスリーガ 第17節
vs SC Freiburg (A)
△0-0
2023/12/20
ブンデスリーガ 第16節
vs 1. FC Köln (H)
〇2-0
2023/12/16
ブンデスリーガ 第15節
vs VfL Bochum (A)
×0-3
過去5回の直接対決
・2023年9月3日
23/24シーズン ブンデスリーガ第3節 | Union Berlin 対 RB Leipzig | 0-3
・2023年2月11日
22/23シーズン ブンデスリーガ第20節 | RB Leipzig 対 Union Berlin | 1-2
・2022年8月20日
22/23シーズン ブンデスリーガ第3節 | Union Berlin 対 RB Leipzig | 2-1
・2022年4月23日
21/22シーズン ブンデスリーガ第31節 | RB Leipzig 対 Union Berlin | 1-2
・2022年4月20日
21/22シーズンDFBポカール準決勝 | RB Leipzig 対 Union Berlin | 2-1
監督コメント
RB Leipzig監督 Marco Rose
Union Berlinについて...。
Unionは安定さを取り戻した非常にいやらしい相手だ。ブンデスリーガではここ6試合で3勝1分だ。0-1の僅差で敗れたアウェイのBayern戦でも彼らは非常に勤勉で情熱的な守備を見せた。
どのような相手と戦うのかを心得ることが重要だ。得点チャンスを作るためにハードワークをしなければいけない。そして、彼らのポジティブトランジションやセットプレーのシーンできちんと守らなければいけない。
それと同時に、何カ月も取り組んできたことを出すことが重要だ。自信と確信が必要だし、ファンと共に活発になりたい。
Cottawegでの1週間のトレーニングについて...。
今のところ、太陽が我々の顔に微笑んでいないのは明らかだ。今のような時期もある。ただもちろん、この局面を終わらせたい。我々はよく働き、集中し、徹底的に準備してきた。今はホームスタジアムでファンと共に再び盛り上がれるかどうかだ。
我々はいい加減再び達成感を得たい。なぜなら、最終的にはひとつの対価しかないわけだから。それは結果だ。そして今、我々にはまた新たな結果が必要だ。
セットプレーについて...。
数週間前まではセットプレーの場面であまり失点しなかったし、そこそこ良かった。シーズン前半は非常に安定していた。数試合を経て、今はそこから抜け出せなくなってしまった。しかし、我々はそれに対処し、取り組んできた。今はそれを実践に移せるかどうかだ。
ゴールマウスについて...。
アウェイでのStuttgart戦では5失点を喫したが、Janis Blaswichはとても良いプレーをしたし、重要なセーブもした。昨日、両GKと話をしたが、日曜日はPéter Gulácsiがスタートする。この決断は簡単なものではなかった。我々は常にオープンで透明性のあるコミュニケーションをとってきた。
結局のところ、Janisの出来がどうこうという話ではない。彼は素晴らしい結果を残し、素晴らしい成長を遂げた。Janisはこの状況をプロフェッショナルに捉えている。もちろん、彼は喜ばしく思っていないが、このような感情を抱くからこそ、彼はこのレベルに到達した。彼は間違いなくトップクラスの選手だし、これまでと同じようにPeteをサポートする。
とはいえ、週末にGKを交代させるのは単純に全体的な状況を見て決めたことだ。その中には目の前に2人のトップクラスのGKがいるという事実も含まれている。そして、我々は3連敗している。それも評価の一部だ。
我々はまた、このポジションに新たな刺激を与えたい。2人には大きな信頼を寄せている。しかし、毎週毎週その話をしないことも重要だ。我々が試合に勝ち、Peteが良いプレーをすれば、彼を外す理由は見つからないだろう。
Leipzigの練習にも参加したUnionのアシスタントコーチ、Marie-Louise Etaについて...。
自分にとって、彼女の成長は珍しいものではない。我々はいつも、男性サッカーの中で女性が活躍することが好ましいことだと話している。我々はいつも、何か特別なものを作らなければいけないという気持ちを持っている。Louiseは今、タッチラインに立つに値するだけの実力を備えている。
彼女にはクオリティがある。それに個性もある。だから、自分はこのことに驚いていない。
Union Berlinアシスタントコーチ Marie-Louise Eta
Leipzigについて...。
日曜日には非常に強力な相手との対戦が控えている。彼らが直近3試合で敗れているのは事実だが、個の能力が優れた選手を多く擁しており、俗に言う危機的状況をすぐに終わらせることができる質を持ったチームでもある。彼らのパフォーマンスが良い中で結果が伴わなかった試合もあったし、我々が日曜日に強度の高いチームと対戦することは分かっている。
ここ最近、彼らは守備面に問題を抱えており、我々としてはその部分でチャンスを作っていかなければいけない。ただ、彼らは非常に柔軟にプレーすることができ、特にボール保持時にはギャップを上手く見つけ活用したり、スピードのある攻撃を仕掛けてくる。ボールロスト時やボール奪取時の素早い切り替えが求められる。
どのような試合になるか分かっているし、試合を楽しみにしている。先週末のDarmstadt戦では特に試合の後半でピッチ上でエネルギーを発揮することができたし、チャンスも作り、総走行距離は126㎞を記録した。これが基準にならなければいけないし、日曜日のLeipzig戦でもコンパクトに守備をし、デュエルを仕掛け、お互いにサポートし、スペースを上手く活用しながらチャンスをうかがいたい。自分たちでボールを保持しながら試合を作っていきたいし、トランジションも大事にしたい。
Union Berlinの強みについて...。
日曜日のDarmstadt戦でも見られたように、チームが団結していて、一丸となって取り組み、ゴールを守るために全ての力を出し切ること、走ることに対する意志。デュエルに常に勝ちたいという気持ち。これらは基準としてある。
Rose率いるLeipzigの練習に参加した時のことについて...。
参加させてもらったことは当然覚えているが、詳しいことまでは覚えていない。5日間素晴らしいトレーナーチームと一緒に活動することができ、様々な面で素晴らしいクラブから色々なことを学ぶことができたとても良い経験だった。彼らのピッチ上での取り組みや試合前後の取り組み方など、多くのことを持ち帰ることができた。指導者として学ぶべきことは常にあるし、週末に彼らと再会することができるのを楽しみにしている。
選手コメント
RB Leipzig №9 Yussuf Poulsen
RB Leipzig №14 Christoph Baumgartner
その他コメント
予想先発メンバー
Leipzig
kicker (4222)
Gulácsi - Henrichs, Klostermann, Orbán©, Raum - Kampl, Schlager - Xavi Simons, Olmo - Openda, Šeško
Bundesliga EN (442)
Gulácsi - Henrichs, Klostermann, Orbán©, Raum - Xavi Simons, Seiwald, Schlager, Olmo - Šeško, Openda
Bundesliga DE (4222)
Gulácsi - Henrichs, Klostermann, Orbán©, Raum - Kampl, Schlager - Xavi Simons, Olmo - Openda, Šeško
Bild (4222)
Gulácsi - Henrichs, Klostermann, Orbán©, Raum - Kampl, Schlager - Xavi Simons, Olmo - Šeško, Openda
RB live (4222)
Gulácsi© - Henrichs, Klostermann, Lukeba, Raum - Schlager, Kampl - Xavi Simons, Olmo - Poulsen, Openda
主な欠場予定選手:
Simakan, Haidara
累積リーチ:
Openda
Union Berlin
kicker (3322)
Rønnow - Doekhi©, Vogt, Leite - Juranovic, Khedira, Gosens - Schäfer, Haberer - Volland, Hollerbach
Bundesliga EN (3142)
Rønnow - Knoche, Vogt, Doekhi - Khedira - Trimmel©, Tousart, Schäfer, Gosens - Volland, Hollerbach
Bundesliga DE (352)
Rønnow - Knoche, Vogt, Leite - Trimmel©, Král, Khedira, Schäfer, Gosens - Hollerbach, Volland
Bild (3322)
Rønnow – Knoche, Vogt, Leite – Trimmel©, Khedira, Gosens – Kral, Schäfer – Hollerbach, Volland
主な欠場予定選手:
Juranović
累積リーチ:
Vogt, Gosens, Haberer