23/24 ブンデスリーガ 第4節 vs FC Augsburg マッチプレビュー

23/24 ブンデスリーガ 第4節 FC Augsburg戦のプレビュー

試合情報

23/24 ブンデスリーガ 第4節 vs FC Augsburg

日時

2023年9月16日(土) 15:30(日本時間22:30) KO

場所

Red Bull Arena (Leipzig)

放送媒体

スカパー! CS801(録画放送)
プレミアムサービスCh.585
SPOOX(ブンデスリーガLIVE)
SPOOX(サッカーLIVE)
スカパー!SOCCERアプリ(ブンデスリーガLIVE/サッカーLIVE)

主審

Sascha Stegemann (38)

・昨季は国内で25試合を裁き、114枚のイエローカード、6枚のレッドカードを提示。与えたPKは7回。

・この対戦カードを裁くのはAugsburgホームの20/21シーズンDFBポカール2回戦以来2回目。この時はLeipzigが3-0で勝利。

・Leipzigがクラブ史上初のタイトルを獲得した21/22シーズンのDFBポカール決勝も担当。

・今季を含めた過去の試合でLeipzigは7勝2分2敗。

・今季を含めた過去の試合でAugsburgは3勝7分8敗。

過去の対戦成績(全18試合)

Leipzig
10勝5分3敗(31得点)
Augsburg
3勝5分10敗(17得点)

・Leipzigはこのカードで13戦連続負けがない。この間の戦績はLeipzigの7勝4分で、最後に負けたのは17年9月のブンデスリーガ第5節でのアウェイゲーム。

・Augsburgはブンデスリーガでのこのカードの平均勝ち点数が0.14と最も悪い数字を残している。

・このカードの直近3試合の両チーム合計の得点数は15と、1試合平均で5得点が生まれるハイスコアの試合が続いている。

・LeipzigのTimo Wernerは6得点で対Augsburgのチーム最多得点者。4得点のYussuf Poulsenが続く。(現所属に限る)

・AugsburgのRubén Vargasは3得点で対Leipzigのチーム最多得点者。1得点のErmedin DemirovićとArne Meierが続く。(現所属に限る)

Red Bull Arenaでの対戦成績(全試合)

Leipzig
6勝1分2敗(16得点)
Augsburg
2勝1分6敗(8得点)

・1部昇格以降、Leipzigは6勝1分とホームでAugsburg相手に負けたことがない。

・Leipzigがブンデスリーガにおけるホームゲームで通算6勝以上を記録したことのある相手はいない。

その他データ

・Leizpigはブンデスリーガ直近8試合で7勝を記録している。この期間にLeizpigよりも多くの勝ち点(21)を記録しているチームはない。また、この間にDFBポカール決勝のFrankfurt戦、DFLスーパーカップのBayern戦でも勝利している。

・今季のブンデスリーガにおいて、Leipzigはデュエルでの勝率がリーグトップの55%で、Augsburgはリーグワーストの45%。

・Leipzigはブンデスリーガ開幕3試合でクラブ記録の10得点を記録している。そのうち9得点は後半に決めたもの。

・Augsburgはブンデスリーガ開幕3試合でクラブ記録の7得点を記録している。Augsburgの7得点はボトムハーフのチームの中で最多の数字。Augsburgよりも得点が多いチームは全てがトップ5に位置している。

・Augsburgはブンデスリーガ開幕3試合で9失点。これは10失点のDarmstadtに次ぐ多さ。

・Augsburgは今季のブンデスリーガで唯一、全てのビッグチャンスを得点に結びつけている(5得点/5回)クラブ。

・LeipzigのXavi SimonsとAugsburgのErmedin Demirovićはここまでリーグトップタイの3アシストを記録している。

・Leipzig監督のMarco Roseは自身の監督キャリアにおいて対Augsburg戦で4勝3分1敗。

・Augsburg監督のEnrico Maaßenは自身の監督キャリアにおいて対Leipzig戦で1分1敗。

・Rose対のMaaßen監督としての過去の対戦はRoseの1勝1分。

チーム情報

RB Leipzig

昨季成績

ブンデスリーガ 3位
  勝ち点66  64得点 41失点  
  得失点差 +23
DFBポカール
  優勝
UEFAチャンピオンズリーグ
  ベスト16

直近5試合の成績

2023/9/3 ブンデスリーガ 第3節
vs 1. FC Union Berlin (A)
〇3-0

2023/8/25 ブンデスリーガ 第2節
vs VfB Stuttgart (H)
〇5-1

2023/8/19 ブンデスリーガ 第1節
vs Bayer Leverkusen (A)
×2-3

2023/8/12 DFLスーパーカップ2023
vs FC Bayern München (A)
○3-0

2023/8/5 プレシーズンマッチ
vs UD Las Palmas (スペイン1部) (H)
〇3-0

Augsburg

昨季成績

ブンデスリーガ 15位
  勝ち点34  42得点 63失点  
  得失点差 -21
DFBポカール
  2回戦敗退

直近5試合の成績

2023/9/ ブンデスリーガ 第3節
vs VfL Bochum (H)
△2-2

2023/8/2 ブンデスリーガ 第2節
vs FC Bayern München (A)
×1-3

2023/8/2 ブンデスリーガ 第1節
vs  Borussia Mönchengladbach (H)
△4-4

2023/8/13 DFB Pokal 1回戦
vs  SpVgg Unterhaching (ドイツ3部) (A)
×0-2

2023/8/6 プレシーズンマッチ
vs  SSC Napoli (イタリア1部) ()
×0-1

過去5回の直接対決

・2023年4月15日
22/23シーズン第28節 | RB Leipzig 対 FC Augsburg | 3-2

RB Leipzig - FC Augsburg 3-2 | Highlights | Matchday 28 – Bundesliga 2022/23 - YouTube

・2022年10月22日
22/23シーズン第11節 | FC Augsburg 対 RB Leipzig | 3-3

FC Augsburg - RB Leipzig 3-3 | Highlights | Matchday 11 – Bundesliga 2022/23 - YouTube

・2022年5月8日
21/22シーズン第33節 | RB Leipzig 対 FC Augsburg | 4-0

RB Leipzig - FC Augsburg 4-0 | Highlights | Matchday 33 – Bundesliga 2021/22 - YouTube

・2021年12月15日
21/22シーズン第16節 | FC Augsburg 対 RB Leipzig | 1-1

FC Augsburg - RB Leipzig 1-1 | Highlights | Matchday 16 – Bundesliga 2021/22 - YouTube

・2021年2月12日
20/21シーズン第21節 | RB Leipzig 対 FC Augsburg | 2-1

RB Leipzig - FC Augsburg  2-1 | Highlights | Matchday 21 – Bundesliga 2020/21 - YouTube

監督コメント

RB Leipzig監督 Marco Rose

スカッド状況について...。
Dani (Olmo)は欠場するし、Willi (Orbán)は右膝の外側側副靭帯を断裂したから離脱期間が長くなるかもしれない。Doudou (Haidara)はリハビリの最終段階を迎えている。来週からは全体練習に部分的に合流することができるかもしれない。(El Chadaille) Bitshiabuもしばらくは復帰できない。

ただ、良いニュースもあって、明日の試合ではPete (Gulácsi)が久しぶりにメンバー入りする。彼はここ4週間良いトレーニングを積んできたし、あまり良いニュースがない今のチームにとって、非常に嬉しいことだ。副キャプテンがチームに戻って来ることでチームの士気も上がるし、離脱者が出たとはいえ、チームとしては前向きに取り組むことができている。

Willi OrbánとDani Olmoの離脱による影響について...。
Williのカリスマ性、落ち着き、明確さなど、彼が培ってきた経験は自分が彼に対して求めているものでもあり、我々にとって非常に重要な要素である。正直なことを言うと、彼が怪我をするなんて知らなかった。しかし、それは起きてしまったことだ。

また、シーズンが始まってからのここ数週間、Dani (Olmo)が色々な意味でチームのリーダーとなっていたことは言うまでもない。ボールの保持非保持にかかわらずチームを牽引していたし、違いを生み出すことができる選手だ。

彼ら2人は重要な戦力だが、試合に出られない。ただ、我々は優れたスカッドを有しているし、このような状況に対してもうまく対応してきると思っている。特にこれからの数週間は層が薄くなる。先週の自分なら『(怪我人がいないことで)スカッドに入れないレギュラー格の選手に対して、ベンチに入れないことを伝えなければいけない』と言っていたけど、状況は一瞬にして変わる。今はミッドウィークの試合がある週も乗り越えられるようにこれ以上の怪我人が出ないことを願わなければいけない。

ただ、怪我人が出てしまったことは受け入れるほかないし、選手たちには全幅の信頼を寄せている。チーム全員が揃った木曜日の練習からも熱量を感じたし、我々は今この瞬間を楽しむことができている。このような逆境にも対応できると確信を持っているし、難しい状況に対しても準備ができていると考えている。

Willi OrbánとDani Olmoの代わりに出場する選手について...。
代わりを務めることができる選手は十分にいる。ただ、誰を起用するかはまだ決めていない。

Kevin Kamplの重要性について...。
KevkoはWilli OrbánとDani Olmoの2人がいたとしても重要な役割を担っている。彼らがいない今、Kevkoの存在の重要性が増すことは間違いない。Williの離脱でその量自体は少し少なくなってしまうが、Kevkoもチームに経験をもたらしてくれる。彼は非常に信頼の置ける選手で、自分たちのサッカーにおいてとても重要な要素である。彼はここでレギュラーとしての立場を確立させたし、昨季はこのポジションで難しい時期が続いた中、彼の存在は非常に重要なものだった。このような状況の今、彼の存在は我々チームにとって重要だ。若手に対してもそうだが、このクラブに長くいる彼はサッカーの中身の面でも欠かせない。ただ、彼以外にもEmilやYussiなど、多くを経験してきた選手はいる。

Fábio Carvalhoについて...。
Fábioは成長し続けている。これまでも優れた選手だったし、今も優れた選手だし、これからさらに優れた選手になれると思っている。彼は現状の出場時間に満足はしていないが、この状況を受け入れている。彼のポジションの選手のクオリティの高さを考慮すると想像に難くないことではあるが、彼はこの状況に立ち向かい、自分の力を示しているし、ベクトルは自分自身に対して向いている。彼の姿勢はチームに絡んでいきたいと思っていることの表れであり、自分が若い選手に対して求めているものでもある。どこかのタイミングで出場時間という形で報われることになるのは間違いない。Dani Olmoが戦線を離脱している今、彼はBaumi (Christoph Baumgartner)やEmil (Forsberg)と同様に選択肢の一つであるし、このポジションの編成は変わらず良いままだ。

風邪による体調不良が伝えられたLukas Klostermannについて...。
様子見する必要がある。彼が試合に出れる状態になるかはまだ分からない。

Augsburg戦のモットーについて...。
(Union Berlin戦と同じ)"成熟したパフォーマンス"。このフレーズは気に入っているし、こだわり続けたい。10代の選手も何人かいるが、自分たちは成熟した大人だし、毎試合成熟したパフォーマンスを発揮したい。自分たちらしくあるという引き継がれてきたチームの慣習、チームで一つになって取り組むことなど、自分たちのストロングポイントを出していきたい。
Union Berlin戦と同様に強度の高い試合になることは間違いない。デュエルや激しい攻防、時には身体を傷めるようなこともあるかもしれないが、それを受け入れる準備ができていて、なおかつ、自信を持って自分たちのサッカーをすることができれば、ホームで次の勝ち点を得るチャンスは十分にある。

ミッドウィークの試合が始まることに対する選手起用の調整について...。
週末の試合で出場時間が少なかったから、週半ばの試合で出場時間が増えるようなことはない。我々は常に目の前の試合のことしか考えていないし、それが最も大事なものだ。なぜなら、土曜日の試合の結果によって、火曜日の試合に向けた雰囲気も決まるからだ。我々は常にベストな11人をピッチに送り込むことができるように取り組んでいる。もし、15,16,17人と選手がいれば、より優れた選手を送り込む。

ただ、来週火曜日のYoung Boysとのアウェイゲームは人工芝のスタジアムで試合をする特別な状況になる。もしかしたら、何人かの選手はプレーしやすいと感じるかもしれない。でも、それを確認したりすることはない。自分たちはAugsburgとの試合を控えており、それより重要なものはない。試合が終わってからYoung Boys戦のことは考えれば良い。

Pete Gulácsi復帰によるGKのポジション争いについて...。
サッカーにおいて、何かしらの期限を決める必要はない。Peteは10~11か月間離脱していて、今はチャンピオンズリーグのメンバーに登録することができる状態になっている。これはメディカルスタッフやリハビリチームの尽力のおかげでもあるし、もちろんPete本人もこの上ないくらいのハードワークを重ねてきた。彼がチームに合流したことは当然喜ばしいことだけど、まだまだやるべきことはある。

それに、Janis (Blaswich)に対する信頼は絶大で、彼のパフォーマンスが素晴らしかったことから、Peteの復帰について議論することは不要だった。今はJanisがゴールを守り続けるし、Peteの状態を試合に出られる状況にまで引き上げたい。ただ、もし今後Peteが試合に出ることになっても、Janisの定位置がベンチになると決まっているわけでもない。今はJanisは自信を持ってプレーしているし、Peteが復帰したことも嬉しく思う。長期的に見たら、もちろん良い意味での競争が生まれることになるだろう。

代表期間中の練習について...。
残っていたのは5人しかいなかった。ただ、練習試合を組んで出場機会を与えた。Fábioは試合に出られたし、怪我明けのKlosti (Lukas Klostermann)や好調のDavid (Raum)もリズムを維持することができた。Timo (Werner)も試合に出て、得点することができた。そういう意味で、良い試合、良いテストだった。
戦術的なことはほとんどできていない。木曜日の練習で全員が揃ったが、多くの選手は試合からの期間が短く、回復メニューを行なった。金曜日からAugsburg戦に向けた戦術的なこともやっていく。
もちろん、戦術的な練習をできる時間は少ないし、まだ改善するべきところは当然あるが、我々には良い基盤があると思う。それに、強度の高くない練習でも戦術的なことを詰めることはできる。

Augsburg監督 Enrico Maaßen

代表選手を欠いた中での練習について..。
我々は時間を非常に有意義に活用することができ、強度の高い練習を行うことができた。また、リズムを崩さないため、リズムに乗るために練習試合も行なった。
練習では自分たちの安定性を向上させるために取り組んだ。守備的な選手が多く残っていたことは良かったし、良い取り組みができたと思っている。

Leipzig戦に向け、前節から変える必要があると思うことについて..。
Leipzigは個の能力が非常に高いチームで、良いサッカーをしようと試みている。トランジションの部分で非常に優れており、そこからスピード感のあるプレーを披露する。

自分たちにとっては自分たちの出来ることをやるだけだ。できる限り組織的に戦う必要があるし、勇敢なアプローチが求められる。短くボールを繋ぐこととロングボールを活用すること、前からプレスをかける守備と深い位置に撤退した守備との間で良い具合にバランスを取る必要がある。これまでもそれを体現することができているし、『自分たちは勝ち点3を得ることができるんだ』という自信を持たなければいけない。勝ち点3を得ることは常に最優先事項だし、そのために自分たちは取り組んでいる。

Willi OrbánとDani Olmoが欠場することについて..。
まず、Leipzigにとってのキープレイヤーである2人が戦線を離脱していることで、彼らに対しては気の毒に思う。それでもLeipzigのスカッドは非常に優れたものだと思っている。

もしかしたら、彼らの欠場が自分たちにとって良い方向に作用するかもしれないが、それは分からない。少なくとも彼らは守備と攻撃のそれぞれのキーマンを欠くことになるし、我々はそこから得られるかもしれない利点を活用したい。いずれにせよ、我々がコンパクトな状態を保ち、確信を持ってプレーすることがLeipzigとの試合で勝ち点を得るための唯一の方法だ。

Leipzig戦で6年間勝ちのないことについて..。
昨季はそれまでに勝ったことのなかったLeverkusen相手に2連勝を飾ることができたし、勝てていなかったことはチーム内でも話題になっていた。だから、Leipzig戦でも同じようにしようと思う。良いアイデアをくれてありがとう。

個の力が優れているLeipzigに対しての対策の練り方について...。
対策に関しては常にチーム全体に対して行なっている。もちろん、個の選手に対する対策もするが、それはチーム全体への対策の後に来るものだ。スペースと時間を与えないこと、コンパクトな状態を保つこと、積極的にプレーすることで相手に問題を引き起こさせたい。

(昨季に)ホームでBayernと対戦した時、我々は積極的にプレーし、強度の高い試合運びをすることができた。その結果、彼らが我々を攻略するのに手を焼いていたことが目に見えていた。また、(昨季の)ホームでのLeipzig戦も結果的には3-3の引き分けという残念なものになったが、3-0とリードすることができたし、同じように強度の高い試合ができた。

もちろん、自分たちはこのようなチームに勝つことはできる。ただ、全てが上手くいく必要があるし、自分たちにとってはその全てが上手くいくようにできるかどうかが大事になってくる。

選手コメント

なし

予想先発メンバー

Leipzig

kicker(4222)
Blaswich - Henrichs, Simakan, Klostermann, Raum - Kampl, Schlager - Xavi Simons, Forsberg© - Openda, Poulsen

Bild()
Blaswich - Henrichs, Simakan, Klostermann, Raum - Schlager, Kampl© - Xavi Simons, Carvalho - Openda, Poulsen

Bundesliga(442)
Blaswich - Henrichs, Simakan, Lukeba, Raum - Xavi Simons, Schlager, Kampl - Forsberg© - Openda, Šeško

主な欠場予定選手:
Orbán, Bitshiabu, Olmo, Haidara

Augsburg

kicker(4222)
Dahmen - Mbabu, Pfeiffer, Uduokhai, Pedersen - Dorsch, Rexhbecaj - Meier, Demirović© - Beljo, Tietz

Bild()
Dahmen - Mbabu, Pfeiffer, Uduokhai, Pedersen - Dorsch, Engels - Vargas, Demirović© - Beljo, Tietz

Bundesliga(442)
Dahmen - Gumny. Bauer, Uduokhai, Pedersen - Vargas, Engels, Dorsch, Demirović© - Beljo, Tietz

主な欠場予定選手:
Oxford, Okugawa, Michel, Framberger, Tanganga