RB Leipzig №44 Kevin Kampl〔インタビュー〕(2023/8/8)

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DFLスーパーカップでのBayern Münchenとの対戦について...。
試合をとても楽しみにしている。1つの試合だけでタイトルを獲るチャンスがあるけど、こんなチャンスは滅多にない。だからこそ、このチャンスを生かしたい。一つはっきりしているのは、ミュンヘンに行くからには試合に勝ちたいということだ。
ミュンヘンでの試合はいつも特別なものだ。特に、Bayern Münchenとの直近のアウェイゲームに3-1で勝利した記憶は今でも鮮明に残っている。あそこで勝つのはとても気持ち良いことだ。土曜日の試合でもそれを繰り返したい。
もちろん、Bayernがトップチームであることは知っているし、彼らが良い準備をして、新しい選手を獲得したことも知っている。でも、自分たちは自分たちのことだけを考え、ポジティブな気持ちでスーパーカップに臨み、目標を達成したい。チームには新しい選手が多くいるけど、プレシーズン中にとてもハードに働き、チームとしてうまく纏まっている。しかし、まだどこもかしこも100%の状態ではないことも確かだ。

プレシーズンとメンバーの入れ替わりについて...。
トップクラスの選手が去り、トップクラスの選手が来た。自分がここに来てから何回もそのような事が起きているけど、毎回うまく埋め合わせてきた。

もちろん、新しく来た選手たちは環境やルーティンに慣れるのに時間が必要だ。選手たちが闘志を燃やしているというのが最初の数週間を終えた個人的な印象だ。彼らはRB Leipzigのために燃えている。それこそが自分たちが必要としていることだ。

ただ、メンバーも少し変わったし、時間が必要なことも当然分かっている。それでも、自分たちはトップチームであり、全てのポジションが非常に充実している。また本当に良いシーズンを送り、目標を達成できると確信している。自分はこのクラブがいつかはドイツ王者になれるという100%の確信を持っている。常に一歩ずつ前進し続ける道のりの先で、報われる時がいつかは来ると思っている。その場に自分がいるかどうかは分からない。でも、選手として優勝を経験することができればもちろん素晴らしいことだ。自分にとっての夢でもある。

自分はこれまでいくつかのクラブでキャリアを積んできたけど、ここLeipzigではチーム内に特別な化学反応が起きている。基本的に、新しい選手たちがクラブに溶け込むまで、あまり時間がかからない。彼らは両手を広げて歓迎され、自分たち(のような既存選手)と簡単に溶け込めるようにあらゆることが行われる。だから、経験豊富な選手である自分が特別な役割を担う必要はない。もちろん、自分も新しい選手たちに声をかけ、できる限りのサポートをする。でも、それがチームのみんなのやり方なんだ。自分たちのチームに蔓延しているポジティブなエネルギーは伝染し、そのまま新しい選手たちに伝わっていく。トレーニングでもそれを感じることができる。選手たちはすぐに溶け込み、楽しんでいる。自分たちはここRB Leipzigでは一つの大きな家族なんだ。

自身の状態とチームでの役割について...。
プレシーズンは全期間参加することができたし、コンディションも万全だ。自分は32歳だけど、まだ数年間は高いレベルでもプレーできる。

ここ何年か、このチームの一員としてプレーしているし、もちろんピッチ内外でチームを引っ張れるよう努力している。昨季は自分が必要とされるときに力になれることを示した。そして、今季もそのような姿を見せて、チームが自分を必要としているときに力になりたい。

Amadou Haidaraの怪我について...。
彼が数週間の離脱を余儀なくされるという知らせを聞いた時、みんなが悲しんだ。彼とは一緒に長くプレーしてきたし、もし彼の怪我を喜ぶ人がいるのならば、自分はその一番最後の人間だ。自分は激しい競争を望んでいる。昨季はその競争があり、お互いに成長し続けてきた。

Doudouはここ数年で非常に成長した、自分たちにとって重要な選手だ。チームにとって非常に重要で、本当に面白い男で、チームで冗談を言ったりするし、選手としてはとてつもないクオリティーを持っている。
もちろん、シーズン序盤に彼を欠くのは痛手だ。しかし、それをチームとして補うつもりだ。Nicolas Seiwaldという本当に優れた若手がいるし、Xaver (Schlager)と自分もいる。

新加入選手について...。
彼らは皆、大きな可能性を秘めたハングリーな選手たちだ。彼らはプレシーズン期間に懸命に取り組み、正しいメンタリティを持っていることを示してきた。自分はここ数年、Barcelona、PSG、PSVとプレーしてきたXavi Simonsの歩んできた道を追っていた。Fábio Carvalhoは昨夏のLiverpoolとのテストマッチでボールを扱う能力の高さを見せてくれた。
もちろん、Benjamin Šeškoのことも注視している。彼は自分と同じスロベニアにルーツを持っている。とはいえ、初めて会った時、自分は彼に感銘を受けた。巨漢で良い身体をしている。少し大柄すぎると思うかもしれない。でも、Šeškoは並外れたテクニックを持ち、とても速く、球際も強い。彼やYussuf Poulsenのような選手が中央にいて、David RaumやBenny Henrichsのような強力なクロッサーがサイドにいれば、接戦で違いを生み出すことができる。

Konrad Laimerとの再会について...。
彼との再会をとても楽しみにしている。彼は長い間、ここでそのクオリティーを証明してきた良い奴だ。Bayernは真のトッププレイヤーを手に入れた。彼のような能力を持つ選手は多くはいない。彼はボールを奪取する特別な能力の持ち主だ。

自分たちはとても親しい友人で、土曜日はピッチで熱いデュエルを繰り広げられるかもしれないと、既に冗談を言い合っている。選手としても、一人の人間としても彼のことが恋しい。それでも、彼の新天地での活躍を祈っている。ただ、土曜日は彼は対戦相手になる。審判が笛を吹いたら90分間は敵になるし、そこに例外はない。