22/23 ブンデスリーガ 第3節 vs 1. FC Union Berlin マッチプレビュー

22/23 1.ブンデスリーガ 第3節 1. FC Union Berlin戦のマッチプレビュー

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試合情報

22/23 ブンデスリーガ 第3節 vs 1. FC Union Berlin

日時:

2022年8月20日(土) 18:30(日本時間25:30) KO

場所:

Stadion An der Alten Försterei (Berlin)

放送媒体:

スカパー! CS800
プレミアムサービスCh.580
SPOOX(ブンデスリーガLIVE)
SPOOX(サッカーLIVE)

主審:

Deniz Aytekin(44)
・昨季の試合でLeipzigは1勝1敗。
・昨季の試合ではUnion Berlin1分。

過去の対戦成績(全6試合):

Leipzig 3勝(11得点)
Union Berlin 3勝(7得点)

Stadion An der Alten Förstereiでの成績(全3試合):

Leipzig 1勝(6得点)
Union Berlin 2勝(4得点)

その他データ

・Leipzigは開幕2戦で勝ち点2の獲得に留まっている。1部昇格後の過去6シーズンでこれを下回ったのは18/19シーズンのみ(開幕2戦で勝ち点1)で、2番目に悪いスタート。

・Leipzigは現在公式戦で5試合連続失点中。

・Leipzigは現在リーグ戦での対Union Berlin戦で3連敗中。

・Union Berlinは開幕2戦でクラブ記録となる勝ち点4を記録。1部昇格後の過去3シーズンの3節終了時点の勝ち点は4,4,5で、今節勝ち点を積めば昨季と並ぶクラブタイ記録に、勝利を収めればクラブ史上最高のスタートを切ることに。

・Union Berlinは昨季のDFBポカール準決勝でLeipzigに敗れて以降の公式戦7試合で負けなし。(5勝2分)

・Union Berlinは昨季のブンデスリーガ第27節でBayern Münchenに敗れて以降、ブンデスリーガではクラブ記録となる9試合負けなし。(7勝2分)

・このカードは4試合連続で2-1のスコアで終わっている。(Leipzigの1勝3敗)

・Chrisopher Nkunkuは今季のLeipzigの公式戦の6得点のうち4得点に関与。(3G1A)

・Nkunkuは2022年になってからのブンデスリーガ19試合で13ゴールを記録。

・Nkunkuはブンデスリーガデビュー戦となった19/20ブンデスリーガ第1節のUnion Berlin戦で途中出場からの最初のタッチで得点を記録。

・Timo Wernerは19/20シーズンのUnion Berlin戦ではホームとアウェイの両試合で得点を記録。

・Wernerが対Union Berlin戦でチーム最多の3Gを記録。Emil ForsbergとNkunkuが2Gで続く。(現所属に限る)

・Benjamin Henrichsはブンデスリーガでの出場数が99となっており、今節の出場で100試合出場となる。(Leipzigで37試合、Leverkusenで62試合)

・Péter Gulácsiが欠場したブンデスリーガでの試合でLeipzigは3勝4敗。

・Gulácsiの欠場によりWilli Orbánがキャプテンマークを巻くと見られている。LeipzigがアウェイでUnion Berlinに唯一勝利した19/20シーズンの開幕節でもOrbánがキャプテンマークを巻いていた。

・Sven Michel, Kevin Behrens, Timo Baumgartl, Sheraldo Beckerの4人は対Leipzig戦でチーム最多の1Gを記録。(現所属に限る)

・Rani Khediraは古巣との対戦に。14~17年の3年間、Leipzigのユニフォームを身に纏ってプレー。

・今夏にUnion Berlinに加入したJordan Siebatschuはここまで公式戦3試合で2Gを記録。昨季のチーム得点王のTaiwo Awoniyi(今夏に移籍)はUnion Berlinでの初ゴールを記録するまでに7試合を要した。

・Leipzig監督のDomenico Tedescoは自身の監督キャリアにおいて対Union Berlin戦で2勝1敗。

・Union Berlin監督のUrs Fischerは自身の監督キャリアにおいて対Leipzig戦で3勝4敗。

・Tedesco対Fischerの監督としての過去の対戦は1勝1敗。

・Tedesco政権のLeipzigは初めて公式戦で3試合連続で勝ちがない状況。(現在3試合連続で勝ちなし)

対戦相手情報

昨季成績:

ブンデスリーガ 5位
 勝ち点 50得点 44失点  
 得失点差 +6
DFB Pokal ベスト4
UECL グループE 3位

直近5試合の成績:

2022/8/14
22/23ブンデスリーガ 第2節
vs Mainz 05
△0-0

2022/8/6
22/23ブンデスリーガ 第1節
vs Hertha BSC
〇3-1

2022/8/2
DFBポカール1回戦 
vs Chemnitzer FC(ドイツ4部)
〇2-1(1ET0)

2022/7/23
プレシーズンマッチ
vs Nottingham Forest(イングランド1部)
〇1-0

2022/7/16
プレシーズンマッチ
vs Udinese(イタリア1部)
△3-3

監督コメント

RB Leipzig監督 Domenico Tedesco

現在のチーム状況について...。
長期離脱中のYussuf PoulsenとLukas Klostermannに加え、Péter Gulácsiも残念ながら欠場することになった。右内転筋に軽いケガがあり、これはKöln戦に起因するものだ。Peteは既にその時点で違和感を感じていたから、今の我々にとって起用することは更なる離脱になるリスクが大きすぎた。ある意味、予防的な措置であり、チームドクターと一緒に決めたことだ。したがって、Union Berlin戦ではJanis Blaswichがゴールマウスに入ることになる。

Janis Blaswichのブンデスリーガデビューについて...。
Janisは好印象を与えてくれており、とても集中している。彼は試合を楽しみにしているし、もちろん我々も同様に考えている。
Peteと同じように彼にも期待している。まず、GKは何かがあった時に守らなければいけない存在だ。そして、それがJanisだ。基本的に彼はオランダのエールディビジで既に100試合以上出場しているGKで、それも明確な守護神として出場している。もちろん、キャプテンであるPeteが抜けたことは残念だが、モットーは "やり続ける "ということだ。

1週間のトレーニングを積むことができる現在の状況とチームへのプレッシャーについて...。
チーム内でプレッシャーが増していることは感じていない。2試合で勝ち点2しか取れていないし、それを許してしまってはいけないと思っている。何か違うことをするつもりはない。Stuttgart戦やKöln戦の前もそうだったように、全体として良い1週間だった。

Union Berlinについて...。
Unionは昨シーズンと異なることはあまりしていない。昨シーズンのリーグ戦やポカールの準決勝のホームゲームから分かっていることでもあるが、彼らは同じように優秀で、同じように安定している。安定感が抜群で、前線に極端なスピードがある。ストライカーが入れ替わったとはいえ、似たようなタイプの選手たちだ。例えば、Grischa PrömelはHoffenheimに移籍したが、Janik Habererが代わりに加わった。プロフィール的に非常に似ている選手たちだ。

ドイツサッカー界にてビデオアシスタントレフェリー(VAR)導入から5年が経ったことについて..。
自分が言えるのは映像による証拠に幸あれということだけだ。結局のところ、映像による証拠は試合をより公正にし、間違った判断を明確にするために導入された。そして、もしそうなるのであれば、それはそれで良い。世界中の全ての監督はVARを使った経験がある。良いこともあれば悪いこともあるし、誰にでも良い経験と悪い経験がある。それを受け入れて、考え込まないことだ。なぜなら、最終的にはやはり違う意見が出ることが多く、未だに難しいことだから。
映像による補助には存在意義がある。審判がすぐに気づかなかったかもしれない判定がたくさんあり、それが正しく修正されたのだから。

開幕戦からここまでについて...。
Stuttgart戦では素晴らしいプレーができたし、もし4点取っていたら、VfBは文句を言えなかったと思う。彼らは勝ち点を大いに祝った。最終的にStuttgartのGKがMan of the Match(MOM)に選ばれたことがそれを物語っている。そして、Köln戦も非常に注意深く、細部にまでこだわって分析した。今シーズンの最初の試合は自分から見てとても良かった。2試合目もまあまあ良かった。なぜなら、10人の選手でKöln相手に45分間プレーすることはもちろん簡単なことではないからだ。しかし、どちらか一方の状況では確かにもっとうまくやらなければならない。勝ち点という点では我々にとって良いスタートではなかったが、プレーという点ではそうだった。地に足をつけなければいけないし、少し落ち着く必要がある。

スタメンの選択肢について...。
我々のチームはミッドウィークの試合が始まってからに本格的に回り始める。現時点ではまだ少し我慢しなければならない選手もいる。でも、3,4日おきに試合を行ない、ローテーションを増やせば、全員が自分の出番を得られるようになる。ブンデスリーガはまだ第3節だ。
これまではJoško GvardiolとKonrad Laimer抜きでプレーすることが多かった。そしてもちろん、この2人は昨シーズンからの主力選手だ。足首のケガで短期間の休養を余儀なくされたKonniは当然ながら再び先発の候補に挙がっている。Joškoも基本的には先発に十分な状態にある。先週も彼は先発を望んでいたが、少し落ち着かせなければいけなかった(笑)

Hugo Novoaについて..。
Hugoは素晴らしいプレシーズンを送り、既に昨シーズンのトレーニングで素晴らしい局面を見せていたが、我々が彼をチームに組み込むができなかった時期だった。今、こういう機会があるから、ユース出身の選手として次のステップを与えてあげたい。HugoはStuttgart戦で素晴らしいプレーを見せた。(Köln戦では)ドイツ代表のJonas Hectorが対峙する相手だったが、若い選手はそこからしか得られないものがある。アシスタントコーチのAndreas HinkelがDFだったということもあり、特に彼とは非常によく取り組んでいる。Hugoは初めからプレーすることもあれば、時には途中から入ってくるだろう。それでも彼は上手くやっていけるだろう。彼はフィットネスの面でも、スピードの面でも、我々の中ではトップクラスにある。その組み合わせだけで既にトップだ。自分はWGとして、そういう選手が好きなんだ。

Emil Forsbergについて...。

Emilとは頻繁に話をしている。彼は自分を含めたコーチングスタッフからとても高く評価されている。彼自身もそのことは知っている。彼が素晴らしい人間で、素晴らしい選手だ。
なぜDani Olmoが彼よりも起用されているのかも話した。DaniはStuttgart戦で並外れた活躍をし、Köln戦ではそれをさらに上回るプレーをした。だから、Daniが流れに乗り続けられるように彼を起用し続けることはいたって普通のことだ。もし、Emilが昨季のように流れに乗っているのであれば、彼も起用し続ける。メディアに対する代理人の発言ではなく、自分とEmilの間での話し合いが重要だ。既に言ったように、自分たちはオープンマインドな対話を頻繁に行なっている。自分は彼のことが大好きだし、彼は自分にとって、非常に重要だ。
1つだけ加えると、3試合前のBayernとのスーパーカップでEmilは先発だったし、4試合前の優勝したDFBポカール決勝でも彼は先発だった。

Union Berlin監督 Urs Fischer

Leipzigはブンデスリーガ有数のトップチームだとみている。彼らがTimo WernerとDavid Raumを獲得したことからもそれは分かる。攻撃では1人で試合を決定づけることができる選手が多くいる。守備は良く組織されていて、非常にコンパクトだ。彼らは理想的なスタートを切ることができなかったが、それでも我々には大きな課題が待ち受けている。

Timo Wernerは深みを求めている選手で驚異的なスピードを持っている。David Raumは攻撃的なサイドの選手だ。彼にクロスを上げさせないように気を付けなければいけない。彼らにスペースを与えないことが重要だ

1つだけ良い点を挙げるのであれば、我々はLeipzigに勝つのに何が必要なのかを知っているということだ。その気持ちをきちんと持っていく必要がある。ただ、試合は0の状態から始まる。我々はLeipzig戦での勝利などを経験したことで成長することができた。

積極性と前に向かっていくディフェンス、つまりは素早い攻撃が必要だ。高さを取らなければならない。高い位置まで走り、相手に仕掛けるようにする。自陣からみんなで一体となってやっていくしかない。自分たちがボールを持つ際に相手を走らせることができれば、相手の体力を削ぐことができる。その点では自信を持ってプレーする必要がある。我々がコンパクトで、みんなが同じようにプレーすれば、相手もスペースが少なくなる。そうすれば、常に良いプレッシャーをかけることができる。

選手コメント

RB Leipzig №7 Dani Olmo

Union Berlin №8 Rani Khedira

彼らは総力戦で向かってくる。でも、昨季のリーグ戦では彼らを2度倒している。その経験からも、どうすれば勝てるかは分かっている。安定した守備と前線の切り替えをしっかりやることだ。そうすれば、Alten Förstereiではどんなことでも可能なんだ。

予想先発メンバー

Leipzig

kicker(3412)

Blaswich - Simakan, Orbán©, Gvardiol - Henrichs, Laimer, Kampl, Raum - Olmo - Werner, Nkunku

Bild(3412)

Blaswich - Simakan, Orbán©, Gvardiol - Henrichs, Laimer, Kampl, Raum - Olmo - Werner, Nkunku

Bundesliga(3412)

Blaswich - Simakan, Orbán©, Gvardiol - Novoa, Kampl, Henrichs, Raum - Olmo - Nkunku, Werner

主な欠場予定選手:Péter Gulácsi, Yussuf Poulsen, Lukas Klostermann, Dominik Szoboszlai

Union Berlin

kicker(3322)

Rönnow - Jaeckel, Knoche, Diogo Leite - Ryerson, Khedira©, Gießelmann - Haraguchi, Haberer - Siebatcheu, Becker

Bild(3322)

Rönnow - Jaeckel, Knoche, Diogo Leite - Trimmel©, Khedira, Ryerson - Haraguchi, Haberer - Becker, Siebatcheu

Bundesliga(3412)

Rönnow - Jaeckel, Knoche, Diogo Leite - Trimmel©, Khedira, Haberer, Gießelmann – Haraguchi - Becker, Siebatcheu

主な欠場予定選手:Timo Baumgartl