22/23 DFBポカール2回戦 vs Hamburger SV マッチプレビュー

22/23 DFBポカール2回戦 Hamburger SV戦のマッチプレビュー

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試合情報

22/23 DFBポカール1回戦 vs Hamburger SV

日時:

2022年10月18日(火) 18:00(日本時間25:00) KO

場所:

Red Bull Arena (Leipzig)

放送媒体:

DAZN

主審:

Benjamin Cortus(40)
・昨季の試合でLeipzigは1勝1敗。
・昨季の試合でHSVは担当なし。

LeipzigがアウェイでSV Babelsbergと対戦した21/22シーズンのDFBポカール2回戦、LeipzigがHSVを最後にRed Bull Arenaに迎えた17/18シーズンのブンデスリーガ第20節でも主審を務めた。

過去の対戦成績(全5試合):

Leipzig 3勝 (10得点)
HSV 1勝 (5得点)
1分

Red Bull Arenaでの成績(全2試合):

Leipzig 0勝 (1得点)
HSV 1勝 (4得点)
1分

その他データ

・過去10大会で2部チーム対1部チームの対戦は109度あり、2部チームが勝利したのは約22%にあたる24度。

・過去10大会で前回大会王者が2回戦で敗れたのは15/16シーズンのWolfsburg、18/19シーズンのEintracht Frankfurt、20/21シーズンのBayern Münchenの3度。

・Leipzigは前回大会王者として迎える試合。

・Leipzigは通算で11回目となるDFBポカール出場。この試合が34試合目。

・Leipzigが2回戦を戦うのは9回目。これまでの通算成績は5勝3敗。

・Leipzigが2回戦をホームで戦うのは4回目。これまでは2勝2敗。

・決勝がベルリンのOlympiastadionで開催されるようになった84/85シーズン以降でHSVは通算38回目となるDFBポカール出場。

・決勝がベルリンのOlympiastadionで開催されるようになった84/85シーズン以降でHSVが2回戦(R32)を戦うのは27回目。これまでの通算成績は18勝8敗。

・決勝がベルリンのOlympiastadionで開催されるようになった84/85シーズン以降でHSVが2回戦(R32)をアウェイで戦うのは18回目。これまでは10勝1分6敗。

・LeipzigのTimo Wernerは対HSV戦でチーム最多の3得点を記録。2得点のEmil Forsberg、1得点のYussuf Poulsenが続く(現所属に限る)

・欠場予定のLeipzigのChristopher Nkunkuは21年5月16日に行われた20/21ブンデスリーガ第33節Wolfsburg戦以降、Leipzigが戦った公式戦に74試合連続で出場していた。この間に45G22Aを記録。

HSVのBakery Jattaは対Leipzig戦でチーム最多の1得点を記録(現所属に限る)

・欠場予定のHSVのRobert Glatzelは昨夏にHSVに加入して以降、HSVが戦った公式戦全54試合に出場し、同期間でチーム最多の34Gを記録。

・Leipzig監督のMarco Roseは自身の監督キャリアにおいて初めてのHSV戦。

HSV監督のTim Walterは自身の監督キャリアにおいて初めてのLeipzig戦。

・Rose対Walterの監督としての対戦は初めて。

HSV監督のTim Walterは監督キャリア通算4大会目となるDFBポカールを指揮するが、過去3回は全て2回戦を勝ち抜けている。

対戦相手情報

昨季成績:

2. ブンデスリーガ (ドイツ2部) 3位
勝ち点60 67得点 35失点  
得失点差 +32

1部2部昇降格PO
2戦合計1-2で2部残留

DFBポカール ベスト4

直近5試合の成績:

2022/10/14
22/23 2. ブンデスリーガ 第12節
vs FC St. Pauli
×0-3

2022/10/8
22/23 2. ブンデスリーガ 第11節
vs 1. FC Kaiserslautern
△1-1

2022/9/30
22/23 2. ブンデスリーガ 第10節
vs Fortuna Düsseldorf
〇2-1

2022/9/17
22/23 2. ブンデスリーガ 第9節
vs Holstein Kiel
〇2-0

2022/9/9
22/23 2. ブンデスリーガ 第8節
vs Karlsruhe SC
〇3-2

監督コメント

RB Leipzig監督 Marco Rose

次戦について...。
DFBポカールには独自の原則がある。予想外のことが常に起こり得る。小さなチームも能力を上回るものを発揮することがある。ただ、HSVは小さなチームでもなければ、典型的な2部リーグのチームでもない。彼らは最も失点が少なく、質の高いチームを有している。試合に合わせてチームを調整する必要はない。選手たちはどのような試合が待ち受けているかをきちんと理解している。自分たちは次のラウンドに進みたいが、HSVも同じことを思っている。彼らは自分たちに多くのことを要求してくるだろう。

Tim Walterのサッカーについて...。
Tim Walterのことをよく知っている。自分がSalzburg U18の監督で、彼は当時Bayern München U17の監督だった。彼は明確なアイディアを持っていて、良いやつなんだ。彼のシステムは機動力のある2人の8erとスピードとサイドでのプレーに長けたウイングを擁する4-3-3に集約されるのが普通だ。攻撃の中心はRobert Glatzelがターゲットプレーヤーとして機能し、ウイングが幾度となく決定的なお膳立てをしている。CBとSBも1対1のデュエルで見込みのあるチャンスを狙っている。
とはいえ、HSVの試合は手品のようなものではない。コンパクトな陣形を保ち、ボールに対して圧力をかけることが重要だ。そうすればチャンスも生まれるだろうし、それを生かしていきたい。

難しいこの時期の重荷について...。
状況は自分たちにとって限界値に近い状態にあるが、それが変わることはない。選手たちのケアをしっかりしているし、彼らも自分たちのケアをしっかりして、プロフェッショナルに働いてくれている。それ以外のことはあるがままを受け入れ、自分たちのためにベストを尽くす。結果で自分たちに報いるために、あらゆることに挑戦していくつもりだ。結果を出すことだけに集中している。それ以外のことは今のところ重要ではない。疲労は頭から始まるもので、そうならないようにしたい。

攻撃の質について...。
チームには優れた攻撃的な選手がたくさんいる。André Silvaは調子が良いし、Emil Forsbergは得点した。Dominik Szoboszlaiは週末に2Aしてくれたし、Yussuf Poulsenもだんだんプレー時間が長くなってきた。選手の多くが攻撃で違いを作ることができるが、守備的な選手もいつでも得点を決めることができる。トーナメントの利点を生かし、次のラウンドに進めるように最善を尽くす。

Janis Blaswichについて...。
彼については最初から心配はしていなかった。Janisには信じられないほどのクオリティの持ち主だ。彼はすぐに自分の課題を認識し、その課題をクリアしてくれた。その過程で彼はチームの中で自信をつけ、出場機会を積むことができた。全幅の信頼がおけることを彼は多くの試合で証明してくれた。自分たちは彼にとても満足している。とはいえ、彼はこれからも常にトレーニングを続け、さらに良くなるために自分自身に取り組んでいくだろう。また、GKコーチのFrederik Gößlingの働きにも本当に感謝している。

HSV監督 Tim Walter

試合に敗れたダービーについて...。
レッドカードは間違いなく転換点となった。あの時点では0-0で、改善の余地はあったものの、全てをコントロールできていた。不注意だったことから自分たちは壊滅的な打撃を受けた。自分たちにそんなことは起こらないはずなのに、起こってしまった。それでも、10人になっても試合に勝ちたいからこそ、自分たちは積極的にプレーした。昨季の教訓として、頻繁に引き分けてはいけないということを学んだ。自分たちは負けないようにプレーするチームではない。このような状況でも勝つためにプレーしたい。残念ながら、それができなかった。そのことへの失望はまだ残っている。とはいえ、自分たちは前を向かなければいけない。幸いなことに、火曜日には既にその機会がある。

アウェイでのLeipzigとのポカールについて...。
ポカールは全く別の大会だ。クラブとして、チームとして、自分たちをアピールできるチャンスだ。自分たちは下馬評では間違いなく劣っている。RB LeipzigはCLでプレーしているし、現ポカール王者でもある。このチームのクオリティーは理解している。それでも、自分たちのDNAから逸脱することなく、チャンスを窺うつもりだ。自分たちの姿を披露したい。HSVの象徴である勇気、意志、団結を示したい。だから、この試合を楽しみにしている。

現在の状況について...。
サッカーには常に浮き沈みがある。自分たちはこれからも自分たちの道を歩むし、過去2試合や外部からの評価に今さら左右されるようなことはない。変わらずに在り続ける。自分たち以外は誰も助けてくれない。自分たちは今、1つの敗北と1つの非常に大きな失望を経験した。その前は6試合連続で負けなしだったし、アウェイで10連勝したこともあった。今は敗戦に打ちのめされるつもりはないし、全てを黒く塗りつぶすつもりもない。逆境は単にサッカーの一部分だ。自分たちはシーズンを通して、多くの試合で自分たちの実力を示してきた。

ファンとの繋がりについて...。
ファンはダービーで素晴らしい応援をしてくれた。彼らは多くの労力をつぎ込んでくれし、素晴らしいコレオグラフィーを披露してくれた。だから、負けた時に彼らががっかりするのは明らかだ。その上で、お互いに理解を示すことが大事だ。一緒に悔しがれば良い。対立する必要はない。自分たちが彼らの下に歩み出ると、ファンはまたすぐに''HSV''と叫んでくれた。ゴール裏にいる連中も、自分たちと同じようなアイデンティティを育んでいるんだから、本当の何かはそこで生まれる。だからこそ、結束と一体感だけが重要だ。自分たちのファンは火曜日もチームのことを応援してくれるだろう。

選手コメント

なし

予想先発メンバー

Leipzig

kicker(4222)

Blaswich - Henrichs, Orbán©, Gvardiol, Raum - Kampl, Schlager - Szoboszlai, Forsberg - Poulsen, André Silva

主な欠場予定選手:Péter Gulácsi, Dani Olmo, Timo Werner, Lukas Klostermann, Christopher Nkunku, Marcel Halstenberg, Konrad Laimer

HSV

kicker(4123)

Heuer Fernandes - Heyer, Vušković, David, Muheim - Meffert - Reis, Bénes - Jatta, Glatzel, Dompé

主な欠場予定選手:László Bénes, Robert Glatzel, Tim Leibold, Omar Megeed, Ogechika Heil