22/23 ブンデスリーガ第9節 vs FSV Mainz 05 マッチプレビュー

22/23 1.ブンデスリーガ第9節 FSV Mainz 05戦のマッチプレビュー

試合情報
対戦相手情報
監督コメント
- RB Leipzig監督 Marco Rose
- Mainz 05監督 Bo Svensson
選手コメント
- RB Leipzig №37 Abdou Diallo
- Mainz 05 №29 Jonathan Burkardt
予想先発メンバー

試合情報

22/23 ブンデスリーガ第9節 vs FSV Mainz 05

日時：

2022年10月8日(土) 15:30(日本時間22:30) KO

場所：

MEWA ARENA (Mainz)

放送媒体：

スカパー！ CS241(録画放送)
プレミアムサービスCh.585
SPOOX(ブンデスリーガLIVE)
SPOOX(サッカーLIVE)

主審：

Dr. Felix Brych(47)
・昨季の試合でLeipzigは2勝1分。今季の試合で1敗。
・昨季の試合ではMainzは1敗。

過去の対戦成績(全12試合)：

Leipzig 7勝(37得点)
Mainz 3勝(18得点)
2分

MEWA ARENAでの成績(全6試合)：

Leipzig 2勝(13得点)
Mainz 3勝(12得点)
1分

その他データ

・過去2シーズンのこのカード(全4試合)は全てホームチームが勝利。

・Leipzigは今季の全ての公式戦のアウェイゲームで勝ちがなく(1分4敗)、ブンデスリーガに限ると2得点10失点。

・Leipzigはブンデスリーガでのアウェイゲームでここ6戦勝ちなし。(2分4敗)

・Leipzigは今季のブンデスリーガでホームではリーグトップの勝ち点10を記録しているが、アウェイではリーグで2番目に少ない勝ち点(1)を記録。

・Mainzは今季のホームでのリーグ戦は2分1敗。

・Mainzは今季のブンデスリーガで獲得した11の勝ち点のうち、ホームで獲得したのは18%(勝ち点2)に留まり、リーグで最も悪い割合。

・Mainzは今季のブンデスリーガでホームでは41本のシュートを放っているのにもかかわらず、得点は1に留まっている。

・LeipzigのTimo Wernerは13得点で対Mainzのチーム最多得点者。5得点のYussuf Poulsen、2得点のEmil Forsberg、Lukas Klostermann、Christopher Nkunku、André Silva、Marcel Halstenbergが続く。(現所属に限る)

・今季のLeipzigのブンデスリーガでの13得点のうち、Nkunkuが6得点を記録。リーグ全体でもこれを上回るのは7得点を記録しているBremenのNiclas Füllkrugのみ。

・MainzのKarim Onisiwoは2得点で対Leipzigのチーム最多得点者。1得点のJae-sung Lee、Lenadro Barreiroが続く。(現所属に限る)

・MainzのJonathan Burkardtは昨季のブンデスリーガで記録した11得点のうちの7つをホームで記録。

・Leipzig監督のMarco Roseは自身の監督キャリアにおいて対Mainz戦で5勝1敗。MEWA ARENAでは3戦全勝。

・Mainz監督のBo Svenssonは自身の監督キャリアにおいて対Leipzig戦で2勝1敗。

・Rose対Svenssonの監督としての対戦はRoseの2勝1敗。現役時代にはMainzで6試合で同時に出場。

対戦相手情報

昨季成績：

ブンデスリーガ 8位
　勝ち点46　50得点 45失点　
　得失点差 +5
DFB Pokal ベスト16

直近5試合の成績：

2022/8/20
22/23ブンデスリーガ第3節
vs SC Freiburg (A)
×1-2

2022/9/16
22/23ブンデスリーガ第7節
vs Hertha BSC
△0-0

2022/9/10
22/23ブンデスリーガ第6節
vs TSG Hoffenheim (A)
×1-4

2022/9/4
22/23ブンデスリーガ第5節
vs Borussia Mönchengladbach (A)
〇1-0

2022/8/27
22/23ブンデスリーガ第4節
vs Bayer Leverkusen (H)
×0-3

監督コメント

RB Leipzig監督 Marco Rose

Mainz 05に在籍していた期間について...。
Mainzではとても居心地がよく、素晴らしい時間を過ごすことができた。FSVで2度昇格し、ヨーロッパの舞台でプレーし、クラブでは全体的に大きく成長することができた。娘はマインツで生まれた。今でも多くの友人がいて、クラブにも多くの知り合いがいるし、マインツには多くの繋がりがある。Mainzというクラブも、マインツという街も、自分にとってはずっと特別な存在だ。戻ってくるのはいつも楽しいことだ。

Mainzのクオリティについて...。
Mainzでは本当に良い選手たちがプレーしている。チームはよく纏まっている。Mainz 05の特徴であるアグレッシブさが予測できる。それにうまく対応しなければチャンスはない。Karim Onisiwoは信じられないほどの身体能力を持っていて、ゴールがどこにあるのかを知っている選手だ。Jonathan Burkardtは再びフィットしてきた。Anton Stachは今やドイツ代表選手だし、Stefan Bellは昔からの知り合いであり、実際に一緒にプレーしたこともあり、チームを纏めている存在だ。
Mainzは単純に良いチームだから、土曜日は自分たちの力をしっかり発揮しなければならないと思っている。それが一番大事なことで、あとは限られた時間の中で、少ないスペースを見つけ、活かしていくことが大事だ。非常に厳しい戦いになるだろうから、準備を怠らないようにしないいけない。

Mainz監督のBo Svenssonについて...。
Bo SvenssonはMainzでプレーした経験がある。彼はMainzというクラブ、クラブが何を体現しているか、Mainzで何が可能か、そしてそれが何なのかを知っている。彼はこの街で快適に過ごしていると思うし、全面的なバックアップを受けている。彼は彼自身が得た機会から最善で最適なものを引き出している。Mainzはホームでもアウェイでも、何年も対戦するのが嫌な相手だった。彼らはブンデスリーガで重要な役割を担っており、それに応じて彼はFSVで素晴らしい仕事をしている。

チームの現在の状況について...。
現在の印象は良い。2試合連続で良いパフォーマンスを見せ、2連勝している。これから多くの試合が待ち構えていることは分かっている。ここまでは非常によく働いてきたし、もちろんフレッシュな選手も投入する。自分はこのチームに大きな自信を持っているので、みんなを起用していきたい。
攻守両面でインテンシティを発揮したい。Bochum戦では今季のブンデスリーガで最も多くのパスを回した。荒れた試合なのかコントロールできている試合なのかという話をポゼッションの割合から見た時に、自分たちは本当にバランスが取れていると思う。そしてもちろん、そういう試合が最終的にどうなるかは相手も要素となってくるが、Mainz戦は荒れた試合展開になると思っているし。これは想定内だ。彼らは自分たちに対して走り、攻撃してくるだろうし、自分たちはカウンターで対抗し、決定的な場面でゴールを決める必要がある。そしてもちろん、試合をコントロールできるようにも試みる。

Celtic戦での3-1の勝利について...。
Celtic戦は荒々しかったが、構造を持っていた。後半は試合をコントロールし、ほとんど何も許さなかった。ボールを保持する回数も多く、ポゼッションの時間も長かった。良いサッカーが見られたと思う。3-1で勝利した試合は上下動の激しいものだった。良いチーム同士のレベルの高い試合で自分たちは最終的にとても優勢で、ぐらつくことなく試合をものにすることができた。

キャプテンのPéter Gulácsiが負傷した後のGKの状況について...。
GKに関してはFrederik Gößlingと共に良い仕事ができている。良いGKが揃っている。Celtic戦ではJanis Blaswichが入り、素晴らしい仕事をしてくれた。前半のCelticの最も優れた局面で彼が複数回のピンチを防いだ。全体的に彼はとても落ち着いていて、ハッキリとしているように見えた。Celtic戦では素晴らしい仕事をした。
彼の後ろには若いJonas Nickishが控えていて、これまでのトレーニングではとても良い取り組みをしている。UYLの経験があり、U19ブンデスリーガでもプレーし、プロチームのメンバーにも何度か入っている。とはいえ、自分たちはもちろん、質量ともにポジションを埋めておく責任を負わなければならない。GKのポジションでまた何か起こった時には、次のGKがU17チームの非常に若い選手になる。これらのことから、自分たちは市場を見て回らなければならないし、そうしているところだ。そして、冷静に良い解決策を見つけようと思っている。

Timo Wernerについて...。
選手から自分に歩み寄ってきたし、自分たちは話をし、意見を交換した。事実として、自分はあのようなことを許すことはできないし、許さない。Timoもそれを理解してくれたと思う。自分は彼を全面的に支持している。彼がクラブのために、そしてドイツのために多くのゴールを決めれるように支えたい。そして、彼が成長し続けること。それが自分たちが話したことだ。この問題は解決したことで、二度と起こらないだろう。自分は比較的早い段階で、Leipzigで何を大切にしていきたいかを明確にしたかった。チームスピリットと団結力だ。大きな目標を達成するためにはチームが一丸とならないことにはチャンスはない。

Mainz 05監督 Bo Svensson

前節のFreiburg戦について...。
悪くない試合運びだったと個人的には思っている。多くの人が批判的に見ていた前半でも、チームが組織になっていることを見て取ることができた。ただ、いくつかの状況で適切な守備ができず、ファイナルサードでのチャンスをものにすることができなかった。先週の試合と今週のトレーニングで良さから、ここまでは良くなっていると言える。ただ、流れができるまでにはもう少し時間がかかる。何をしなければいけないかは分かっているが、かと言ってLeipzigのようなトップチーム相手に勝ち点を得ることが決まっているわけではない。Freiburg戦と同じような良い試合を送る必要がある。Freiburg戦が素晴らしい試合だったとは言えないが、継続して良いパフォーマンスを発揮したり、ブンデスリーガで勝ち点を積み上げていく上で最も重要な要素であるメンタリティや姿勢の部分からは特に良い傾向が感じ取れた。

LeipzigとLeipzigのGKの状況について...。
GKの状況はもちろん非常に辛いことだ。クラブは絶対的なGKをケガで失うことになった。幸運を祈っているし、Gulácsiはきっと早く復帰できるだろう。このようなことはいつでも悲劇ではあるが、残念ながらサッカーの一部でもある。
昨晩の試合(Celtic戦)とBochum戦を分析するだけでよかった。彼らは試合を支配していたし、切り替えの部分も非常に良かった。リーグ内ではBayernのみが同等のレベルを持っているくらいに攻撃のクオリティも高い。当然のことながら、このような相手との試合でチャンスを得るためには全てで正しいプレーをしなければならず、要求されているレベルもとても高い。ただ、自分たちはそのために全てを尽くし、Leipzigに問題を抱えさせたい。それが自分たちのタスクであり、リスペクトを持ちながらも、自分たちの信念を貫き、強さをピッチで発揮したい。

Marco Roseについて...。
Marcoは今は多くの試合をしているし、Leipzigの監督に就任してからは非常にストレスの多い時を過ごしているだろうし、今は連絡は取っていない。それでも自分はMarcoを楽しみにしている。彼はここMainzで非常に良い時間を過ごした優れたやつだ。Mainzとの特別な関係もある。彼との会話はとても楽しいものだから、会うことを楽しみにしているが、試合が始まれば2人とも勝利を目指す。試合が終われば、再会を楽しむことができると良い。これは自分が思っていることだから、Marcoにも聞いてみないと分からないね(笑)

選手コメント

RB Leipzig №37 Abdou Diallo

Mainz 05 №29 Jonathan Burkardt

昨季の開幕戦での1-0の勝利は圧倒的な気持ちだった。コロナウイルスによる離脱者が多くいた中、観客たちを前にして素晴らしい勝利を挙げることができた。シーズンのスタートとしては最高のものだったし、あのような試合は忘れない。2021年1月の3-2の勝利もまだよく覚えている。無意識のうちに、ホームで相手に良い思いをしたというのは間違いなく頭の中にある。ただ、あれからLeipzigの状況は変わり、試合に向けての準備も変わってきている。土曜日はホームゲームでMainz 05のあるべき姿を再び見せなければならない。最大限の強度でプレーし、素早く切り替えて前向きにプレーし、ファンを盛り上げさせたい。そうすることでLeipzigの強みを全く出させないようにする。