1. FC Saarbrücken №1 Tim Schreiber〔インタビュー〕(2023/11/2)

インタビュアー:
Bayern München戦の勝利の後、ARD (ドイツ公共放送連盟) のインタビューであなたは言葉を失っているように見えました。
Mr. Schreiber、チームが成し遂げたことを一晩で理解できましたか?
Tim Schreiber:
そんなに眠れなかったよ(笑)あの状況全体が未だに非現実的なことなんだ。試合後は夢のようだった。
自分たちは1%しかないかもしれないチャンスをものにした。世界最高のチームの一つに勝ったという事実を考えると、クレイジーなことだよ。

インタビュアー:
試合前、ピッチコンディションが悪く、試合ができるかどうかも微妙でした。チームとしてどのように対処しましたか?
Tim Schreiber:
(直前のリーグ戦での) Dynamo Dresden戦が中止になった後のピッチを見た時、必ずしも試合ができるとは思えなかった。
だからこそ、素晴らしい仕事をしたグリーンキーパーを称えなければいけない。ピッチは素晴らしいコンディションだった。

インタビュアー:
ポカール最多優勝回数を誇るチームがThomas Müllerのゴールで先制しました。
その時、あなたは何を考えていましたか?
Tim Schreiber:
失点した後、チームメイトに「これで終わりではない」という意思表示をしようと思って、ボールを素早くゴールから出した。
でも、そこまで何かを考えているわけではなかった。それまでも試合はうまくいっていたし、何度かチャンスも作れていた。

インタビュアー:
なぜあのような劇的勝利を成し遂げられたのでしょうか?
Tim Schreiber:
自分たちは劣勢を完全に無視し、最後まで戦い抜いた。闘志、純粋な情熱、そして絶対的な決意によって、自分たちは実際に圧倒的な相手に対して自分たちの力を発揮し、最後には勝つことさえできた。
最後の1分でゴールを決めた時、それは最高の勝利となる。自分たちだけでなく、スタジアム全体、街全体が自分たちを支えてくれた。みんなが自分たちのために戦ってくれているという感じがした。

インタビュアー:
次のラウンド進出をどのように祝いましたか?
Tim Schreiber:
ロッカールームでビールを飲んだ後、ザールブリュッケンのファンパブでチームメイト何人かと一緒に夜中の2時まで祝杯をあげたよ。だから、限られた時間ではあったね(笑)

インタビュアー:
試合の記念品は確保しましたか?
Tim Schreiber:
Manuel Neuerのユニフォームを手に入れたよ。家で自分のユニフォームの隣に特別に飾っておくよ。

インタビュアー:
試合前後にBayernのキャプテンとやり取りはありましたか?
Tim Schreiber:
試合前、Manuel Neuerは自分に「良い試合を」と声をかけてくれた。試合後は他のBayernのスター選手と同じように、彼はすぐにロッカールームに行きました。

インタビュアー:
中止となったDynamo Dresden戦であなたはリーグ戦で初めて先発イレブンに名を連ねました。
今は新たな1番手でしょうか?
Tim Schreiber:
プレーしたいという野心を持ってSaarbrückenに来た。プレシーズンの終わりにはTim Paterokがとても良いパフォーマンスを見せていたから、最初は自分の思いと反する決断が下された。
監督のRüdiger Ziehlはおそらく自分の先発起用で新しいことを試し、新鮮な空気を取り入れたかったのだろう。もちろん、今はリーグ戦でレギュラーとしてプレーできることを願っている。

インタビュアー:
一方、DFBポカールでは2試合ともスタメンで出場しましたね。
これもラウンド16進出への吉兆でしょうか?
Tim Schreiber:
確かに良いプレーをしたけれど、自分のパフォーマンスを発揮し続けなければいけない。
それでも、誰もBayern Münchenとの試合は自分から奪うことはできない。チームにとって、一生に一度の試合だった。
ただ、この高揚感や喜びとは裏腹に、土曜日にはSV Sandhausenとのリーグ戦に再び立ち向かわなければいけない。自分はそこでも先導したいし、自分がゴールマウスにいることを望んでいる。

インタビュアー:
1部のクラブでラウンド16に進出したのはわずか6クラブで、これは92/93シーズン以来最少の数です。
FCSの可能性はまだありますか?
Tim Schreiber:
日曜日の抽選会が既に楽しみだ。
Bayern Münchenほど大きな相手はいない。どの相手を引き当てたとしても、同じような高揚感と情熱を持って戦いたい。

インタビュアー:
個人的に好ましい相手はいますか?
Tim Schreiber:
1. FC Kaiserslauternとのダービーは自分たちのファンだけにとって素晴らしいことではない。FCKの点取り屋、Terrence BoydとはHallescher FCで一緒にプレーしたし、GKのJulian KrahlとはRB Leipzigのユース時代からの知り合いだ。

インタビュアー:
ラウンド16の勝利は3部リーグでの戦いに弾みをつけることができますか?
Tim Schreiber:
Bayern戦の成功は間違いなく自分たちに勢いを与えてくれる。リーグ戦でもこの情熱をピッチにぶつければ、負けることはないだろう。