22/23 ブンデスリーガ第22節 vs Eintracht Frankfurt マッチプレビュー

22/23 1.ブンデスリーガ第22節 Eintracht Frankfurt戦のマッチプレビュー

試合情報
対戦相手情報
監督コメント
- RB Leipzig監督 Marco Rose
- Frankfurt監督 Oliver Glasner
選手コメント
予想先発メンバー

試合情報

22/23 ブンデスリーガ第22節 vs Eintracht Frankfurt

日時

2023年2月25日(土) 15:30(日本時間23:30) KO

場所

Red Bull Arena (Leipzig)

放送媒体

スカパー！ CS801(録画放送)
プレミアムサービスCh.585
SPOOX(ブンデスリーガLIVE)
SPOOX(サッカーLIVE)
ABEMA

主審

Dr. Felix Brych(47)
・昨季の試合でLeipzigは2勝1敗。今季は1分1敗
・昨季の試合ではFrankfurt1勝1敗。今季は1勝
・Leipzigが0-4で敗れた今季前半戦のこのカードも担当。

過去の対戦成績(全14試合)

Leipzig 3勝(15得点)
Frankfurt 4勝(19得点)
7分

Red Bull Arenaでの成績(全6試合)

Leipzig 3勝(8得点)
Frankfurt 0勝(3得点)
3分

その他データ

・LeipzigのスタジアムDJを務めるTim Thoelke氏がこの試合でホームゲームの250試合目の担当を迎える。

・LeipzigはFrankfurtとの試合でここ7戦勝ちなし。(3敗4分)

・過去14戦行われたこのカードでは1度もアウェイチームが勝利を収めたことがない。(ホームチームの7勝7分)

・Leipzigは今季のリーグ戦のホームゲームで7勝2分1敗。

・Marco Rose就任後のLeipzigは全公式戦で16勝5分3敗。ホームゲームでは10勝2分1敗。

・Marco Rose就任後のリーグ戦16試合で、Leipzigが獲得した勝ち点数はリーグ最多の34(10勝4分2敗)で、平均勝ち点は2.125。ホームゲームに限ると6勝1分1敗。

・LeipzigのChristopher Nkunkuはケガの影響でリーグ戦を5試合欠場したが、12得点で未だに得点ランキング2位に位置している。

・LeipzigのTimo WernerはStuttgart時代にブンデスリーガでの初ゴールをFrankfurt相手に記録。

・LeipzigのAndré Silvaは20/21シーズンにFrankfurtの選手として最多となるブンデスリーガ28ゴールを記録。ただ、Leipzig移籍後のFrankfurt戦3試合では得点できていない。現在のブンデスリーガ所属チームでSilvaが得点を挙げたことのない対戦相手はFrankfurtのみ。

・LeipzigのDominik Szoboszlaiは今季ここまでのリーグ戦で8アシストを記録。これはリーグで2番目に多い数字。

・LeipzigのYussuf Poulsenは4得点で対Frankfurtのチーム最多得点者。3得点のTimo Werner、2得点のEmil Forsbergが続く。(現所属に限る)

・Frankfurtは今季のリーグ戦でのアウェイゲームで4勝4分2敗。20節にアウェイでKölnに敗れるまではアウェイゲームで5戦負けなしだった。

・Frankfurtは今季のリーグ戦で、75分以降の得点が13回とリーグで1番多い。また、16人の得点者もリーグ最多の数字となっている。

・FrankfurtのRandal Kolo Muaniは今夏の加入以降、ブンデスリーガ20試合で10G10A。アシスト数はリーグトップ。

・Frankfurtの鎌田大地、Tutaは2得点で対Leipzigでのチーム最多得点者。(現所属に限る)

・Leipzig監督のMarco Roseは自身の監督キャリアにおいて対Frankfurt戦で5勝1分。

・Frankfurt監督のOliver Glasnerは自身の監督キャリアにおいて対Leipzig戦で1勝6分2敗。前回対戦時に初勝利を記録。それまでは6戦連続で引き分けていた。

・17/18シーズンに初めて対戦して以来、Rose対Glasnerの監督としての過去の対戦は14度あり、Roseの7勝5分2敗。
RoseがU16チーム監督、Glasnerがトップチームのアシスタントコーチという直接的な関係ではなかったものの、13/14シーズンには同じ時期にSalzburgで働いていた。

対戦相手情報

昨季成績：

ブンデスリーガ 11位
　勝ち点42　45得点 49失点　
　得失点差 -4
DFBポカール 1回戦敗退
EL 優勝

直近5試合の成績：

2023/2/21
22/23 UEFA CL Round16 1stレグ
vs SSC Napoli (イタリア)
×0-2

2023/2/18
22/23 ブンデスリーガ第21節
vs Werder Bremen
〇2-0

2023/2/12
22/23 ブンデスリーガ第20節
vs FC Köln
×0-3

2023/2/7
22/23 DFBポカール 3回戦
vs SV Darmstadt (2部)
〇3-0

2023/2/4
22/23 ブンデスリーガ第19節
vs Hertha BSC
〇3-0

監督コメント

RB Leipzig監督 Marco Rose

スカッド状況について...。
基本的に、Manchester Cityとの試合はかなりうまく乗り切ることができた。Lukas Klostermannが内転筋の問題を抱えていて、今日(金曜日)もチェックしているところだ。ただ、Klostiに関しては欠場する可能性がある。
Christo(pher) Nkunkuは全体的によくやってきた。とはいえ、彼については引き続き注意して起用しななければいけない。Christoに関しては、峠は越えたと願っている。
Manchester City戦では交代後の25分間を問題なく乗り切った。とはいえ、今日も彼は治療を受け、トレーニングで様子を見ることになるだろう。
Christoは我々にとって非常に重要であり、今後数週間に向けても重要だ。だから、彼を急がせることはしない。我々にとって、彼と話をすることはとても重要なことだ。
彼の状態は良く、問題もない。彼は明日も招集されるが、フル出場は無理だろう。

Eintracht Frankfurtについて...。
Oliver Glasnerのことは何年か前から知っている。彼がどのようにサッカーをプレーさせるかは知っている。Frankfurtでは、それが大きな成功に繋がったことが分かる。
Eintrachtは基本的にボールに対して非常によく動くチームだ。集中力があり、積極的にプレーする。彼らはスペースを非常に狭くし、高い位置でボールを奪おうとする。
彼らはボールを奪うと、トランジションゲームに非常に強い。優れたストライカーであるKolo Muaniいて、彼の周りにGötzeやLindstrømのような優れた選手を多く抱えている。安定した良い守備を持っていて、冬にPhilipp Maxを加えてまたしっかり強化した。
Eintrachtはボールに対するアイデアだけでなく、ボールを使ったアイデアも持っているチームだ。ゴールを強く意識した縦へのプレーと攻守の切り替えの速さが特徴だと考えている。
Eintrachtは多くの勝ち点を積み重ねているトップチームの一つだ。そのため、明日は困難な問題に立ち向かうことになるだろう。

Oliver Glasnerについて...。
彼とサッカーの話をすることは楽しい。でも、プライベートでもすごく仲が良い。彼はとても良い奴なんだ。Oliverは素晴らしい道を歩み、ELのタイトルのような素晴らしい勝利をもたらした。彼はここ数年、WolfsburgとFrankfurtで常に成長を続けてきた。Oliverはとても優れた監督だ。

この試合の重要性について...。
重要なことは、自分たちが自分たちのままで在り続けることだ。我々に目標があるということは、はっきりとしている。とはいえ、最終的な順位は明日に決まるわけではない。リーグ戦での持続力、チームの良いムード、良いパフォーマンスが必要だ。明日の試合がどのような結末になろうとも、我々はこの先も進み続ける。それでも、我々が明日のホームゲームで勝ち点3を獲得したいことは明確だ。

厳しい首位争いについて...。
ドイツでは長い間、このような接戦のリーグ戦がなかった。最後までこのままであってほしい。Union (Berlin)、Freiburg、Dortmundのようなチームはとても安定しているように見える。我々は彼らについていけるよう努力している。楽しいことではあるが、今の状況が更なるモチベーションをもたらしているわけではない。
我々は試合から試合へと見ている。明日はまずEintracht Frankfurtとの試合だ。でも、Bayernは自分たちが何をしなければならないか分かっていると、自分は既に思っている。なぜなら、彼らは非難された時に最も危険な状態になることが多いからだ。

Kevin Kamplについて...。
Kevkoにとっては簡単な局面ではない。中盤センターのポジションには4人のトッププレーヤーがいる。しかし、我々のシステムでは通常2人の選手しかプレーできない。シーズン前半はKonni (Laimer)が怪我で長期欠場していたため、ローテーションを多く組むことができた。
今は、Doudou HaidaraとXaver (Schlager)を加えた4人が非常に高いレベルの選手として活躍している。チーム内の競争には本当に感謝している。最近、他の選手がそうであったように、サッカーでは物事が非常に早く動くことがある。Kevkoも同じだ。

Mohamed Simakanについて...。
Moは前半戦でSBとして素晴らしいプレーをした。MoはSBの位置でプレーすることが本当に楽しいことに気づいている。彼はそこで自分の資質を発揮し、得点やゴールを準備することもできるのだと。我々は彼をCBとして獲得したが、彼はCBとSBの両方のポジションを非常にうまくこなせることを示した。
Kevin Kamplと同様に、今の状況はMoにとって決して簡単なことばかりではない。彼は冬の中断期間に苦労もしたし、最近はBenny Henrichsがとてもよくやっている。

André Silvaについて...。
どんなストライカーもゴールとアシストで自分の立場を判断するし、自分のスコアカードを良くしたいと思うものだ。今はまだそうではない。それでも、Andréは非常によく働き、チームのために力を尽くしている。Manchester City戦でも最多のスプリント回数を記録したし、とても勤勉な選手だ。
最近また彼と話をして、実際にゴールを決めるという結果で自分の立場を判断してはいけないというメッセージを伝えたばかりだ。
彼が適切な瞬間にボックス内にいて、そこで正しい判断をすること、過程がより重要なことだ。そうすれば、いつかはまた、運を味方につけて、やがて自分に報いる瞬間がやってくる。ストライカーにとってゴールを決めることは大切なことだし、Christo、Timo (Werner)、Yussuf (Poulsen)含め、みんなにその日が来ることをみんなが待っている。

Frankfurt監督 Oliver Glasner

試合前の状況について...。
選手たちは木曜日に休みを取ったが、これは肉体的にも精神的にも激しい試合の後では非常に重要なことだ。金曜日からは完全にアウェイでのLeipzig戦に向けて集中することになる。また難しいタスクが控えているが、やり方は変わらない。LeipzigはMarco Rose就任以来、ブンデスリーガで最も多くの勝ち点を獲得している好調なチームだが、我々は勝ち点3を獲得したいし、そうすることができる立ち位置にあると見ている。アウェイでのLeipzig戦で勝つためには、我々の全戦力を投入しなければならないだろう。

スカッド状況について...。
2023年にこれだけ多くの試合をこなしているにもかかわらず、ほぼ全ての選手がフィットしていることは非常に喜ばしいことだ。Sebastian Rodeも再び調子を取り戻し、Éric Junior Dina Ebimbeだけが引き続き欠場することになる。

対戦相手のLeipzigについて...。
シーズン前に自分はLeipzigを優勝候補に挙げていた。Xaver Schlager、Timo Werner、David Raumと3人のトッププレーヤーが加わり、チームの中核としてまとまりつつある。非常に強力なチームであり、Marco Roseという同じく優秀な監督を擁している。彼はSalzburg時代から何人かの選手を知っている。4-2-2-2の基本システムでは多くの選手を中央に配置し、ピッチに膨大なクオリティをもたらし、ボールロストの瞬間を待ち伏せ、トランジションゲームではそのスピードを活用する。Leipzigは再び守備を活発化させ、相手がミスをすることを狙っている。それを回避することが重要だろう。自分たちのポゼッションへの対処は我々にとって課題だ。

敗戦の扱いについて...。
アウェイのKöln戦でも腹立たしい負け方をしたが、それで軌道から逸れることはなかった。Napoli戦も同じだろう。Napoliの得点チャンスはほとんど全てが自分たちのミスから生まれている。それを最小限に抑えなければいけない。そのミスと敗戦にどう対処するかが重要だ。我々はこれを、学び、再調整し、改善するための機会だと考えている。それは選手もそうだし、自分自身もそうだ。より良い結果を出すために、常に自問自答している。このような挫折の後の局面を生かせば、次のレベルに到達することができる。次のLeipzig戦ではポジティブな気持ちと良いムードを早く取り戻せるようにしたい。

ファンの応援について...。
(３つの大会を戦っている)我々はハムスターの回し車の中(にいるように連戦が続く中)で野心に満ちており、時には自分たちが達成したことを少し早く忘れてしまうことがある。だから、ファンのみんなには心から感謝している。なぜなら、Napoli戦の後のように、選手たちがあまり上手くいっていない時でも、ファンたちは試合終了のホイッスルの後に大声でチームを称えてくれるからだ。このサポートは素晴らしいジェスチャーであり、選手たちはそれに値する。

ブンデスリーガについて...。
今まさにその渦中にいるからこそ、上位陣の戦いや順位表の逼迫感は楽しい。降格圏内だったら、気にもしないんだけどね(笑) 冗談はさておき、ドイツのサッカーは今、とてもエキサイティングなものだ。あらゆる面で優れているし、ヨーロッパの大会でも競争力がある。ELでの活躍や、CLで4チームが決勝トーナメントに進出したことはその一例だ。そうであることは素晴らしいことだ。そして、そこに我々がいることが嬉しい。