22/23 ブンデスリーガ 第27節 vs Hertha BSC マッチプレビュー

22/23 ブンデスリーガ 第27節 Hertha BSC戦のマッチプレビュー

試合情報

22/23 ブンデスリーガ 第27節 vs Hertha BSC

日時

2023年4月8日(土) 18:30(日本時間25:30) KO

場所

Olympiastadion (Berlin)

放送媒体

スカパー! CS800
プレミアムサービスCh.580
SPOOX(ブンデスリーガLIVE)
SPOOX(サッカーLIVE)

主審

Deniz Aytekin (44)
・昨季の試合でLeipzigは1勝1敗。今季の試合で1勝1敗。
・昨季の試合でHertha BSCは2勝1分1敗。今季の試合で担当なし。

過去の対戦成績(全13試合)

Leipzig 11勝 (48得点)
Hertha BSC 1勝 (14得点)
1分

・Leipzigがブンデスリーガで対戦したことのあるチームのうち、Hertha BSC戦では最も多くの勝利数を記録している。
・Leipzigは対Hertha BSC戦で5連勝中で、現在10戦連続で負けていない。
・LeipzigはHertha BSCとの過去13試合全てで2得点以上を記録している。
・Hertha BSCは対Leipzig戦で無失点だったことが一度もない。
・LeipzigのTimo Wernerは対Hertha BSC戦でチーム最多の8得点を記録。5得点のYussuf Poulsen、4得点のWilli OrbánとChristopher Nkunkuが続く。(現所属に限る)
・Hertha BSCのStevan Jovetićは対Leipzig戦でチーム最多の2得点を記録。Dodi LukébakioとMaximilian Mittelstädtが1得点で続く。(現所属に限る)

Olympiasstadionでの成績(全6試合)

Leipzig 6勝 (26得点) 
Hertha BSC 0勝 (6得点)

・Leipzigはこれまで行われたOlympiastadionでのHertha BSC戦で6戦全勝。

その他データ

・Leipzigは今季のリーグ戦で17人の選手が得点を記録している。これはLeverkusenと並んでリーグトップの数字。
・Leipzigの今季のリーグ戦での33失点のうち、16失点がセットプレーから生まれている。これはリーグワーストの割合。
・26節を終えた段階での獲得勝ち点数22はHertha BSCの歴史上、3番目に少ない。これよりも少なかった09/10シーズン(勝ち点15)と90/91シーズン(勝ち点13)はどちらも降格している。
・Hertha BSCは現在公式戦5試合連続失点中。
・Hertha BSCは後半戦に入って以降、リーグワーストタイの19失点を喫している。昨季の同時期(18~26節)の失点数もリーグワーストの25失点だった。
・Hertha BSCのLukébakioは今季のリーグ戦で、チームの31得点のうち11得点に直接関与。そのうち10得点は自ら決めたもので、11得点目を記録した場合、個人の最多記録を更新する。
・Leipzig監督のMarco Roseは自身の監督キャリアにおいて対Hertha BSC戦で3勝3分1敗。
・Hertha BSC監督のSandro Schwarzは自身の監督キャリアにおいて対Leipzig戦で1勝2分3敗。
・Rose対Schwarzの監督としての過去の対戦はRoseの2勝。

対戦相手情報

昨季成績

ブンデスリーガ 16位
勝ち点33 37得点 71失点  
得失点差 -34

DFB Pokal ベスト16

直近5試合の成績

2023/4/1
22/23ブンデスリーガ 第26節
vs SC Freiburg
△1-1

2023/3/18
22/23ブンデスリーガ 第25節
vs TSG Hoffenheim
×1-3

2023/3/11
22/23ブンデスリーガ 第24節
vs Mainz 05
△1-1

2023/3/5
22/23ブンデスリーガ 第23節
vs Bayer Leverkusen
×1-4

2023/2/25
22/23ブンデスリーガ 第22節
vs FC Augsburg
〇2-0

監督コメント

RB Leipzig監督 Marco Rose

全般的なスカッド状況について...。
DFBポカールの準々決勝と比べて、メンバーが変わらないようにしたい。新たに誰かが復帰することはほとんどないだろう。Yussi (Yussuf Poulsen)の場合は間に合ってほしかったが、彼にはまだ少し試合が早すぎるだろう。

Christopher Nkunkuの起用の可能性について...。
彼は試合に出るためのチームでのトレーニングを十分にこなせていない。昨日、Christoは部分的にチームと一緒にトレーニングを行なった。正直に言うと、半分しかこなしていない昨日のトレーニングと試合前の最終となる今日のトレーニングだけでは実戦に出るには少なすぎる。
でも、今日のトレーニングに来た時に、彼が何を言うのか見てみよう。もちろん、選手たちは常にプレーを望んでいる。しかし、Christoは自分の身体のことをよく理解していて、状況を正しく判断できるとも思っている。傾向としては、どちらかと言うとHertha戦には十分ではない。

Dani Olmoの先発起用の可能性について...。
Daniが怪我明けだということを遠回しに言う必要はない。彼はスペイン代表で70分間プレーした後、疲れた状態でチームに戻ってきたし、その後はMainz戦で途中から出場し、Dortmund戦では70分間ピッチに立っていた。だから、彼に関しては、ゼンマイを巻きすぎることはできない。
今日も何度か話をして、感触を確かめるつもりだ。Daniについては、慎重にならざるを得ないことは確かだ。

Konrad Laimerについて...。
彼が今日トレーニングにやって来て、彼の状態がどうなっているのかが分かる。初期段階では問題はなく、筋肉の怪我ではない。
彼は代表チームでの活動中にぶつかり、違和感を感じ、Dortmund戦では筋肉の問題で交代せざるを得なかった。ベルリンでプレーできるかどうかは最終トレーニング次第だ。

Borussia Dortmund戦の勝利について...。
我々は重要な試合に勝つことができた。素晴らしい経験だったし、全員が大きな幸せを感じていた。BVBはここ数週間、数ヶ月の間、非常に好調だが、勝つべくして試合に勝つことができた。それはとても心地良いことだ。
とはいえ、我々は物事を客観的に見るようにしている。ポジティブなことを持ち帰ること。そして、Dortmund戦であまり良くなかった点は分析する。しかし、ある局面で思い通りにいかないことがあっても、何が問題なのかを理解しているからこそ、冷静さを失わずにいられる。
ただ、サッカーの世界王者になったという感覚は今はない。重要な試合だったが、これからはブンデスリーガの戦いになる。
第27節を迎える中で、順位表の状況を理解していれば、勝ち点が絶対に必要だということも理解している。だからこそ、追い風に乗り、このポジティブな経験を生かすべきだろう。
Dortmund戦の前から、水曜日のようなパフォーマンスを発揮することができると分かっていた。しかし、ベルリンでは全く違うゲームになる。それも全員が意識しなければいけないことだ。

Hertha BSCとの試合について...。
明日は非常にコンパクトな相手と対戦する。Herthaは5人のバックラインでプレーしている。彼らは(1-1に終わった)直近のFreiburg戦でも、非常に安定しているように見えた。
我々には忍耐が必要だ。ボールを失うこともあるだろうし、歯を食いしばるしかない状況もある。また、マインドセットの面でも、全く異なるタスクとなるだろう。Dortmund戦のようなプレッシングはできないかもしれないし、高い位置でボールを奪う回数も多くはならないだろう。
彼らは我々のストロングポイントを知っているから、我々を試合に入らせないようにするだろう。彼らは身体能力の高いCFを2人抱えている。誰がプレーするかにもよるが、彼らはピッチに本物のスピードをもたらす。
それでも、我々は自分たちらしく、ピッチ自分たちの試合を展開し、そしてもちろん、勝ち点3を獲得したい。

Sandro Schwarzとの対戦について...。
正直なところ、Sandroの状況は気になるが、それは明日の自分にとって、重要なことではない。自分たちは親友であり、考えも一致しており、相思相愛で、お互いに相手の全てを認めている。(2人はMainz時代に同じ屋根の下で生活しており、家族ぐるみの付き合い。)
しかし、明日、自分たち2人には果たさなければいけない任務がある。彼は彼のチームのために、自分は自分のクラブのために、それぞれが対戦に向けて準備する。正しい方向に進むためにも、何としても試合に勝ちたいとお互いに思っている。とはいえ、もちろん、他方で何が起きても、自分たちの関係を冷やかすことはない。

(4位Freiburg対1位Bayern、2位Dortmund対3位Union Berlin、7位Leverkusen対6位Frankfurtと)直接対決が多い今節について...。
我々は自分たちのことを気にかける。我々にはHertha BSC戦というタスクが持っている。これはDortmund戦とは全く異なる条件、全く異なる試合展開になる。自分はこのことを選手たちに伝えるつもりだ。
Dortmund戦とは異なる形で試合が始まっても、驚くことはない。

Dani Olmoの契約延長について...。
自分の意見を彼は知っているし、我々は全てにおいて彼をサポートしている。彼は自分がこのクラブで持っているもの、ここで順調に成長していること、そして、ここLeipzigに来るという良い決断をしたことを理解している。我々は彼のクオリティを生かし、彼の成長を続けたいと考えている。
Daniがどこかのタイミングでキャリアの次のステップに進みたいと考えていることも明らかだ。しかし、監督として、クラブにこの選手の重要性を理解してもらうために、そしてもちろん、DaniにLeipzigでの1年間は必ず良い結果をもたらすと納得してもらうために、できる限りのことをするつもりだ。

Rouven Schröderの最初の1週間について...。
身体的に難しい状況(アキレス腱断裂)にもかかわらず、Rouvenは既に非常に存在感がある。最初の1週間で、自分は彼と何度も顔を合わせた。とてもエネルギッシュな彼のことをとても気に入っている。Dortmund戦の前にも、とても良いエネルギーをもたらしてくれた。彼は我々を前進させてくれるだろう。

イースター休暇中の試合について...。
もちろん、ブンデスリーガがある週末にもかかわらず、なんとか卵を隠せてある。それも必要なことだ。もちろん、娘は小さなイースタープレゼントを待っている。家族のための時間を調整するつもりだ。家族の時間を作ることは重要で、正しいことだ。
でもやはり、イースター休暇中であっても、我々はやるべきことをしなければいけない。みんなが幸せなイースター休暇を過ごせることを祈っている。

Hertha BSC監督 Sandro Schwarz

今節の対戦相手に就いて...。
当然、LeipzigのDFBポカールの試合は見た。彼らは非常に積極的で、特に前半は良い形でのボール奪取が多く、全体的に印象的なパフォーマンスを見せ、個々の優れたクオリティをピッチ上で発揮した。彼らが3バックでスタートしたことは我々にとって完全な驚きではなかった。何より、彼らのゲーゲンプレスと中央でボールを奪い返すやり方は絶対的な様式美だ。それに対する準備はしておかなければいけない。加えて、一直線にプレーすることが非常に重要になる。最初の数回のプレーでポゼッションのミスを犯せば、彼らは容赦なく我々を陥れるだろう。

チームのアプローチについて...。
Freiburg戦で見せたことは土曜日にも必要なことの基礎となる。またホームでプレーできること、そして5万人のファンが応援してくれることはとても良い気分だ。自分たちに求められていることは、自分たちらしく、必要なことに集中し、最大限の意欲を発揮して、結果を出すために全てを出し切ることだ。前半戦での対戦を振り返っても、ミスに対処する姿勢や挫折しても立ち直れるという信念が必要だ。Leipzigとの対戦で分かったように、自分たちが積極的にボールを持てば、ゴールチャンスも生まれる。このようなトップクラスの相手に対して、試合を有利に進められるような使い方をしなければいけない。この一貫性は試合の全ての局面で必要となる。我々はピッチの上で、内容、冷静さ、そして強い気持ちを必要としている。

基本的なフォーメーションについて...。
シーズン前半は4-3-3や4-2-3-1で説得力のあるパフォーマンスを多く発揮が、その後、冬の中断明けを良い形で進められず、Frankfurt戦の後の分析で中央にもう1人起用(3CBに移行)すれば良いという結論に達した。特に守備をよりコンパクトにして厚みを確保しつつ、前に出て行き、ボックス内での危険性をより高める展開、2人いるアタッカーと共に危険なスペースに人が入ることを目指した。加えて、WBがさらなる動きを提供する。我々のデータと認識に基づいて、その結果を出した。選手たちは全く問題ないとフィードバックしてくれている。安心感を与える基本的な秩序は1つだが、もう1つの重要なことは適切な強度、最大限の意欲、相互支援、そして率直さを持って実行することである。

選手コメント

なし

予想先発メンバー

Leipzig

kicker(4222)
Blaswich - Henrichs, Orbán©, Gvardiol, Halstenberg - Laimer, Kampl - Szoboszlai, Forsberg - André Silva, Werner

Bild(4222)
Blaswich - Simakan, Orbán©, Gvardiol, Raum - Laimer, Henrichs - Szoboszlai, Forsberg - André Silva, Werner

Bundesliga(4231)
Blaswich - Henrichs, Orbán©, Gvardiol, Raum - Laimer, Haidara - Szoboszlai, Olmo, Werner - André Silva

主な欠場予定選手:
Gulácsi, Poulsen, Nkunku, Schlager

累積による出場停止リーチ:
Raum (イエローカード4枚)

Hertha BSC

kicker(3322)
Christensen - Uremović, Kempf, M. Dárdai - Kenny, Ciğerci, Plattenhardt© - Tousart, Boateng - Kanga, Lukébakio

Bild(532)
Christensen - Kenny, Uremović, Kempf, M. Dárdai, Plattenhardt© - Tousart, Ciğerci, Richter - Lukébakio, Niederlechner

Bundesliga(352)
Christensen - Uremović, Kempf, M. Dárdai - Richter, Tousart, Ciğerci, Serdar, Plattenhardt© - Lukébakio, Ngankam

主な欠場予定選手:
Boëtius, Ejuke, Jarstein, Nsona

累積による出場停止リーチ:
Kempf, Serdar, Šunjić (イエローカード4枚)