RB Leipzig №39 Benjamin Henrichs〔インタビュー〕(2023/8/25)

Frankfurtに勝ってDFBポカールに優勝した後に、クラブで勝利を祝い、シラフの状態で最後までクラブに残っていたことについて...。
アルコールは一口も飲んだことがないし、タバコも吸ったことがない。アフリカの家系から受け継いだ。ビールやワインがなくてもパーティーやダンスはできる。

2018年にLeverkusenを去ったことについて...。
7歳だった2004年にBayerに入団し、人生の半分をそこで過ごし、Roger Schmidtの下でブンデスリーガの選手となり、代表選手にもなった。Bayerには本当に感謝している。2018年に自分は次のステップに進む準備ができていた。

Monaco移籍後のフランスでの生活について...。
初めて一人で生活することになって、多くのことを学ばなければいけなかったし、自立することを余儀なくされた。モナコでの生活は魅惑的で、プロサッカー選手としての仕事から目を逸らすことができる。自分の場合はそうではなかった。日々成長したかった。
友人たちが自分を訪ねてきた時、彼らは招待してもらったお礼として夕食代を払おうとした。いざ勘定書を目の当たりにして、「おい、Benny。これは無理だよ」と言ったんだ。
当時のMonacoではサッカーが大きな役割を果たしておらず、スタジアムの雰囲気は幸福感とはほど遠かった。2年後にLeizpigからオファーが来て、すぐに合意に達した。RBが自分に相応しいクラブだと自分は確信した。Moncaoでの経験をなかったことにはしたくない。あの間に色々と学ぶことができたし、自分を成長させてくれた」。

Leizpig加入後にJulian Nagelsmann、Jesse Marsch、Domenico Tedesco、Marco Roseと4人の監督を経験していることについて...。
Julian Nagelsmannの時は、怪我に悩まされ、自分の力をほとんど発揮できなかった。Jesse Marschには残念ながら選手として何もさせてもらえなかった。練習の出来に関係なく、チャンスはなかったし、ピッチ上で笛の音を聞いたのは1回だけだった。Babelsbergとのポカールの試合の時だけだ。Domenico Tedescoの下で自分の努力が報われ、自分は再び重要な存在となり、最初の12試合で6つのアシストを記録した。Domenicoは自分たちと共にポカールを制し、CLの出場権を獲得した。Marco Roseはチームの近くにいて、常に自分のラインを守り、選手を個人的に攻撃することはない。Bayern戦で3-0となった後も地に足をつけていたし、Leverkusen戦でも怒りでカッとすることはなかった。彼は多くのことを要求するが、決して自分たちから多くを求めすぎることはない。

好きなポジションについて...。
自分はオールラウンダーで、左SBも右SBもできるし、中央でもプレーできる。Domenico TedescoとMarco Roseは自分が6erのでプレーすることを好み、若い頃だけでなく、よくそのポジションでプレーしていたことを知っている。6erは常に(何かしらを)要求される(ポジションだ)し、ボールを持つことも多い。でも、チームにとって最も力になれると監督が考えているポジションでプレーするのは当然のことだ。ただ、もし中央でのプレーが必要になったら、喜んで引き受ける。

自身のやるべきことに100%集中し、夢を実現したことについて...。
RBの環境は最高だよ。とはいえ、それに加えて、自分の周りにはパーソナルトレーナー理学療法士、栄養士といった小さなチームもいる。9歳だった2006年にドイツ・ワールドカップを経験し、プロになり、代表選手になりたいと思った。そして今、その時の夢を生きている。それが危ぶまれるようなことはしたくない。だから常に最適化に取り組んでいる。(ドイツで開催される)2024年のEUROでドイツ代表としてプレーしたい。それを上回るものはない。

信仰と贅沢について...。
この人生と可能性を与えてくれた神に毎日感謝している。自分にとっての贅沢とは家族や友人と過ごすこと。助け合い、分かち合うことが自分にとって大切なことだ。

2-3で敗れたLeverkusen戦と自身のパフォーマンスについて...。
試合前は自分たちがBayernを追随する1番手だったが、今はLeverkusenが1番手だ。ここ最近は全てがあっという間の出来事だ。Bayerは本当によくやっていたし、前半は非常に早い時間帯から果敢にプレスをかけてきた。この殺人的な暑さの中、3度も同点に追いつけそうになったことが、自分たちの現状を物語っている。
この試合では、いつもより多くのシュートを打つことができたし、個人的には比較的良い試合だった。試合後、Jonathan Tahにメッセージを送った。U16代表で一緒にプレーした、昔からの知り合いだ。2人ともここまでの長い道のりを駆け抜けて来た。

今節に対戦するStuttgartについて...。
ただ何となくプレーしてBochumに5-0で勝てるわけではない。VfBは強力で、常にプランを持っている。2-1で勝利した1月の試合では苦戦したが、(Dominik) Szobo(szlai)がFKで軌道に乗せた。ボールを保持する時間が長くなるだろうから、忍耐が必要だ。勝ち点3が必要なことは分かっている。ファンが必要な後押しをしてくれるだろう。

Arsenalからの関心について...。
想像にお任せする。