RB Leipzig №9 Yussuf Poulsen〔インタビュー〕(2023/1/6)

【原文:ドイツ語】

インタビュアー:トレーニングで好印象を与えています。今の状態はどうですか?
Yussuf Poulsen:とても良い。痛みがなく、問題を抱えていない状態でプレーができるようになるまでに1年半も待った。だから、今はとにかく幸せな気持ちだ。

インタビュアー:今、ちょうど話題にされましたが、背景には怪我をしたまま何カ月も離脱していた時期がありました。このような時期はどのような経験だったのでしょうか?
Poulsen:どのように始まったのかも覚えていない。でも、毎回、筋肉系の怪我で、それも異なる部位だった。たくさん苦労したし、夏にはもう限界だった。日常生活も随分と変わった。正直に言うと、それまでは間違ったこともたくさんしていたし、もっと自分を大切にするべきだった。でも、言うだけなら簡単な話で、これまでの8年間はうまくいっていたし、身体を傷めたこともなかった。自分が正しいことをしていないことに気づくのは簡単なことではない。

インタビュアー:親知らずを抜いたのも、将来的なケガを防ぐためだったんですね。他に変えたことはありますか?
Poulsen:あらゆることを突き詰めた。そして、医師を始め、理学療法士や整体師など、およそ15人の専門家に相談をした。この分野の絶対的な専門家でもあるWilli Orbánにさえも尋ねた。結局のところ、トレーニングの前後にもっと準備をしたり、治療に通ったりして、自分の身体のために更なる努力することが大切なんだ。今は定期的にカイロプラクティックにも通い、身体を調整し、改めて自分を見てもらうようにしている。具体的にどこをどう変えたらよくなったというものはない。そして、最終的にそれが持続的な変化に繋がるかどうかも分からない。でも、良い予感はしている。

インタビュアー:今は万全な状態ですね。シーズン後半戦の目標はありますか?
Poulsen:まず第一に、健康でいること。そして、自分が最高峰のレベルでプレーできることをもう一度示したい。万全の状態である今ならそのチャンスはある。できるだけ多くプレーしたい。

インタビュアー:監督のMarco Roseからはどのようなことを言われていますか?
Poulsen:彼とはよく話をするが、彼はとてもオープンで正直な人間だし、そういうところがとても好きだ。彼は最高の人だし、優れた監督だ。それは前半戦に見た通りだ。彼が来てから、すぐに自分たちは改善された。Marcoはチームをよく分析しているし、見る目も確かなものだ。彼のサッカーは自分たちのチームのタイプに合っている。

インタビュアー:夏になると、RBへの在籍が10年となり、契約は来夏までの1年となるます。夏に移籍することは考えられますか?また、移籍は必要なものでしょうか?
Poulsen:自分の観点から話をすると、移籍はない。クラブと自分のレベルが一致しているのであれば、クラブを去ろうとは全く思わないし、ここで続けない理由もない。「RBが与えてくれるようなものを与えることができるクラブが世界中にいくつあるだろうか?」と、自分はいつも言っている。毎年CLを戦い、タイトル獲得のチャンスもあるし、Leipzigの状態は最高のものだ。このレベルのクラブは多くはないし、もしあったとしても、そこの座を埋めるトップストライカーはいる。

インタビュアー:契約を延長したいですか?
Poulsen:それは十分に考えられることだ。今はMax (Eberl)がいるし、彼と一緒に話をする。ライプツィヒは自分の故郷で、自分はほとんどドイツ人だと感じている(笑) 少年だった自分はここで一人の男に成長した。イギリスや外国に憧れることはない。もし、そう思ったとしても、いつでもそのような機会は訪れ得る。選手キャリアにはまだ十分な期間が残されている。新加入選手はたいてい、自分がまだ28歳であることに驚いている。

インタビュアー:結婚指輪を誇らしげに着けていますね。いつお祝いをされたんですか?
Poulsen:去年はとてもささやかなものをしたが、大きなお祝いは夏に控えている。

インタビュアー:7月に娘のLiaが誕生したことで、2歳の息子と5か月の娘の2児の父となりました。2人のお子さんとの生活はどのようなものですか?
Poulsen:以前は、自分は朝寝坊の人という呼び声もあったけど、今はもう大丈夫だ(笑) でも、これほど素晴らしいことはないし、人生を豊かにしてくれる。幸運なことに、Liaは世界で一番、多くのことが求められない赤ちゃんだ。そして、Sheheはボールに興味を持ち始めた素晴らしいお兄ちゃんだ。

インタビュアー:コペンハーゲンにある2つのカフェは今もあるのですか?
Poulsen:1つは場所が狭かったことから、閉めざるを得なくなったが、その後にコロナがやってきた。今は新しい場所を探しているところだ。今もうまくいっているし、2つ目の軸ができて嬉しく思っている。

インタビュアー:ワールドカップには直前でメンバー入りしたものの、グループリーグで敗退したデンマーク代表での出番はありませんでしたね。どのようにワールドカップを振り返りますか?
Poulsen:ハイライトではあったものの、大会では明らかにうまくいかず、全体的に悪すぎた。でも、あの場にいられたことは幸せだった。監督とは長い間連絡を取り合っていた。自分は過去に怪我で3度も代表を離れていたから、彼は心配していた。身体が持つかどうか、長い間話し合った。

インタビュアー:デンマーク代表はなぜあんなに悪かったのでしょうか?
Poulsen:難しい質問だね。決定的なのは、ピッチ内外でチームを纏めることができる選手が欠場したことだと思っている。例えば、初戦でThomas DelaneyとSimon Kjærを失ってしまった。ベテランであり大黒柱だった2人を補うことができなかった。