RB Leipzig №7 Dani Olmo〔インタビュー〕(2023/1/9)

【原文:ドイツ語】

インタビュアー:トレーニング中、左足にテーピングを巻いていますが、なぜですか?
Dani Olmo:ワールドカップの後、ちょっとしたトラブルがいくつかあった。カタールのピッチが少し硬すぎた。いつもかかとに何かを感じるんだ。サッカー選手として、常に100%の状態でいることは難しい。でも、問題があるわけではない。良い治療を受けることができている。

インタビュアー:2021年にあなたはクラブ、オリンピック、EUROと多くの試合をこなしてきて、怪我もありました。過密日程だった前半戦やワールドカップを経て、今も同じようなことを恐れていますか?
Olmo:いつもポジティブに考えている。自分は健康だし、それを維持するためにアクセルを踏み続けなければいけない。2021年に多くの怪我をした後、自分もいくつかのことを変えた。例えば、2年ぶりに肉を摂るようにした。正直な話、完全に肉を抜く生活をすれば、良いことがあると思っていた。でも、怪我が続いて、また少し食生活を変えなければいけなくなった。

インタビュアー:夏にはChristopher NkunkuとKonrad LaimerがLeipzigを去ります。あなたも去るんですか?
Olmo:自分は2024年まで契約がある。今はそのことは考えていなくて、次の試合のことだけを考えている。これから3つの大会が待っている。サッカーの世界では物事の流れが速く、常に変化がある。昨季はDFBポカールを獲得したし、今季もタイトルを再び争うために全てを捧げたい。

インタビュアー:どのような条件であればLeipzigとの契約を延長するのでしょうか?
Olmo:そのことについては代理人が面倒を見てくれる。自分はただプレーすることに集中している。Max Eberlとは何度も話しているが、まだこの話題については話していない。トレーニングキャンプ中にまた話すかもしれない。どうなるかは見てのお楽しみ。どんな可能性も残されている。

インタビュアー:スペインへの憧れはどれぐらい大きなものですか?
Olmo:いつかは戻りたい、そうなれば最高だ。スペインは自分の国だし、自分のリーグでもある。家族も友人も住んでいる。でも、自分はスペインだけにこだわっているわけではない。自分にとって最も重要なことは、自分が必要とされ、重要だと感じられるクラブでプレーすることだ。ここLeipzigのようにね。Max (Eberl)との話し合いで、今後どうなっていくかが分かるはずだ。

インタビュアー:FC Barcelonaとの繋がりは今、どれくらい強く感じていますか?
Olmo:若い頃、6年間プレーしていました。自分にとってはいつまでも家のような場所だ。代表チームの多くの友人がプレーしている。

インタビュアー:あなたはカタールで初めてワールドカップでプレーし、大会前には非常に楽しみにされていました。あなたの期待に応えることができた大会だったのでしょうか?
Olmo:もちろんだ!これ以上ないくらい大きな経験となった。ワールドカップが初めてという若い選手もたくさんいた。思うような結果にはならなかったけど、それでも若いチームとして大きな成長のステップとなった。

インタビュアー:Luis Enriqueが退任することはどれほど悲しいことですか?
Olmo:とても悲しいことだ。彼と一緒に仕事をすることが大好きだった。彼と一緒にいると、ミーティングやスピーチのたびに、まるで学校の授業を受けているような気分になる。この数年間のことで、彼には感謝している。

インタビュアー:ドイツ代表が決勝トーナメント進出を逃すことに繋がった、ワールドカップの日本戦の敗北をあなたはまだ恥じていますか?
Olmo:ドイツで大きな話題になったことは知っています。でも、日本にとってはラッキーな勝ち方だった。自分たちは試合に勝って、グループ首位で決勝トーナメントに行きたかった。

インタビュアー:Dinamo Zagreb時代のJoško Gvardiolをまだ覚えていますよね。彼の成長ぶりに驚いていますか?
Olmo:まったく逆だよ。彼は既にワールドカップのようなパフォーマンスを長い期間にわたってクラブで見せているす。このような高いレベルで注目されるようになったことは喜ばしい。彼に上限はないし、世界最高のDFの一人になることは間違いないだろう。それに、彼はまだ若い。地に足をつけ、冷静さを保ち続けなければいけないけど、彼はそのことを理解している。

インタビュアー:Christopher Nkunkuが(膝の)怪我で離脱しているLeipzigに足りないものは何ですか?
Olmo:彼のスピードだ。自分たちのサッカーのやり方において、とても重要だからね。スペインでは「彼は眉間にゴールを持っている」ということわざがあるんだ。それが彼のことを表している。彼はゴール前ではとてもハッキリとしているからね。

インタビュアー:BayernはHernández、Neuer、Mazraouiを欠いて来週の試合に臨みますが、RBにとってどれほどのアドバンテージがあるのでしょうか?
Olmo:それは確かにアドバンテージになりえる。ホームで試合をするから、余計にモチベーションが上がっている。ビッグマッチになるだろう。いいトレーニングをしているし、準備はできている。自分たちは今3位で、ここ数ヶ月はいい勢いに乗っている。

インタビュアー:RB Leipzigが本気で優勝を争うために必要なものは何でしょうか?
Olmo:一貫性。それが最近の自分たちに欠けているものだ。そして、一貫性なしには優勝を争うことはできない。

インタビュアー:CLのManchester City戦でRBにとって危険なのは(Pep) Guardiolaと(Erling) Hålandのどちらでしょう?
Olmo:このようなチームから、一人の名前を挙げるのは難しい。(Kevin) De BruyneやBernardo Silvaのような選手もいる。でも、彼らに挑戦できるほどの優秀な選手を自分たちも擁している。優勝候補の一角が相手なんだから、難しい試合になるだろう。完璧な試合が必要だ。でも、90分×2、11人対11人、1つのボールでプレーすることに変わりはない。