RB Leipzig №9 Yussuf Poulsen 〔インタビュー〕(2021/4/28)

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怪我からの復帰が目前に迫っているYussuf Poulsenが来たるDFBポカール準決勝のWerder Bremen戦やJulian Nagelsmann、Jesse Marschについてをインタビューで話した。

インタビュアー:怪我の具合はどうですか?
Poulsen:非常に順調で、良い方向に向かっている。昨日、テストを行なったから今日からトレーニングの許可が出た。テストの結果が良かったから今日はチームのトレーニングに参加することができている。

インタビュアー:ということは、Bremen戦では間違いなくメンバー入りし、場合によっては先発にもなれるということですね?
Poulsen:いい質問だ、どうなるか見てみよう。今日は11対11のトレーニングもすると思うけれど、そこでうまくいくかどうか見てみよう。でも、もしすべてがうまくいけば自分は間違いなくフィットして試合に出れる状態になるだろう。

インタビュアー:それはいいですね。ポカールのBremen戦はどのような試合になりますか?どうすればBremenに勝てるでしょうか?
Poulsen:自分たちがここ数週間でも見せてきたものの中から多くのものを見せなければならない。自分たちはとても良い試合をしてきたし、自分たちは良い試合をもう一度やらなければならない。どのような相手と対峙するかはもう分っているし、自分たちの力を発揮すれば決勝に進出できるとみんな信じている。

インタビュアー:ミスターDFBポカールという称号はについてはいかがですか?
Poulsen:(笑) それは何度か聞いたことがあるけど...。

インタビュアー:なぜなら...?
Poulsen:自分はDFBポカールとの相性は良いし、きっとその流れでタイトルも獲れるだろうからね(笑)

インタビュアー:もう一度簡単に説明すると、5ゴールで2020/21シーズンのDFBポカールの得点ランキングで1位になっています。特にポカールではなぜそんなにうまくいっているのでしょうか?
Poulsen:これもいい質問だ。それもちょっとした偶然もあると思っている。大会が異なるからといって何かが変わってくるとは思っていない。良いボールが供給されるから、自分はそれを打つだけだ(笑)

インタビュアー:あなたはすでに2019年のポカール決勝でBayernと対戦しています。今季再び決勝に進出するために、あるいは一般的に決勝に進出するためには何が必要ですか?既に少しは経験があると思います。
Poulsen:金曜日の試合で自分たちの力を発揮する必要がある。今シーズンBremenにはすでに勝っているから、週末のStuttgart戦で見せた成果を出す必要がある。そうすれば、自分たちは決勝に進出できるだけのクオリティーを持っていると確信している。2019年もそうだったが、自分たちは決勝に進出することがどれほどすごいことかを既に知っている。そして今年はまず金曜日に、そして数週間後に最終的に勝者として大会を終える機会がある。そうなっていたいし、そのためにできる限りのことをしていきたいと思う。

インタビュアー:あなたが持ち出したのは2019年にうまくいかなかったことです。なぜ今シーズンはRBがタイトルを獲得するのでしょうか?何が違うのでしょうか?
Poulsen:単純に2年前よりも良いチームになっているからだ。それが最大の要因だ(笑) 自分たちはより成熟し、より良いチームになり、本当に質の高い選手を何人か獲得した。だからこそ2019年よりも今年のほうが優勝のチャンスが大きいと思っている。

インタビュアー:Markus Krösche、(Julian) Nagelsmann、(Dayot) Upamecanoがこの夏にクラブを去ることが確定しています。将来のことに関してはまだいくつかの疑問符があります。ForsbergとSabitzerです。この夏にRB Leipzigのメンバーが入れ替わることで、将来的にパフォーマンスが低下するのではないか、という懸念はありませんか?
Poulsen:いや、必ずしも激変するとは思わない。もちろん2年前にチームに加わったばかりのNagelsmannはチームを去る。ただ、自分たちは監督やスポーツディレクターが変わっても、成長し続け、パフォーマンスを発揮できることを既に示している。昨季はチャンピオンズリーグへの出場権を獲得し、今季も非常に良い状況にある。昨季はチャンピオンズリーグの準決勝に進出し、今季はラウンド16に進出した。今季はポカールの準決勝にも進出している。だから、新しい人が入ってきたり、人がいなくなったりしても、自分たちは発展し続けることができるということを既に示せている。自分たちにはとても良いチームがあるし、Upamecanoが去ったとしてもチームに大きな混乱は起きないと思っている。

インタビュアー:Julian Nagelsmannは火曜日(2021/4/27)の記者会見で’’昨日の朝10時頃にチームに別れを告げBayernに行くことを伝えた’’と改めて述べました。この瞬間をどのように体験しましたか?とても感情的でしたか?あなたにとってはどうでしたか?
Poulsen:別れという言葉は間違っている。彼自身がそう強調していた。別れというよりも、「この夏から私の姿を見ることはない。それだけだ。これ以上、話す必要はない」という内容だった。自分たちはやるべきことがまだたくさんある。自分たちの目標は金曜日の試合で勝利しポカールの決勝に進出し、リーグ戦では2位をキープすることだ。そしてそのためにJulianと一緒に取り組んでいく。昨日から今日にかけて彼がトレーニングセンターにいないわけではない。昨日行われた、自分たちがインフォメーション・ミーティングと呼んでいる話し合いの中でも強調していたが、まだシーズンは続いている。まずは目標を達成しなければならない。そうすれば、ブンデスリーガの最後の試合の時に、きちんとしたお別れをすることができる。

インタビュアー:あなたはこれまでRB Leipzigの選手として3部リーグでプレーし、クラブで多くのことを経験し、さまざまな監督も経験してきました。RBでJulian Nagelsmannと過ごした時間は特別なものでしたか?彼はどんな影響を与えましたか?
Poulsen:Julian Nagelsmannはここにいた歴代の監督たちと同様に、自分たちを大きく成長させてくれた。自分たちは常に発展途上にあり、自分がここにいた8年間でそれを理解することができる。どの時点でも、一歩も後退していないように感じている。多少の停滞はあったかもしれないが、それはほんのわずかな期間だった。それ以外にも、自分たちは常に発展してきた。この2年間でJulianが大きな役割を果たしてくれたし、以前の監督たちもそうだった。夏には新しい監督が就任して、何か新しいものを与えてくれることを期待している。Julianは自分たちに多くのことを教えてくれたが、監督が去ったからといって、学んだことをすべて忘れてしまうわけではない。また、Julianがここでどんな仕事をしたのか、今後数年間で自分たちは恩恵を受けるだろう。だからこそ、彼が2年間ここにいてくれたことに自分たちはとてもとても満足している。彼は多くの良いアイデアを持っていたとても良い監督だが、既に言ったようにシーズンはまだ終わっていないし、自分たちは残りのシーズンで目標を達成することに集中する。

インタビュアー:Julian Nagelsmannについての最後の質問です。選手と働く上で何が彼を際立たせているのでしょうか?また、BayernでLewandowskiやNeuerのような選手と仕事をする上で、どの程度それは役立つのでしょうか?
Poulsen:彼はとても、とてもサッカーがうまい。自分がこれまでに師事してきたコーチの中では彼のサッカー的思考のバリエーションが1番多いと思う。だからこそ彼から何も学べない選手はいないと思っている。サッカーは進化していくものだから、学ぶことに終わりはない。相手も順応してくるし、2年間うまくいっていても、3年目にうまくいくとは限らない。相手も順応して新しいものを出してくるだろう。だからこそ、チームとしても選手としても常に成長することができる。Julianはとても、とても広いサッカーの考え方を持っています。だからBayernでも彼はすべての選手を成長させることができるだろう。

インタビュアー:実現するかどうかは別として、Leipzigの新監督にJesse Marschが就任するとします。あなたの視点から見てそれはフィットするでしょうか?もしそうなら、その理由は何ですか?
Poulsen:まず第一に、Jesseは以前ここにいたことがあるから、それだけでも既に良い兆候だといえる。彼はここにいる人たちを知っているし、多くの選手たちも知っているから、間違いなくフィットするだろう。でも、先にも言ったようにそれは自分が決めることではなく、他の人が決めるべきことだ。そして、彼らがJesseだと思えば、自分たちはそれを喜び、彼を歓迎する。もし彼らがそうでないと判断すれば、それはそれでいい。JesseはSalzburgでいい仕事をしてきたし、これからも良い仕事をし続けるだろう。