RB Leipzig SD Markus Krösche〔インタビュー〕(2020/07/25)

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LeipzigのSD Markus Kröscheが今夏の移籍、CL、スタジアムの観客のことなどについて話したインタビュー。

インタビュアー:DFLのコロナに対する対策がうまくいったことによってシーズンを完結させることができました。これは競技面(順位の確定etc)や財政面(放映権料etc)において非常に大きなことだったと思います。どのように感じていますか?
Krösche:DFLは素晴らしい仕事をしたと思っている。41ページにも渡る様々な規則は他の国のリーグが再開するための青写真にもなっただろう。細かくルールを記載したことも実際にそれを実行したことも。そこに絡んだほとんどの人が自分の立場に責任をもって行動し、生活の全てを捧げ、更には給与のカットにも応じた。

インタビュアー:中にはサッカーは重要なものではないと言って再開に強く反対する派閥も存在しました。そのような反対の声には驚きましたか?
Krösche:我々は自由のある国で誰もが感情を表に出すことが許されている。ただ、いくつかの発言は無知や論争を述べるものだった。プロサッカーという注目を浴びやすいものを利用して自分たちの立場を主張しようとする人もいた。プロサッカーは他の多くのものと同様に1つの産業であり、危機を乗り越えるための方法を模索していた。これに関して忌まわしいことは何1つない。

インタビュアー:Leipzigに所属する選手と首脳部は今年の終わりまで給与のカットに応じます。あなたの奥さんは中古の靴を履かなければいけなくなりますかね?
Krösche:私の妻は別に靴フェチな人ではないのでそのことについて心配する必要はない(笑) コロナ危機によって大きな打撃を食らってしまうことは確かだ。我々を含めた多くの企業が収入減によって苦しんでいる。

インタビュアー:Leeds Unitedから(Jean-Kevin Augustinの買取義務による)€21Mが収益として加われるとされています。この件についての話はどう転がると考えていますか?
Krösche:法的には明らかになっていることだ。

インタビュアー:Augustin本人の状況は....。
Krösche:もちろんいい状況ではない。彼に対しては本当に申し訳ないと思っている。彼はフィットしていれば素晴らしいサッカー選手だ。

インタビュアー:Rashicaについてはどうですか?Bremenは他のクラブからも関心を持たれていることをほのめかしています。
Krösche:Milotは興味深い選手だ。ただ他にも興味深い選手は多くいる。

インタビュアー:では、Patrik SchickとAngeliñoは....。
Krösche:2人とも残留することを望んでいる。

インタビュアー:Amadou Haidaraは最終節のAugsburg戦で1番良い働きをみせました。Ademola Lookmanはチーム内で唯一世界一を知る選手です。現時点では控えの選手ですが彼らにはどのようなことを期待していますか?
Krösche::彼らには彼らの持っている能力を発揮してもらい何ができるのかを見せてもらいたい。どちらも特徴があり違いを作ることができる素晴らしい選手だ。まだ彼らは全てを発揮することはできていないが、彼らがチームの次の一歩に貢献してくれると確信している。

インタビュアー:Upamecanoは21年の夏にフリーで移籍することはない、これは正しいですか?
Krösche:いつか彼が移籍することになってもフリーで移籍させることは考えていない。

インタビュアー:Dino Toppmöllerがコーチングスタッフに加わりました。これはMoritz Volzがクラブを去ることを意味しますか?
Krösche:9月から始まる新シーズンで我々は3日に1回試合を行うことになる。新たに加入したDinoはDudelange(ルクセンブルク)で素晴らしい仕事をしてきたし、彼はフランス語を完璧に操ることができる。これはクラブにとって非常に都合のいいことだ。もちろん彼が加入したことによって担当パートの一部に変更は生まれる。

インタビュアー:Atléticoとの試合はどうのようになると考えていますか?
Krösche:Atléticoのようなワールドクラスのチームが相手だとしても何が起きてもおかしくはない。なぜ我々は自身を小さく見せる必要があるんだ?我々は観光をするためにリスボンに行くわけではない。我々は勝つために行く。

インタビュアー:Leipzigでの1年目をどのように振り返りますか?
Krösche:もちろんLeipzigはPaderbornよりも世間からの注目を浴びるクラブだ。激しい外野の声が届いてストレスにもなるがこれは楽しいことでもある。我々はCL出場権獲得という大きな目標を達成した。一方で勝ち点を獲り切れなかったことも事実としてある。

インタビュアー:このような状況ですが、来季からRed Bull Arenaには約20000人の観客を戻すことができると言われています。無観客よりは観客がいる方がいいですか?
Krösche:満員でなくても無観客よりは状況はかなり良い。それにこれは以前の状態に戻すための大きな一歩だ。無観客のスタジアムは塩気のないスープみたいなものだからね。