RB Leipzig GS Max Eberl〔インタビュー〕(2023/7/21)

キャンプについて...。
代表選手も含めたチーム全員との初顔合わせとなり、お互いを知ることができる。自分たち首脳陣も毎日いるし、会話をしたり、一緒にスポーツに興じることもできる。お互いに慣れ親しむためには良い時期だ。

移籍期間について...。
自分は1度の移籍期間で16回もの移籍を経験したことはない。激動の期間だ。でも、とてもスムーズでうまくいった。キャンプが始まる時点でチームの準備が整った。我々がやろうとしたことはうまくいった。これ以降に普通では考えられないようなことが起きない限り、既に満足できる。もちろん、全てがうまくいくかどうかはピッチで示さなければいけない。

Joško Gvardiolについて...。
多くのことが報道されているし、Joškoに関する直近の情報には我々も驚かされた。ただ、見ての通り、彼はここにいる。すなわち、報道は誤りだった。知っている限り、彼はメディカルチェックもしていない。それに、彼がクラブに隠れてメディカルチェックを行なったとは思わない。彼は完全なるプロだから。モチベーション溢れる彼は本当にやる気満々だし、クラブが築き上げたものを気に入ってくれている。

Manchester Cityは彼を獲得するためにお金を用意しているみたいだ。Joškoも移籍することはとてもよく想像できると言っているそうだ。

ただ、両クラブの間にはまだ大きな隔たりがあり、合意には程遠い。(契約解除条項の期限)最終日に我々を驚かせたDominik Szoboszlaiの移籍はクラブに落ち着きと平穏を与えてくれた。今、我々は資金をそこまで必要としていないし、Joškoが残ってくれることを望んでいる。

我々は何かを妨げるようなクラブではない。しかし、我々にも我々の考えがあり、それが実現してもらいたいのだ。実現されれば、Joškoはチームに残ることになり、我々のスカッドは非常に優れたものになる。

Loïs Opendaについて...。
彼はスピードもある。相手と1対1になり、膠着状態になっても、そこからの加速が素晴らしい。勇敢で予測不可能な選手である彼は多くの要素で我々を前進させてくれる。Christo(pher) Nkunkuとは比較したくない。彼はまったく違う選手だ。

RC Lensとの交渉について...。
市場は変わり、どのクラブもストライカーを探している。我々はここ数年で傑出した成長を遂げたクラブだ。まだ明確な枠組みがある。とはいえ、例外的なケースもある。もし、最後の提示額が十分なものでなかったら、交渉は決裂していただろう。厳しい交渉だった。

Fábio CarvalhoとXavi Simonsを買取OPなしのレンタルで獲得したことについて...。
これもクラブが発展させていかなければいけない分野だと思う。レンタル移籍は常にチャンスを意味する。他の移籍形態では獲得できないような選手を獲得することができる。彼らはここで馴染み、心地よく過ごすことができる。彼らは間違いなくクラブを前進させてくれる。その先のことはこれから分かることだ。感情面から彼らをクラブに留めさせたい。

Xavi Simonsについて...。 
彼が地に足のついた選手だと自分は感じている。彼は自分のするべきことを理解しているし、サッカー選手として素晴らしいキャリアを築きたいと思っている。そのために、彼は他の人とは異なる道を歩んできたが、常に賢い決断を下してきた。今、ここに来ることもそうだ。彼にとって、まさに次のレベルを意味するクラブに彼は来た。

Marcel Halstenbergの退団について...。
彼はシーズン終盤にMarco (Rose)と自分に相談し、彼の抱えるの問題について話してくれた。その後、我々は一緒になって決断を下した。 競技面では非常に痛手で、彼の価値に見合った金額で移籍することはできなかった。しかし、我々は非常に協力的で、Marcelの願いがかなったことをとても嬉しく思っている。

Christoph FreundをSDに迎えるBayernでの仕事にについて...。
自分のことについて、心配は要らない。自分はここにいるし、そのことをこれまでも強調してきた。Bayernが決断を下した今、彼らが何を考えているか、また彼らがクラブの役員を探しているかどうかは、自分たちは誰も知らないし、自分たちの話題でもない。自分はここ数週間、数カ月と移籍に関してやることがたくさんあった。その点について、とてもうまく対処できたと思う。そしてこれから準備期間が始まる。RB LeipzigでのシーズンをMax Eberlを含む全員が楽しみにしている。

Marco Roseとの2026年までの契約延長について...。
契約の準備はできている。でも、僕たちはお互いのことをよく知っているし、盲目的に信頼している。二人とも契約はまったく必要ないだろう。でも、それはMarco RoseとMax Eberlの間柄での話ではなく、Marco RoseとRB Leipzigとのことなんだ。契約については速やかに解決する。

PSGからの移籍について...。
Oli(ver) Mintzlaff(Red Bull GmbHのCEO兼RB Leipzig監査役会会長)とPSGのNasser Al-Khelaifiの間には良好な関係がある。既に何度か選手の行き来があった。話し合いはとても快適で、隠し立てのないものだった。