RB Leipzig №14 Tyler Adams 〔インタビュー〕(2021/2/12, 2/26)

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インタビュアー:InstagramでJustin Kluivertをストーリーに挙げている投稿を見ましたが、彼は実際に車の雪搔きをしてくれたのですか?ドイツでの雪にまつわる経験談も教えてください。
Adams:これが自分にとってドイツでの初めての雪の経験だ。最初の2年は冬の寒さは厳しかったけれど、雪はほとんど降らなかった。雪が降っていることで同じ時期のニューヨークを少し味わうことができる。Justinは結局自分の車の雪搔きだけをして自分の車はやってくれなかった。だから自分でやらないといけなかったね(笑)

インタビュアー:他のヨーロッパのクラブでプレーすることなく、アメリカ(MLS)からドイツ(ブンデスリーガ)に来て2年が経過しました。ヨーロッパでの普段の生活、そしてヨーロッパのサッカーにどのように適応しましたか?
Adams:自分がLeipzigに加入する前にプレーしていたアメリカのMLSは現在進行形で成長し、進化を遂げているリーグだ。リーグとしての地位が定着しているブンデスリーガのようなリーグでプレーすることは長い間自分の夢だった。子供の頃はヨーロッパのクラブの試合やチャンピオンズリーグ(CL)を観て育ってきた。Leipzigに加入するという機会が訪れた時に自分はとても興奮した。その主な理由はクラブの野望が自身のものと一致していることを理解していたからだ。RB LeipzigはCLに参戦し、多くの若い選手を大きく成長させることを目標としている歴史の浅いクラブだ。また、自分は新しい国に行き、新たな文化や言語に触れることをとても楽しみにしていた。

インタビュアー:新たな言語という話が出ました。ずばりドイツ語はどれほど習得されましたか?
Adams:自分が思うには自分のドイツ語はそれなりのレベルだと思っている。今ではほとんどすべてのことを理解することができる。まだまだ学ばなければいけない単語が多くあるのはもちろん分かっているが、日に日に向上していると思う。パンデミックの前には毎日ドイツ語のレッスンを受講し、たくさん学んでいた。今はSkypeを用いて学び続けている。それでも今の自分の置かれている環境から多くのことを身につけ、自分のものにしようとしている。今はドイツ語の構造をかなり理解できるようになっているから、文法面にはあまりフォーカスを置いていない。より正確に話すことができるように学べる限り学び続けたい。

インタビュアー:学ぶことが難しかったのは何ですか?
Adams:文法の規則を学ぶことに苦労した。例えば、動詞の活用や不規則動詞の接頭辞は特に難しかった。自分では正しい接頭辞をつけていたと思っていても全く異なっていたりもする。例を挙げると、''fangen''(捕らえる、受け止める)と''anfangen''(始める、始まる)という2つの単語だ。'2つはほとんど同じ単語なのに、'an''というたった2つの文字で意味が全く異なってくる。多くの人はドイツ語がロジカルな言語だと言うが、それは正しくもある。ただ他言語を母語としている人からすると時には頭が狂わされる。

インタビュアー:これは全くの仮説として質問しますが、もし仮に今後数年でドイツを去ることになった場合、ドイツ語を学び続けますか?
Adams:良い質問だ。自分としてはドイツ語を高いレベルで話すことができるくらい長い期間ドイツに滞在したいと思っている。ただ、もしドイツを去ることになっても学び続け、英語以外の言語を操ることができるようになることは非常に良いことだと思っている。ドイツに来て、多くの人が英語なりそれ以外の言語を操れるバイリンガルであることに驚かされた。アメリカでも学校で異なる言語を学ぶ機会はあるが、深く学ぶようなものではない。7年生の時に自分もイタリア語を学び始めた。その時は12,13歳だった。そのような年齢から新たな言語を学び始めることは少し困難なことだと思っている。

インタビュアー:ドイツ語のレッスンがSkypeを用いたものに変わったと話されていましたが、パンデミックの影響でそれ以外にも変化はありましたか?
Adamsパンデミックは多くの事柄を相対化させた。多くの人々が様々な影響を受けていることが見て分かる。愛していることを続けることができる自分は幸運だ。自宅にいて、孤立した時間を過ごしている人が多くいることももちろん理解している。誰もがそのような事は望んでいない。友人と外食に行くことみたいな日常的で些細なことだと思っていたことが今はない。今では外出する際にマスクを着用することに慣れてきてまでいる。これは心地の良いことではないが、ウイルスを侮ってはいけないし、言うまでもなくルールは守らなければいけない。

インタビュアー:家族とも長い間会えていないと思いますが、その件に関してはどのように対処していますか?
Adams:最後に会ったのは去年の7月にアメリカに帰った時だ。今季終了後に会うことができればそれ以来、約1年ぶりの再会になる。去年のクリスマスはニューヨークには帰らなかった。これまでこんなにも長く家族に会わなかったことはなかった。普段であれば自分がアメリカに帰れない時には彼らがドイツに会いに来てくれる。ガールフレンドがドイツで一緒に住んでいることが救いだ。この難しい期間において彼女は大きな支えとなっている。自分一人でこのパンデミックを過ごすことは考えられなかった。作業したり、時間を潰す人が側にいることは素晴らしいことだ。家族のことはとても恋しく思っている。幸運なことにビデオ電話で互いの顔を確認することができる。1週間当たりの電話の頻度はパンデミックの前と比べると1,2回増えた。

インタビュアー:個人的に1番大きく変化を感じる点は何ですか?
Adams:少し奇妙に聞こえるかもしれないが、スタジアムからファンが消えたことが1番大きな変化だ。本来であれば5万人ものファンが立ち上がり声援を送っているけれど、今は空っぽのスタンドを目にしながらプレーしているし、これはとてつもなく大きな違いだ。ただ、これは高望みでもある。なぜなら我々はプレーすることが許されているし、それだけでもとても大きな幸せを感じている。

インタビュアー:ヨーロッパの人からすると、アメリカ人はアメリカンフットボール、野球、バスケットボールの3択しかないようにも見えます。なぜサッカーにのめりこむことになったのですか?
Adams:子供がどのスポーツをするべきなのか、ということを親が考えていることがアメリカの家庭ではよくある。ただ、自分の家庭ではそうではなかった。自分の親は自分と兄弟に対してやりたいスポーツをやらせてくれる自由をくれた。自分たちの家族はサッカー一家だったから全員がサッカーをやっていたし、バスケットボールもやっていた。弟の1人は大学ではアメリカンフットボールをしている。みんなが自分のやりたいスポーツを見つけ、常に支えを受けていた。このような親を持つことができて本当に幸せだ。自分自身は常にエネルギッシュで走り回っていたかった。だからサッカーは自分のキャラクターと合致するスポーツだった。

インタビュアー:LeipzigではRalf RangnickとJulian Nagelsmannの2人の指導を受けていますが、2人の違いはどこにありますか?
Adams:2人を比較することはとても難しい。Ralf Rangnickはとても経験のある指導者で、自身のプレースタイルだけではなく、クラブに多くのことをもたらした人として知られている。彼は自身のアイデアをプレーに体現した。Julian NagelsmannはRB Leipzigの成長方針や将来的な計画に合致する人だ。彼はとても若く、素晴らしいアイデアの持ち主で、サッカーに新たなエネルギーをもたらす指導者だ。Rangnickは自分をNew York Red BullsからLeipzigへと連れてきてくれた1人だが、Julianはプレーを通して成長を助けてくれたし、異なる能力も身につけさせてくれた。彼は自分が異なる角度から試合を見ることができるように手助けしてくれたし、自身の成長段階において一段上のレベルに導いてくれた。

インタビュアー:実際にJulian Nagelsmannは中盤や右SBに配置しますが、どこのポジションが1番好みですか?理由と共に教えてください。
Adams:自分の本来のポジションは中盤だと思っている。プレーを分断させたり、チームのためにボールを奪取したり、相手にプレッシャーをかけたりと自分の特徴を最大限に発揮することができるポジションが中盤だ。Julianは今季異なるポジションでのプレーを経て新たなことを学んだり、異なるポジションからもチームに貢献する機会を与えてくれたが、それでも自分の中で1番しっくりくるポジションは中盤だ。

インタビュアー:監督との関係性はどうですか?
Adams:良い関係性だ。彼は自分の成長に手を貸してくれた。彼が自分に対して伸ばして欲しいと思っている部分に自分は取り組むことができているし、試合で試す機会もある。自分としては日々成長することで、彼の望んでいる形に成長していることを理解してもらうことが大事だ。

インタビュアー:今ではチーム内での立ち位置を確立したようにも見えます。
Adams:移籍が決まってすぐに怪我を負ってしまったことから、自分にとってここでの始まりはジェットコースターに乗っているような感覚だった。長い間怪我で離脱していたことからチームに馴染むことは簡単なことではなかった。チームとして確立していたことで自分が絡んでいくことが難しかった。今季は完全に新たなスタートを切ったように感じている。時折欠場することはあるけれど、ここ数試合は良い働きができているし、コンディションも良い。指導陣からのフィードバックをものにし、それらを試合の中で実行できるよう努めている。継続的にプレー機会を得れていることはとても気分の良いことだし、更にチームに絡んでいけるように取り組んでいきたい。

インタビュアー:昨季のCLの準々決勝ではチームを勝利へと導く得点も記録しました。Leipzigはヨーロッパのベスト4になりブンデスリーガはトップ3でフィニッシュしました。今季のチーム、そして個人の目標は何ですか?
Adams:まず、個人的にはできる限り多くの試合に出場したい。そして、チームに貢献し、勝利を収め、チームの目標達成のための力になりたい。チームとしての目標は言うまでもなく更にチームとして進化を遂げることだ。それはCLだとできる限り勝ち残ることだ。今季に関して言えばDFBポカールを勝ち獲るチャンスはかなり大きいと見ている。これも自分たちの目標の1つだ。クラブにとっての最初のメジャータイトル獲得はとても大きなものになる。そして、もちろんブンデスリーガもできる限り上の順位で終えたい。それが何を意味するかと言うと来季のCLに参戦できるかどうかを決めることになるので、トップ4で終えることは自分たちにとってとても重要となる。

インタビュアー:Leipzigが覇権争いにおいてBayern Münchenの最大のライバルでしょう。シーズン終了後にトロフィーを掲げることが可能だと思わせる点は何ですか?
Adams:順位表の近い位置で争っていることからタイトル獲得の可能性も現実味を帯びてくる。重要なことは1試合ずつ戦うことだ。自分たちは現実的でなければいけない。まずは自分たちの目標に焦点を置き、何が自分たちを待ち受けているかを見なければいけない。1試合ずつ戦い、その試合で勝ち点3を拾えるように戦う。Mainz戦のように勝ち点を落とす試合もあるかもしれないが、そのような試合は早く忘れなければいけない。なぜなら自分たちにはまだまだ勝たなければいけないビッグマッチが多く存在しているからだ。

インタビュアー:ケガから復帰したばかりの2020年の頭に行なった前回のインタビューでは''このような経験が今後のキャリアに大きく影響を及ぼす''と話されていましたが、今となって振り返ってみると本当に影響を及ぼしましたか?また、その時にどのようなことを学びましたか?
Adams:恐らくどんな若い選手にとっても最初の怪我を乗り越える時期は暗いものになると思っている。その当時はどれほど離脱することになるかが正確に分からず、いつサッカーを再開することができるかも分からなかった。ドイツで生活をしていることから苦しい時期でも家族の手助けや後押しを受けることが難しかった。ただ、怪我で離脱している時とほぼ真逆の状況にいて、自分のベストを発揮し始めている今の自分がその当時のことを振り返ると気づくことがある。ポジションを勝ち取るために努力し、継続的にプレーしてチームの力になれる状況になったからこそ分かるが、これは当たり前にあることではない。当時を振り返って思うこと、それは怪我を乗り越えるために一生懸命に努力したけれど、そうじゃない時でもインパクトを残すためには常にハードワークをしなければいけないということだ。

インタビュアー:今季開幕前には''これまでで1番のTyler Adamsだが、まだまだ成長することができる''と話していました。具体的にどの部分に成長の余地を感じていますか?
Adams:そうなり始めてはいるものの、自分にとっては毎週毎週レギュラーとしてチームの中での立ち位置を確保することがとても重要なことだと思っている。自分が何ができるかを監督やチームメイトにも認めてもらいたいが、それと同時に自身が成長しなければいけない試合での細かい点に関してはJulianから強調されているから、その部分では成長しなければいけない。例えば、ポジショニングの細かい部分だったり、攻撃に転じるときのファーストアクションなどがある。それらは試合でインパクトを残すために必要なものだ。細かな部分で気にしている部分はたくさんあるし、彼はチームにインパクトを与え続け、チームを前進させるための手助けをしてくれている。

インタビュアー:Leipzigに加入してからブンデスリーガで42試合に出場し、そのうちの18試合は今季記録したものです。更に、その18試合のうち10試合はフル出場です。加入してからの最初の1年半と比較した時にどのように感じていますか?
Adams:素晴らしい気分だ。何よりも健康な状態でいれることが気分を良くしてくれる。最初は困難なこともあった。MLSと比較した時に高いレベルのブンデスリーガへの移籍は大きなステップだった。要求されるものの高さによって犠牲を負うことにもなった。ただ、怪我を負ったことでギアを1つ落とすことができ、ブンデスリーガの高いレベルに向けて身体の準備をする必要があることに気づくことができた。MLSでは週に3試合プレーすることは滅多にない。ここドイツではブンデスリーガに加え、DFBポカール、CLがあり、多くの試合を戦う。今季の自分は健康で状態も良い。これが今の自分にとって1番重要なことだ。

インタビュアー:ブンデスリーガでの初ゴールも記録しました。得点後の感情や得点が意味したことを教えてください。
Adams:チームの力になることができたのが何よりも重要だった。得点した時点ではリードを奪うことになったから恐らく喜んでいたと思うけれど、最終的にMainz相手に勝ち点を落とすことになってしまった。競争的な人間だから自分は可能な限り全ての試合で勝利を収めたい。もちろん自身の初得点は嬉しいものだったけれど、勝ち点3を持ち帰ることができた方がもちろん嬉しかった。

インタビュアー:フィジカル面での進歩のために何かルーティーンを変えたりしましたか?
Adams:多くの筋トレを行なった。あとは(トレーニング施設内の)パフォーマンスセンターでの時間の使い方、具体的には治療や強化トレーニングなどで自分がどれほどのトレーニングを積み、追加のトレーニングをするか否かを工夫してみた。初めの頃は頻繁にトレーニングを積んでいたが、今はいつ追加のトレーニングを行うと効果的なのか、またいつトレーニングをストップするべきなのかを判断することができるようになった。自分の身体とのコミュニケーションをより取るようにもなった。今日は十分なトレーニングを積んだから続きは明日やろう、と時には言えるようになることも大事だ。

インタビュアー:調理に関しての関心を深めていて、母親にレシピを尋ねているとも聞きました。調理の腕はどれほど上がりましたか?その点に関しては次のレベルに到達しましたか?
Adams:実際には調理に関してめちゃくちゃ関心を持っているというわけではない。どちらかというと隔離期間で外食に行ったり、テイクアウトをすることが難しいから自炊することに興味を示して、その流れで母親にレシピなり何なりを尋ねたが近い。それも本当に手短に作れるもののね。彼女が言った材料を買うためにスーパーにも行く。この隔離期間に食事を摂るためには誰もが一定の自炊はしなければいけない。けれど、実際に自分の腕が上がっているかどうかは正直分からない。ガールフレンド以外の人に食べてもらったこともないし、それは他の人にとってはある意味良いことなのかもしれないね。

インタビュアー:例年に比べシーズンは過密日程ですが、それでも頻繁にプレーすることは自身のためになりますか?
Adams:もちろんだ!自分の年齢では多くの試合でプレーすればするほど良い。プレーすることは自分にとってはとても重要なことだ。プレーすることでよりチームに貢献することができるし、自分に何が必要なのかを学ぶことができる。成功しようが失敗しようが大事なことは学び続けることだ。これが成長するために必要なことだ。指導陣は自分の成長に大きく携わってくれたが、それと同等にチームメイトも自分のことを助けてくれた。自分たちはとても若いチームだ。毎週末ピッチに立ち闘うし、試合で勝利を収めたい。

インタビュアー:Liverpoolとのラウンド16の1stレグも含めて今季のCLではほとんどの試合に出場しています。国際的な舞台でプレーすることの気持ちを教えてください。
Adams:本当に狂ったような気分だ。自分はブンデスリーガと共に育ってきたし、アメリカにいた時も常にテレビで試合を観ていた。ただ、それでもCLは一段と特別なものだった。CLの試合があるときは学校から帰ってきてすぐに(NYはドイツより6,7時間遅い)テレビの電源をつけていた。アンセムを聞いた時は鳥肌が立つし、真のスーパースターたちがプレーしているのを観ることは至高のひと時だった。自分がその舞台に立ち、子供の時に耳にしていたアンセムをピッチ上で聞くととんでもない気分になる。全てを挙げると長くなってしまうが、自分たちはLiverpool、Atlético Madrid、PSGらと対戦したし、それは本当に特別な出来事だった。

インタビュアー:子供の頃はCLの熱狂的なファンだという話を聞きます。1番好きだった選手と当時のお気に入りのチームを教えてください。
Adams:子供の頃はArsenalの試合をたくさん観ていた。そして自分は常にThierry Henryの大ファンだった。NYっ子の1人だった自分にとって、彼がNew York Red Bullsに加入した時は大きな瞬間だった。彼と知り合うこともでき、更に彼と数回トレーニングを共にすることもできた。自分のアイドルに会って、更に一緒にトレーニングをすることもできたんだ。彼が出ていた試合は何とかして全て観るようにしていた。本当に特別な瞬間だった。自分がまだNew Yorkでプレーしていた時に彼は1度試合を観に来てもくれた。まだ自分がプロの選手として駆け出しの頃だった。その時の彼は引退してから少し時が経っていたけれど、時々身体を動かすためにトレーニングセンターに来て一緒にトレーニングをした。良い思い出だ。

インタビュアー:では、Liverpool戦の敗北はどれほど傷つくものだったのですか?
Adams:自分はとても野心的な人間で、負けることは死ぬほど嫌いだ。全く楽しくなかったし、今でも傷口は開いたままだ。ただ、自分たちには2ndレグが残されている。2ndレグを楽しみにしている。彼らはとても強力な相手だ。だが、自分たちも1stレグより良い戦いができると分かっている。

インタビュアー:要するにそれが更なるモチベーションとなるのですか?
Adams:100%そうだ。

インタビュアー:実際に勝機はどれほどあると思いますか?
Adams:難しくなることは分かっている。自分たちは2点を失ったから2ndレグでは少なくとも3点決めなければいけない。それでも自分たちはその挑戦に立ち向かう。これまでにへし折られたことはない。

インタビュアー:もし仮に勝利を収められず、準々決勝に駒を進めることができなかったとしましょう。
Adams:自分たちは高い基準を持っている。ある時、タイトルを獲得することができればそれは自分たちにとって素晴らしいことだ。タイトル獲得のチャンスは残されているが、そのためには1試合ずつ戦わなければいけないことも理解している。まだまだ多くの試合が残されているし、それぞれの試合が極めて重要なものとなる。ブンデスリーガのタイトル争いに戻ることができて嬉しく思っている。また、DFBポカールも残っている。見てもらえば分かるように自分たちにはまだまだ多くのことが残されている。