RB Leipzig №25 Dani Olmo 〔インタビュー〕(2021/02/03)

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Dinamo ZagrebからLeipzigに加入して1年が経過したDani Olmoがインタビューに答えた。

ドイツに6-0で勝ったことについての謝罪について...。
謝る必要は無いと思う。ドイツはまた以前のような強いチームになるだろう。彼らは素晴らしい選手を抱えているし、EUROの優勝候補の1つとなるだろう。あの日は我々にとっては完璧な試合で、彼らにとってはそうでなかった。

Leipzigでの1年目について...。
合格点は与えれると思う。良い1年目だったけれど、全ての面で自分はまだまだ成長することができると思う。

Nagelsmannを説得させることについて...。
あまり試合に出れなかったことは嬉しいことではなかった。監督を納得させるためにハードワークが必要だった。でも、それも学習の一部だ。自分は常に監督のコマであるために彼に証明したかった。コロナによる中断明けに監督は自分にチャンスを与えてくれて、自分はそれをモノにした。

自分のLeipzigでの役割について...。
説明するのは難しい。自分たちは絶対的な10erやストライカー、カギになるようなウインガーがいるわけではない。全員に与えられているタスクは試合中にも大きく変わり続ける。新加入の選手にとっては簡単なことではないが、対戦相手が自分たちと対峙するのはそれ以上に難しい。

出身地が同じXaviについて...。
彼に追いつくにはまだまだ長い道のりだ。彼はサッカー界のレジェンドだ。彼のキャリアはどんな選手にとってもお手本となるようなものだった。テラサ(Olmoの出身地)の若いサッカー選手はみなこの地で生まれたことを誇りに思っている。Xaviと自分が比較されることは嬉しく思うが、彼とは違うタイプの選手だと思っている。

自身のプレースタイルについて...。
自分はXaviよりも攻撃的な選手だ。Xaviは6erや8erだった。自分はプレイメーカーだと思っている。かつてはAndres Iniestaのことをよく見ていた。彼のプレーはとんでもなくレベルが高い。今はMessiやRonaldoのこともよく見ている。

代表でのリーダーシップについて...。
自分が代表でリーダーシップを発揮しているというのは大袈裟な話だ。自分は代表活動に参加し、代表のユニフォームを着ることを誇りに思っているだけだ。今でも代表チームでのプレーはご褒美みたいなものだと思っている。Leipzigでの日々の活動が代表チームに繋がっている。自分たちはまだ3つの大会に勝ち残っている。自分たちのことを誇りに思えるようにシーズンを終えることがチームの目標だ。

長期的な目標について...。
個人的にはW杯が最大のタイトルだと思っている。世界中の優秀な選手が集まるW杯は1番勝ち取るのが難しいタイトルだと思う。昨季のCLでAtleticoに勝利を収めた時がこれまでのキャリアで1番嬉しい瞬間の1つだった。あの勝利と準決勝進出は素晴らしい出来事だった。

NagelsmannとKloppがCLのラウンド16で対決することについて...。
Julian(Nagelsmann)は(Jürgen)Kloppと比較されることに関してはあまり気にしていないと思う。彼とって、そしてチームに重要なのはチーム一丸となってプレーし、相手にとって脅威になることだ。我々にも勝機はあるし、我々は良いチームだ。Liverpool相手にもそれを発揮したいし、世界に証明したい。

ラ・リーガでのプレーについて...。
いつかラ・リーガでプレーすることが自分の目標ではないと言ったら嘘になる。でも、時間はあるし自分はまだ22歳だ。そのことを今は考えてもいない。これまでも何度か言ってきたように今はLeipzigでのことにしか集中していない。ここに来てまだ1年だし、まだまだ多くのことを成し遂げたい。今の自分にできることはそれしかない。

自己研鑽について...。
自分は常に成長したいと思っているし、そのために努力もしている。チームトレーニングに加え、個人でのトレーニングもしている。Leipzigに加入してからは食事面でも変化を加えた。肉は食べずに魚とタンパク質を摂るようにしている。最初は物足りなく感じたけれど、今は前と比べるとかなり良くなってきている。

Angeliñoとの関係性について...。
Ángel (Angeliño)とは世代別代表の頃からお互いのことを知っているし、今もとても仲良くしている。僕ら2人が上手くやれていることがLeipzigが成功を収めている1つの要因でもある。僕らはチームなんだ。