23/24 ブンデスリーガ 第3節 vs 1. FC Union Berlin マッチプレビュー

23/24 ブンデスリーガ 第3節 1. FC Union Berlin戦のプレビュー

試合情報

23/24 ブンデスリーガ 第3節 vs 1. FC Union Berlin

日時

2023年9月3日(日) 17:30(日本時間24:30) KO

場所

Stadion An der Alten Försterei (Berlin)

放送媒体

スカパー! CS801(録画放送)
プレミアムサービスCh.585
SPOOX(ブンデスリーガLIVE)
SPOOX(サッカーLIVE)
スカパー!SOCCERアプリ(ブンデスリーガLIVE/サッカーLIVE)

主審

Daniel Schlager(33)

・昨季は国内で25試合を裁き、125枚のイエローカード、8枚のレッドカードを提示。与えたPKは9回。

・この対戦カードを裁くのはLeizpigホームの21/22シーズン第31節、Leizpigホームの22/23シーズン第20節に次いで3回目。

・今季を含めた過去の試合でLeipzigは5勝2分3敗。

・今季を含めた過去の試合でUnion Berlinは5勝3分5敗。

過去の対戦成績(全13試合)

Leipzig
6勝1分6敗(23得点)
Union Berlin
6勝1分6敗(17得点)

・このカードは6試合連続で2-1で終わっている。また、7試合連続で1点差の僅差の試合となっている。

・Leizpigはこのカードで3連敗中。

・リーグ戦に限ると、Leizpigは対Union Berlin戦で現在5連敗中。また、全てのカードに1-2で敗れている。ブンデスリーガの歴史上、同じスコアで5試合連続で同じ勝敗になったのはこれが初めてのケース。

・Union Berlinはブンデスリーガで同じ対戦相手に6連勝を記録したことがない。

ブンデスリーガで同じ対戦相手に5連敗を喫しているのはLeizpigのクラブワースト記録。

・LeipzigのYussuf Poulsen、Timo Wernerは3得点で対Union Berlinのチーム最多得点者。2得点のWilli Orbán、Emil Forsbergが続く。(現所属に限る)

・Union BerlinのSheraldo Beckerは2得点で対Leipzigのチーム最多得点者。1得点のKevin Behrens、Janik Haberer、Robin Knocheが続く。(現所属に限る)

Stadion An der Alten Förstereiでの対戦成績(全6試合)

Leipzig
1勝1分4敗(9得点)
Union Berlin
4勝1分1敗(9得点)

・Leizpigは現在、Stadion An der Alten Förstereiで3連敗中。いずれの試合も1-2で敗れている。

・現在、Union Berlinはホームでのリーグ戦で24戦連続負けていない。これはクラブ記録であると同時に、ブンデスリーガにおける現在進行形の数字としては最長のもの。最後に敗れたのは22年2月のDortmund戦。この時のDortmundを率いていたのは現Leizpig監督のMarco Rose。

・Union Berlinはその他の公式戦を含めても、22年9月のELでのUnion Saint-Gilloise戦以来、ホームでの負けは約1年間で一度もない。

・19年の1部昇格以来、Union Berlinはホームでのリーグ戦を69試合戦い、敗れたのは僅かに8度のみ。直近3シーズンに限ると3敗のみで、昨季は無敗だった。

・LeizpigのChristoph BaumgartnerはHoffenheim時代にStadion An der Alten FörstereiでのUnion Berlin戦(19/20シーズン)でブンデスリーガ初ゴールを記録した。

その他データ

・CL出場チーム同士の対戦は今季のブンデスリーガで初めて。

・昨季のトップ4(Bayern, Dortmund, Leipzig, Union Berlin)間での対戦で、Union Berlinが記録した勝ち点10は4チームの中で最多のものだった。LeizpigはDortmundと並ぶ勝ち点7で最も少なかった。

・Leizpigはブンデスリーガ直近7試合で6勝を記録している。この期間にLeizpigよりも多くの勝ち点(18)を記録しているチームはない。また、この間にDFBポカール決勝のFrankfurt戦、DFLスーパーカップのBayern戦でも勝利している。

・Leizpigは2試合連続でリーグ首位のチームと対戦。

・Leizpigは試合前時点での順位が1~5位のチームに対して2連勝中。

・Union Berlinは今季ここまでの公式戦3試合全てで4得点を記録している。

・Union Berlinはブンデスリーガにおいて、クラブ史上初の開幕2連勝を飾っている。

・第2節終了時点で8得点のUnion Berlinは得点数がリーグトップ。このうち、6得点がヘディングシュートから生まれたもの。LeizpigはBayernと並ぶ7得点で2位タイの数字を残している。

・Union Berlinにとって、前節のDarmstadt戦は数的不利に陥りながらも勝利を収めた初めての試合となった。これまでの戦績は4分6敗。

・LeizpigのDani Olmoは今季ここまでの公式戦3試合全てで得点している。合計での得点数は5で、昨季の全公式戦での得点数と同じ数字。

・全てがヘディングによる4得点で第2節終了時点の得点ランキングでトップに位置しているUnion BerlinのKevin BehrensはLeizpig戦でも過去に1得点を記録している。自身が出場した試合に限れば、対Leizpig戦はこれまで4戦全勝。

・Leipzig監督のMarco Roseは自身の監督キャリアにおいて対Union Berlin戦で3勝2分2敗。

・Union Berlin監督のUrs Fischerは自身の監督キャリアにおいて対Leipzig戦で5勝4敗。

・Rose対Fischerの監督としての過去の対戦はRoseの3勝2分2敗。

チーム情報

RB Leipzig

昨季成績

ブンデスリーガ 3位
  勝ち点66  64得点 41失点  
  得失点差 +23
DFBポカール
  優勝
UEFAチャンピオンズリーグ
  ベスト16

直近5試合の成績

2023/8/25 ブンデスリーガ 第2節
vs VfB Stuttgart (H)
〇5-0

2023/8/19 ブンデスリーガ 第1節
vs Bayer Leverkusen (A)
×2-3

2023/8/12 DFLスーパーカップ2023
vs FC Bayern München (A)
○3-0

2023/8/5 プレシーズンマッチ
vs UD Las Palmas (スペイン1部) (H)
〇3-0

2023/8/2 プレシーズンマッチ
vs VSG Altglienicke (ドイツ4部) (H)
〇9-2

Union Berlin

昨季成績

ブンデスリーガ 4位
  勝ち点62  51得点 38失点  
  得失点差 +13
DFBポカール
  ベスト8
UEFAヨーロッパリーグ
  ベスト16

直近5試合の成績

2023/8/26 ブンデスリーガ 第2節
vs  SV Darmstadt(A)
〇4-1

2023/8/20 ブンデスリーガ 第1節
vs  Mainz 05 (H)
〇4-1

2023/8/13 DFB Pokal 1回戦
vs FC-Astoria Walldorf (ドイツ4部) (A)
〇4-0

2023/8/5 プレシーズンマッチ
vs Atalanta (イタリア1部) (H)
〇4-1

2023/7/29 プレシーズンマッチ
vs Udinese (イタリア1部) (N)
〇1-0

過去5回の直接対決

・2023年2月11日
22/23シーズン第20節 | RB Leipzig 対 Union Berlin | 1-2 (主審:Daniel Schlager)

Union Wins Top Match! | RB Leipzig - Union Berlin 1-2 | Highlights | MD 20 – Bundesliga 2022/23 - YouTube

・2022年8月20日
22/23シーズン第3節 | Union Berlin 対 RB Leipzig | 2-1

Union Berlin - RB Leipzig 2-1 | Highlights | Matchday 3 – Bundesliga 2022/23 - YouTube

・2022年4月23日
21/22シーズン第31節 | RB Leipzig 対 Union Berlin | 1-2 (主審:Daniel Schlager)

RB Leipzig - Union Berlin 1-2 | Highlights | Matchday 31 – Bundesliga 2021/22 - YouTube

・2022年4月20日
21/22シーズン DFBポカール準決勝 | RB Leipzig 対 Union Berlin | 2-1

RB Leipzig with Late Winning Goal! RB Leipzig vs. Union Berlin 2-1 | DFB-Pokal Semi-Final - YouTube

・2021年12月3日
21/22シーズン第14節 | Union Berlin 対 RB Leipzig | 2-1

Strong Union Beat Leipzig | Union Berlin - RB Leipzig 2-1 | All Goals | Matchday 14 – Bundesliga - YouTube

監督コメント

RB Leipzig監督 Marco Rose

CLグループステージの組み合わせ抽選会の結果について...。
抽選後の最初の反応はスタッフ間での会話で、“またManchester (City)か”だった。もちろんLeizpigにとっても再度の対戦だが、Gladbach時代にも対戦している自分にとっても再度の対戦になる。その後にCrvena ZvezdaとYoung Boysと対戦することも決まった。
第一に、これはCLという各国の王者の出場する大会だ。対戦相手はリスペクトしているし、大きな挑戦になる。
再び対戦するManchester Cityに今回は勝ちたい。自分たちがホームで良い戦いができたことは分かっている。ただ、敵地マンチェスターでの試合では多くのことが望んでいたものと反するものになってしまった。
Young Boysとのアウェイマッチは人工芝のスタジアムでの試合になるし、いつもと異なる状況に対応しなければいけない。
Crvena Zvezdaは90年代に多くのタイトルを獲得してきたビッグクラブだ。ベオグラードでの試合は熱狂的な観客がいる中で行われることになる。
全体的に、楽しみなグループになった。自分たちには可能性があるし、決勝トーナメントに進出するチャンスがある。もちろん、我々はそれを目標としているし、大会を楽しみにしている。

ドイツ代表に選出されたBenjamin Henrichsについて...。
ここ数か月の彼のパフォーマンスを考慮すると、(代表メンバーへの選出は)当然のことだと思う。調子を保ち、自身の力を証明し続け、これからも継続していくことが彼にとって重要だ。
ここLeizpigでは新たな一歩を踏み出し、責任を背負っていく必要がある。それができるようになれば、代表での居場所の確立に繋がるだろう。そうなれば、クラブで監督を務める自分にとっては喜ばしいことだ。

代表メンバーを外れたTimo Wernerについて...。
選ばれなかったのはTimoだけではない。怪我から復帰したばかりで、これから巻き返しを図るKlosti (Lukas Klostermann)も選ばれていない。David (Raum)も選ばれていない。彼がここ数週間の出来を維持知ることができれば、次回の代表ウィークの時には考慮されるに違いないだろう。物事の動きはとても速い。Timoに関しても、同じように状況が急激に変わると信じている。
自分は他の選手にも気にかけて話をしてきている。ここで疑問に思うのは、なぜTimoに関してだけはすぐに話したがるのだろうか。Timoのクオリティは誰もが知っているし、彼はスピード、裏を狙う動き、得点への危険性をチームにもたらしてくれる。
現状、みんなが望んでいるようなパフォーマンスを彼はピッチ上で発揮することはできていない。それに彼には打ち勝たなければいけないライバルが何人かいる。ただ、それら全てが変わる時はどこかしらで必ず訪れる。
試合に勝つことは我々全員にとって意味のある事だし、選手たちは誰もが自分の力を証明しないといけない。
Timoに関しても、クラブで調子を取り戻す機会があるわけだし、そうすれば再び代表のメンバーとして議論されるようになるだろう。

Union Berlin戦に向けて...。
我々はこの挑戦を楽しみにしている。ここ最近のUnion戦で我々が僅差で負け続けていることなど、このカードに関する数字も分かっている。当然、我々は敵地Alten Förstereiから勝ち点3を持ち帰りたいと思っている。そのために、恐れず戦うつもりだ。
昨季に無敗だったUnionのホームでの強さを知っているし、彼らの強みも理解している。彼らは勝ち方を知っているし、勝つために何が必要なのかも知っている。
それはすなわち、我々には成熟したパフォーマンスが求められるということだ。自分たちらしさを保ち続けたいし、自分たちのクオリティをピッチ上で発揮したい。
Unionが望んでいる展開にさせると非常に危険だし、そうさせないために何をするべきか理解している。彼らの先制点のうちの90%はクロスからのヘディングシュートから生まれている。なので、それに対する対策は間違いなく一つの課題になってくる。
雰囲気は良いし、ベルリンで勝利を収められると信じているし、そのために全力が注がれる。

夏の移籍市場を振り返って...。
サッカー界全体における動きを見た時に、我々は非常に大きな変革があったにもかかわらず、素早く動くことができた。そのため、比較的早い段階から自分たちの可能性を感じれるようになっていた。
チームを去った人数や去った選手が持っていた能力などは自分があまり好んで話さない話題だ。ただ、繰り返しになるが、それがどのようなことを意味するのかは今日明日で分かることではない。少なくとも自分たちの在り方を確立させるまでは分からないだろう。
確かに大変革ではあったが、既に述べているように、Max Eberl、Rouven Schröder、Felix Krügerの3人にスカウト部門を加えた人たちが素晴らしい仕事を果たしてくれたし、我々は非常に優れた選手を加えてきた。
それを締めくくったのがChris(topher) Lenzだが、彼の獲得は非常に理に適っているもので、良いものだった。彼はロッカールームでも良い人柄を出しており、ブンデスリーガやCLでピッチ上での実力も証明してきた。ドイツ語を問題なく話せることもあり、すぐに馴染むことができている。
夏の移籍市場が閉まったわけだが、我々は全体的にどのポジションの層にも問題がない。ただ、いくつかの選手に関して時間が必要なのも事実だ。例えば、Xavi Simonsはまだ若い選手で、新しいリーグに来ているし、パフォーマンスに波が出る可能性もある。Seskoも19,20歳と若い選手だし、(Fabio) Carvalhoも若い選手だ。
チーム全体でみると、少し若返ったが、Klosti、Yussi (Poulsen)、Emil (Forsberg)、Willi (Orbán)、Pete (Gulácsi)のように年長の選手たちもいる。チームとして、若手と中堅の良い混合具合だし、これからに向けて非常に良いスカッドが揃っていると思う。

RB Leipzigに対する抗議として、Unionサポーターが開始15分間沈黙を貫くことについて...。
もしあなたが言わなかったら、他の誰も気づかなかったかもしれない話題だ。
これはもう何度も言っているが、毎週末、何万人ものファンがスタジアムに足を運んでくれることが何よりも我々の存在意義だと思う。
クラブを取り巻くライプツィヒの雰囲気はたとえ休暇でバルト海沿いのどこかにいても、あるいはドライブでこの地方を通過しても、ドイツ北東部に広まっており、また多くの好意的なフィードバックも得られる。もう自分たちのことを説明する必要はないと思う。しかし、全ての人が我々のことを素晴らしい存在だと認めてくれるわけではないことも、我々は知っている。
ただ、我々はここ数年で多くのステップを踏んできたと思うし、今それが止まることはないだろう。なぜなら、我々がここ3ヶ月間に2つのタイトルで報われているように、我々は良い仕事をしようと取り組み続けるわけだから。
我々は自分たちの成長や発展のことを気にかけている。どうすればより多くの人々を熱狂させられることができるのか。どうすれば既に我々を後押ししてくれている人々を更に幸せにさせることができるのか。そして、少し困難な状況に陥った時、どうすれば共に立ち向かえるか。これらは自分にとって常に重要なテーマだ。
そして、そうすればもちろん、このクラブの歴史が実際にどのように発展してきたのかも明らかになる。

近年成長著しいUnion Berlinの成功の要素について...。
優秀な監督、明確なアイデア、大きな変動や恒常的な強化を見据えた非常に優れたスカッドプランニングにあると思っている。それに加えて、Union Berlinも(スタジアムで食べる)ロールパンやオープンサンド、ミートボールで賄われているわけではなく、そこでも絶え間なく発展している事実がある。
そうして、UnionはCLの舞台まで上ってきた。昨日のCLグループステージの組み合わせ抽選会は印象的なものだった。ポット4のUnion BerlinがReal Madridと対戦することが決まった。個人的に非常に趣深さを感じている。Köpenick、クラブ、そして地域のことを喜ばしく思っている。
正直なことを一言でまとめるならば、彼らには脱帽しかない。

昨季と比較したUnion Berlinの違いについて...。
確かに今季は得点数が多いが、昨季も得点が少なかったわけではないし、段階を踏んで成長している。戦い方自体に大きな違いはない。3バックのバックラインを敷いて、前線には強靭なストライカーが2枚並ぶ。素早い切り替えからの攻撃もあれば、前線の選手に目掛けてボールを放り込むこともある。クロスからのヘディングもあるし、今はその役割をKevin Behrensが担っており、好調を維持している。彼らはこの戦い方で成長し続けてきたし、明確なプロセスがあるのも彼らの強みの一つだ。
その上、選手個人の能力も高くなっている。例えば、DFラインには(Robin) Gosensがいるし、CBには(Leonardo) Bonucciが加わるかもしれない。
彼らは良い状況にあるかもしれないが、自分たちとしてやることは変わらない。どのように対峙するのか。クロスに対してどのような守備をするのか。4バックでプレーするのか。
どのようなアプローチをするのか。どのようにコンパクトにプレスをかけるのか。どの位置で奪って、どのようなに切り替えたいのか。
特にUnionを相手にする場合、成功に繋げるためのプランを練ることは重要となる。

新たな攻撃ユニットについて...。
チームとしての決め事も大事だが、それと同時に選手たちが個々のクオリティを発揮することのできる自由があることも重要だと考えている。確かに、ポジショナルプレーにおけるチームとしての基本的な原則はある。それは遂行したいものだし、原則がなければ、あまりにも荒々しくなり、一つのポジションに複数人が重なることになる。そうなると、うまく連携したプレーができなくなる。
原則の中で選手たちが自由に創造性を発揮することは許容されている。Dani OlmoやXavi Simons、ストライカーたちにとってこの自由の存在は非常に重要だし、彼ら自身が決断を下す必要もある。我々がLois (Openda)やTimo (Werner)のスピードという強みを活かしたいのは明らかだし、その一方でYussi (Poulsen)やもしかしたら(Benjamin) Seskoの器用さやフィジカル面も活かしたい。

パワーや情熱がぶつかり合う中での成熟した試合がどのようなものかについて...。
理想的なことを言うのであれば、それがLeizpigだろうがUnion BerlinだろうがManchester Cityだろうが、どこの監督もパワーや情熱がぶつかり合うことを望んでいる。これらはサッカーにおける基本的な部分だ。Unionは我々に追加のタスクを課してくるだろうが、我々はそれを受け入れるしかない。
パワーや情熱については事前に話しておくことができるものではあるが、実際にピッチで感じるものはまた異なるかもしれない。
例えば、立ち上がりの10分間はファーストボール、セカンドボールの行方が非常に重要になってくる。デュエルで闘うことが求められるし、近い距離感を保ち、スペースを埋めなければいけないし、相手のクロスを阻まなければいけない。もし阻むこことができなくても、PA内で備えなければいけない。正しいタイミングで正しい決断を下すことが大事になってくる。

バックラインの人数について...。
ここでは言えない。3バックでプレーする可能性も4バックでプレーする可能性もある。

新加入のChristopher Lenzの役割について...。
Union戦ではDavid (Raum)がプレーすると見て良い。
全体的に選手層に問題はなかったが、仮にDavidが試合に出れない時に2人目の左利きSBがいなかった。そのようなケースへのリスクを背負いたくはなかった。Benny HenrichsやKlostiを回すこともできるが、彼らは右利きの選手だから、実際にはそうしたくなかった。だからこそ、このポジションの補強は重要だった。
Chrisはスカッドの一員だし、徐々に馴染んでいって、いざ述べたような事態に陥った場合に備える。もし、彼が非常に優れた状態であればDavid Raumのライバルになり得るし、彼を超えるかもしれない。これは競争の中で常に起こり得ることだ。

Timo Wernerが抱えている問題について...。
なぜTimoに関してあのようなことを言ったのかというと、それはただ単純にTimoとの関わりが重要だからだ。彼のことについての質問をすることは別に良いと思うし、なにも間違っていないと思う。彼がこれまでに成し遂げてきたことも十分に理解している。ただ、例えば今週の唯一の公開練習でTimoが長いパンツを履いていて、残りが短いパンツを履いていたと書いたり、Timoがフェンスを越えるようなシュートを打ったことなどの報道の仕方が問題だ。Mo Simakanが3回もフェンスを越えるようなシュートを打っても、そのことが報じられることはない。大事なのはどのように取り扱うかだ。
自分はTimo Wernerという一人の人間のことをまず第一に話している。彼は多くのことを成し遂げ、チャンピオンズリーグを制覇した素晴らしい人だ。彼を比較的頻繁に扱うことはあまりフェアではない。
Timoは正しいクラブにいる。彼の扱いに関して言えば、我々は彼を後ろから支えているし、前に向かって後押しもするし、彼のためにここにいるし、彼を助ける。
今はYussuf Poulsenがフーフーし、Benjamin Šeškoがそこにいて、Lois Opendaが得点を決めていることも確かだ。これらは通常の競争の法則であり、それ以上でもそれ以下でもない。
我々はTimoを手助けしたいし、みんなを喜ばせるためにも彼に再び得点を決めてもらいたい。だから、自分は彼に寄り添っている。実際のところ、報じられているほど大騒ぎするようなことではない。
何よりも、一人の人間に対して尊敬の念を抱いた上で、適切に扱い、相応の報道がされるようになれば良いと思う。

Union Berlin監督 Urs Fischer

Leizpigについて...。
個人的にはLeizpigは少なくともリーグでトップ4に入るチームだ。クオリティの高いチームで、個人で違いを作ることができる選手もいる。彼らのプレースタイルに目を向けると、彼らはプレッシャーの懸かった状態でも良いプレーをするし、ゲーゲンプレスも非常に優れている。彼らはボールを奪い続け、トランジションゲームに持ち込み、スピードやこの能力を活かした攻撃に繋げる。

CLのグループステージの組み合わせ抽選会の結果について...。
抽選結果は特別なものだった。みんなで一緒に抽選会を見ていたが、印象的なものだった。Real (Madrid)やNapoli、昨季に対戦したBragaと同居するあのようなグループに入れて、ただ喜ばしいばかりだ。
監督としては夢が現実になったが、既に言ったように日曜日の試合とは関係ないし、我々に今課されているタスクはLeizpigとの試合だ。彼らもCLに出場するチームだ。

Leonardo Bonucciについて...。
当然、彼も他の選手と同じ尺度で評価する。彼は今日の練習に参加したが、完全なプレシーズンを送っていたわけではない。それでも、彼自身は良い状態にあると感じているし、個人的にも練習での彼の様子は良く見えた。Danilo Doekhiの状態次第ではあるが、彼が試合のメンバーに含まれる可能性はある。

LeizpigはUnionにとって相性の良い相手なのか...。
結果を見れば、そうだと言えるだろう。ただ、自分から言えることとして、我々は本当の限界まで力を発揮してプレーしてきた。多くの正しい決断を下してきたし、RBを相手に良い結果を残したいのであれば、もう一度それが求められる。

選手コメント

RB Leipzig №9 Yussuf Polusen

 

RB Leipzig №39 Benjamin Henrichs

「Union Berlinとの試合は今季の指標となるような試合だとは思わない。もちろん、試合には勝ちたいけど、まだシーズン序盤だし、先は長い。

Unionはドイツ国内外から選手が集まる良い場所になっている。それらが彼らの取り組みが優れていることを物語っている。

Unionはトップチームだ。直近3試合は負けているけど、もちろん日曜日にはそれを変えたい。Unionは一貫してよくやっているし、年々発展している。彼らはトップ4争いにおいて、自分たちのライバルの一つだ。」

予想先発メンバー

Leipzig

kicker(4222)
Blaswich - Henrichs, Simakan, Orbán©, Raum - Schlager, Kampl - Simons, Olmo - Openda, Poulsen

Bild(4222)
Blaswich - Henrichs, Simakan, Orbán©, Raum - Kampl, Schlager - Simons, Olmo - Openda, Poulsen

Bundesliga(4222)
Blaswich - Henrichs, Simakan, Orbán©, Raum - Schlager, Kampl - Simons, Olmo - Openda, Poulsen

主な欠場予定選手:
Gulácsi, Bitshiabu, Haidara

Union Berlin

kicker(3322)
Rönnow - Jaeckel, Knoche©, Leite - Juranović, Král, Gosens - Laïdouni, Volland - Fofana, Behrens

Bild(3322)
Rönnow – Doekhi©, Knoche, Leite – Juranović, Král, Gosens - Laïdouni, Volland – Behrens, Fofana

Bundesliga(3421)
Rönnow - Jaeckel, Knoche©, Leite - Juranović, Král, Laïdouni, Gosens -  Fofana, Volland - Behrens

主な欠場予定選手:
Aaronson, Khedira, Schäfer, Becker, Tousart