RB Leipzig №3 Christopher Lenz〔インタビュー〕(2023/9/6)

RB Leipzigでの最初の数日間について...。
最初の瞬間からとても歓迎された。みんなと初めてピッチに立ったのもすぐだったし、溶け込むのはより簡単になる。
選手たちはみんなとても親切で、直接話しかけてくれたり、様子を聞いてくれたりする。ここに何年もいるYussi (Poulsen) が色々なことを説明してくれた。Christoph BaumgartnerやDavid Raumともたくさん話をした。いつでもそうとは限らないし、ここは特別な場所だ。馴染むのがとても簡単だったという事実は自分をとても幸せにしてくれる。
(世代別のドイツ代表で共にプレーした) Leo ZingerleやTimo Werner、(Borussia MönchengladbachⅡ時代にチームメイトだった) Janis Blaswichとは移籍の前から知り合いだったから、より馴染みやすかった。

RBへの移籍の決断について...。
興味を持たれていることを聞いた時、すぐに絶対に実現させたいと思った。RB Leipzigはドイツで絶対的なトップクラブのひとつであり、近年は国際的にも名を馳せている。このことについて考え直す必要もない。Frankfurtの誰もが自分のことを恨んだりはしないと思う。

土壇場で移籍が決まった後の状況について...。
新しい家はまだ見つかっていないから、まだホテル暮らしをしている。もちろん、ずっと探しているけど、この短期間ですぐには見つからない。でも、そこまで大きな家は必要としていないから、すぐに見つかるはずだ。
恋人はこれまでと同様にベルリンに居続ける。これまではベルリンとフランクフルトに家があって、ライプツィヒにも拠点が増えることになると思う。

サッカー選手Christopher Lenzについて...。
自分はどちらかというと守備的な左SBだけど、いつでも攻撃に参加することもできる。自分はチームプレーヤーで、チームのために全力を尽くす。
攻撃的な選手がピッチで安心してチャレンジできるような気持ちを与えたい。もしボールを失い、状況が危うくなったら、自分たち守備陣がその状況を一掃する。自分の長所はデュエルと守備での働きにあるから、4バックの方が合っていると思う。ただ、ここ数年間は5バックもやっていたし、問題はない。

RB Leipzigのレベルについて...。
ここには多くの優れた選手やトップクラスのタレントがいる。どんな状況でも全神経を集中させて取り組まなければいけないということに既に最初の練習の時点で気付いた。自分はもう28歳だけど、このレベルでもっと上達し、学べることを願っている。契約を延長するためには全力を注ぎこみ、自分で勝ち取る必要がある。

フィットネスレベルについて...。
Frankfurtでの1年目は怪我が多かった。そこで栄養日記をつけて、怪我の悪循環から抜け出した。それ以来、全てが正常だ。今はフィットしている状態だし、体調も良い。最後に怪我をしたのはしばらく前のことだから、もう問題はない。

出場機会について...。
自分たちは3つの大会でプレーする。その全てで成功を収めたい。その中で自分も出場機会を得ていきたい。

Union Berlin戦での指笛について...。
少し予想はしていた。ただ、全体からではなく、割合でいうと半々くらいだった。自分のことを知っている人、自分ともっと密接な関係にあった人なら、ブーイングはしなかっただろう。ただ、もちろん、みんながそうしなければいけないと思うのなら、自分はそれに対して何も言うことはないし、自分にとっては全く問題はなかった。

タイトルの野望について...。
ライプツィヒはDFBカップで2度優勝しているし、それは望まないことはない。リーグ優勝は信じられないほど難しい。Dortmundはそれに挑み続けているし、今季のLeverkusenは優れたチームだ。チャンピオンズリーグも同じように難しい。でも、ある時に運よく流れに乗れるかもしれないし、その時に自分たちがどこまでやれるか見てみたい。

自分にとって最も美しいゴールについて...。
最も美しく、同時に最も重要だったゴールはEintracht Frankfurt時代の2022年のヨーロッパリーグ決勝でGlasgow Rangersと対戦した時のPK戦だ。チームが自分を必要とする時に自分はそこにいる。
年長の選手として、チームを引っ張りたかった。最初か最後のキッカーを務めたいと思っていた。最初に蹴って、上手く決めることができた。
あれは自分のキャリアにおける最初のタイトルで、自分にとってはこれまでで最も重要な試合の一つだった。

対戦して最も手強いと感じた相手について...。
たくさんいる。BayernのKingsley Comanはスピードと強烈なテクニックでいつも手強い相手だ。また、当時のDortmundで大活躍していたJadon Sanchoとの激しいデュエルも覚えている。

自身のロールモデルについて...。
Juventusで何年もトップレベルでプレーしていたPavel Nedvědが幼少期の自分のロールモデルだった。当時の自分はもう少し攻撃的な選手だったから、彼のプレーは素晴らしいと思っていたし、見ていて楽しかった。

自身の性格について...。
自分はオープンな性格で、自分から歩み寄って、すぐに繋がりを作ることが好きだ。

私生活について...。
外出することが多いけど、家の周りをウロウロすることは少ない。色々な世界を見て回ることが好きだし、時間に余裕があれば旅行にも行く。コーヒーが好きだ。街中での写真や質問にはいつでも応じる。自分はいつも誠実で率直だ。