RB Leipzig №10 Emil Forsberg〔インタビュー〕(2023/6/2)

インタビュアー:既に優勝を経験している時に決勝を迎えることで、よりリラックスできるのでしょうか?
Emil Forsberg:それを判断するのは難しいね。もちろん、ある種の緊張感を持って臨むことになる。でも、自分たちはすごく良い状態で、今、本当にうまくいっている。土曜日はきちんと目を覚まし、しっかり食事を摂り、自分たちのフォームをピッチに持ち込まなければいけない。

インタビュアー:今からキックオフまでの間、2022年の時と全く同じことをするのでしょうか?
Forsberg:詳しく覚えていることは全くないね。もう歳を取りすぎているから(笑) 大事なのは自分たちのままでいることだ。チームには素晴らしい雰囲気があり、試合を楽しみたいし、もちろん勝ちたい。

インタビュアー:そういえば、Frankfurtのファンの数が上回りそうですが...。
Forsberg:Frankfurtのファンが常にチームを応援している姿は大きな力になると思う。自分が自分たちのファンの応援が大好きなのと同じようにね。Dortmundとのポカールでの試合や、先日のBremen戦の土壇場でのゴールを覚えていますか?あれは狂気の沙汰だった!Olympiastadionの雰囲気は本当に壮大なものになるだろう。

インタビュアー:ピッチで大切なことは?
Forsberg:最初の1秒から鋭さを発揮したい。ポカールを獲ることが全てで、そのために全力を注ぐ。本当に素晴らしい試合になることは分かっている。ベルリンでの決勝戦はここ5年で4回目で、すっかりホームのように感じている。

インタビュアー:昨年はトロフィーをベッドに持ち帰りました。今回もですか?
Forsberg:全般的に、昨年のような夜をもう一度経験したいといつも思っている。ベルリンでの祝賀会、そして翌日のライプツィヒでの35,000人のファンとの祝福、あれはセンセーショナルなものだった。でも、まずは試合に勝ちたい。それしか頭にない。

インタビュアー:6月には2児のパパになります。奥様のShangaさんの出産が始まることによる交代を恐れていますか?
Forsberg:いや。自分がピッチにいる時、妻は試合が終わるまで誰も呼ばないよ(笑)真面目な話、彼女は今、娘と一緒にスウェーデンに戻っているんだ。そこで休んで、6月21日の予定日に小さな娘が無事に産まれてくれればいいと思っている。なにしろ、前日にはEURO予選のオーストリア戦に出場しているんだ。

インタビュアー:パパとしての喜びはどれくらいの大きさですか?
Forsberg:「子どもは子どもじゃない」と聞いたことがある。だから、家での3対1が楽しみなん。たぶんそれでも問題ないと思うけど(笑)

インタビュアー:ポカールに話を戻します。2022年の凱旋の後、チームのために指輪を作ってもらったそうです。あなたのはどこにあるんですか?
Forsberg:スウェーデンの自宅で、いくつかの賞やトロフィーがある棚に置いてある。良い思い出になるよ!特に、歳をとってから、ポカールの優勝や素晴らしい瞬間を思い出すことができるんだ。

インタビュアー:指にはもっと指輪をはめるスペースもありますが...。
Forsberg:その通り!Leipzigでの契約はまだ2年残っているし、自分たちは常に高い目標を持っている。去年は最初のタイトルを獲得し、今はタイトルへの異常な欲望を抱いている。

インタビュアー:Max Eberlがプロで一度も優勝したことがないことをご存知ですか?
Forsberg:今のところ、彼は優勝していない。でも、それなら彼のためにも、今、勝たなければいけない。

インタビュアー:決勝戦の後、RBは激動に直面する。Konrad LaimerとChristopher Nkunkuが夏に退団するのだ。
Forsberg:人が来ては去っていくのがサッカーの一部だ。KonniやChristoをはじめ、自分たちと一緒に信じられないほど成長した選手がたくさんいる。もちろん、この2人は留めておきたい。彼らは自分たちのためになり、違いを生み出してくれる。ただ、彼らにも目標や夢があり、もし今本当に去ってしまうのなら、それはそれで仕方がない。特に、このクラブは常にきちんと結果を出す選手を連れてくることに成功しているのだから。

インタビュアー:昨年の夏も、あなたの周りでは移籍の噂がありましたね。今年もですか?
Forsberg:RBは自分のクラブだ。身体的にもいい感じだし、毎朝ここに来てトレーニングするのも楽しい。プロとして必要なものはここで本当に全てが揃う。クラブが自分を追い出さないのであれば、自分はここに残るよ。