RB Leipzig №16 Lukas Klostermann〔インタビュー〕(2023/8/24)

インタビュアー:Lukas、6月のドイツ代表の最後の国際試合で負傷し、太ももの筋断裂のため、夏のプレシーズンの大半を個別練習をして過ごさなければいけなかった。DFLスーパーカップのBayern戦で短い時間だったが、戦列復帰を果たしました。いきなり最も重要な質問になりますが、体調はどうですか?
Lukas Klostermann:体調はとても良い。今季の開幕に間に合ったし、また試合に出ることができた。みんなと一緒にピッチに戻り、勝利に向けて取り組めることはとても良い気分だ。この数カ月を成功を収め、できるだけ多くの試合に勝ちたい。チームの力になりたい。

インタビュアー:昨季はあなたにとって非常に良い終わり方だった。ポカールでの優勝はもちろん、多くのプレータイムを得ました。特に、ポカール決勝では先発出場し、納得させる好パフォーマンスを披露した。その後、不幸にも負傷してしまった。あなた自身はこのような挫折にどのように対処していますか?
Klostermann:もちろん、最初はがっかりするし、簡単なことではない。しかし、ここ数年、自分は怪我に対処し、軌道から外れないようにすることを学んだ。リハビリには波があり、常に浮き沈みがある。選手としての期間が長ければ長いほど、それに対処する術を身につけ、ネガティブな考えを浮かべることなく、復帰に向けて努力し続けることができる。
とはいえ、全体的に負傷後の経過にはとても満足している。プレシーズン中は個人での取り組みが多かったけれど、みんなとの距離も近かったし、トレーニングキャンプでもリハビリを続けることができた。一人でピッチに立つより、少しは楽しいよ。

インタビュアー:今はありがたいことに復帰してくれましたね。夏に守備陣にはいくつかの変化がありました。今季に向けての個人的な目標は何ですか?
Klostermann:できるだけ多くの試合に出たい。とはいえ、クラブの目標とチームの成功が自分が常に最も優先しているものだ。自分たちは非常に質の高いチームだし、全体的に本当に良い選手が揃っている。全員がフィットしていれば、2つのトップチームを編成することができる。だから、競争は激しい。しかし、それこそが自分たちに必要なことであり、自分たちを前進させるものだ。試合数が多いし、全ての大会で先に進みたいから、スカッドの層は重要だ。
もちろん、自分がプレーし、チームを助けることができれば嬉しい。でも、怪我のせいで、まだみんなと一緒に練習した回数は少ないし、今は少し我慢が必要なことも分かっている。
ただ、昨季にMarco (Rose)の下で証明されたように、全員が自分の役割を果たすことができると確信している。トレーニングで全力を注いで、そこから何が生まれるか見てみる。

インタビュアー:SBでのプレー、3バックと4バックの両方での右CBとしてのプレーは常に頼りになります。一番居心地が良いのはどこですか?
Klostermann:基本的に、一つのポジションに固執することはない。それどころか、色々なポジションでプレーし、何度も違う仕事を任されることに興奮を覚える。ある種の柔軟性をもたらすのが楽しい。また、複数のポジションをこなせる選手が多く在籍しているから、対戦相手にとってはより難しくなる。

インタビュアー:あなたは2014年からRB Leipzigに在籍し、クラブがブンデスリーガ2部からCLに出場し、ポカールを2度制覇するのを全て目の当たりにしてきました。この9年間を振り返って、どんな思い出が浮かびますか?
Klostermann:素晴らしい瞬間はたくさんある。例えば、2016年にここライプツィヒで昇格を祝ったこと、ベルリンでの2度のポカール優勝、Red Bull ArenaでのMonacoと戦ったCLの初戦などだね。
それに、クラブの成長についてを特にYussi PolusenやEmil Forsberg、Pete Gulácsiのような在籍歴の長い選手たちとはよく話したりする。ちょうど今日、自分たちは2015年のDarmstadt戦について話した。あの時は本当に勝利が必要で、1-1に追いつくゴールを自分が決めた。
でも、本当のハイライトはロスタイムに当時のGKだったFabio ColtortiがCKからストライカーのように決めた勝ち越しゴールだった。その後、自分たちは彼を肩に担いでスタジアムを1周した。あれは忘れられない夜になったし、今でも良い気分になれる。

インタビュアー:あなたにとって、RB Leipzigはどんな存在ですか?
Klostermann:このクラブには3部リーグや2部リーグから今日に至るまで、ずっと一緒にやってきた選手や多くのスタッフがいる。それでも自分はクラブとここの人々が新しいことにとてもオープンだと感じている。新しい選手は自分の可能性を最大限に発揮するために、このクラブに溶け込み、快適に過ごすことができる。今季のチームにはとても良い組み合わせが揃っている。今季が楽しみで仕方がない。

インタビュアー:2016年の昇格パーティーではドラムを叩いてました。今もまだ音楽と親しんでいるのですか?また、自由な時間はどのように過ごしていますか?
Klostermann:正直なところ、音楽からは少し遠ざかっている。でも、しばらく前からまたドラムキットを買おうと思っている。でも、近所の人たちのこともあるから、恐らくは電子ドラムキットを買うと思う。それ以外では外で自転車に乗ったり、パドルテニスをしたりするのが好きだ。ライプツィヒとその周辺には様々な湖や緑豊かな場所があり、たくさん楽しむことができる。

インタビュアー:ライプツィヒでお気に入りの場所はありますか?
Klostermann:たくさんあるね。9年が経って、ライプツィヒは既に故郷のようになった。夏はClara Zetkin ParkやCossiにいるのが好きだけど、ライプツィヒ周辺を散策することもある。

インタビュアー:ここ数年、あなたはスプリントテストでの数値が非常に高い。夏にはスプリンターも加わりました。現在のチーム内ランキングはどうですか?今もまだ1番ですか?
Klostermann:そうだと思う。でも、現在誰が1番なのかは正確には言えない。Loïs Opendaという電光石火の速さの選手が加わった。そのほかにも、かなり良い数字を出せる選手が何人かいる。今から始めて、シーズン終了後のデータ収集で誰がトップになるか見てみよう。チーム内で最速であることよりも重要なことがあるのは間違いないけどね。

インタビュアー:例えば、ホームでのStuttgart戦の勝利ですね。VfBは開幕戦を5-0で勝利し、自信を持ってライプツィヒにやってきます。今度の対戦相手をどう評価しますか?
Klostermann:もちろん、あれは驚きだよ。新監督のSebastian Hoeneßの下、昨季の終わりには既に強力なチームになっていたし、Bochum戦ではゴールを決める力があることを示した。重要な選手を失ったが、良い新戦力も加わった。だからこそ、自分たちにとっては厳しい試合になる。
それでも、ファンの前で試合に勝ちたい。それが自分たちの野心だ。金曜日の夜、素晴らしい観衆の前でホーム開幕戦を迎えることを本当に楽しみにしている。自分たちは皆、それに向けて張り切っている。金曜日の夜、照明に照らされた満員のスタジアム.。これ以上のものはないだろう。